正義の実力者になりたくて! 〜ミドガル魔剣士学園の優等生〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・正義の実力者はオリアナ嬢も救いたい!

ある日、ミドガル学園で剣術大会が行われた。俺が今、観戦しているのはローズ・オリアナとシドとの決闘だ。ま、十中八九表のアイツはモブだから負けるのがオチだけど。

 

ヒロミ「まーたモブ活動してるよアイツ…」

 

ニュー「あれがシャドウ様ですよ。ところでなんで剣を持っているんですか?」

 

ヒロミ「アイツの次に俺がローズ嬢と戦うからだよ。それに…」

 

そろそろルスランがアーティファクトを使って学園を占領して攻める可能性があるからな…さて、あの子がどれぐらいロゴスに相応しいか…見極めてみるか。

 

審判「次!ヒロミ・サクラノ対ローズ・オリアナ!」

 

ヒロミ「(さて…芸術の国出身の王女様の腕前は如何程に…)」

 

そう言った俺は剣を構える。ローズも俺を見つめて剣を構えて、俺よりも早く先に先制した。だが俺は彼女の攻撃を一度防ぎ、跳ね返した。

 

ヒロミ「(なるほど…剣の腕は伊達じゃないみたいだな…)」

 

ローズ「(まさか…私を見極めてる!?)」

 

俺はさらに彼女を見極めるために、今度は自分から攻撃を仕掛けることにする。すると彼女は俺の攻撃をすぐさま避け切った。流石は生徒会長…学園トップは伊達じゃないな?

 

んで結局、制限時間が過ぎて引き分け…また次の剣術大会に持ち越しとなった。さっきからその生徒会長からチラチラ見られてる気がするんだけど気のせいかな?

 

ヒロミ「ま、いいか…」

 

実際、ミドガル学園は家の身分や実力によって格差があって、身分の高い者連中や実力がある生徒は学校から近いところに住むことがある。が、クラスに関してはごちゃ混ぜらしい。

 

今日は生徒会選挙の説明があるらしいのだが…ま、十中八九ルスランがアーティファクト使って魔力を使えない結界を作るだろうな…

 

ヒロミ「そろそろ来るかな?」

 

そう言った俺が言うとシドが魔力スライムで作ったハンドグリップが溶けていく…そりゃそうだ…俺以外みんな魔力を使えないんだから。

 

シド「あれ?(魔力に力が入らない。)」

 

シドが不審に思っていたその時、教室の扉の窓ガラスがパリンと割れ、そこから黒ずくめの男たちが乗り込んできた。生徒会長と俺、シド以外のクラスメイトがざわめく中、黒ずくめの1人が剣を抜いてこう言い放った。

 

偽シャドガ「全員動くな! 我らはシャドウガーデン、この学園を占拠するッ!」

 

シド「嘘だろ…」

 

偽シャドガ「そのまま席を立つな、全員手を上げろ!」

 

テロ行動にはやり過ぎだと思う気がするが…まぁいい…シドからローズを奪うチャンス……かもな。あ、あんまりやり過ぎるとアレクシアに怒られるから程々にしておこう。

 

ローズ「魔剣士学園を占拠する? 正気の沙汰とは思えません。」

 

偽シャドガ「武器を捨てろと言ったはずだぞ、小娘?」

 

ローズ「お断りします!」

 

偽シャドガ「ふん、見せしめにはちょうどいいか?」

 

ローズが剣を抜いて魔力を使おうとしたが、その力を何故か発揮できない状態だった。

 

偽シャドガ「ようやく気付いたようだな……だがもう遅い!」

 

偽シャドガは油断したローズに剣を振り向いて殺そうとした。しかしそれにシドが反応した動こうとしたが……俺の方が早かった。

 

キィン!

 

偽シャドガ「なっ!?」

 

ローズ「!?」

 

ヒロミ「せっかく剣術大会で実力を見せた麗しき生徒会長に手を出すなんて…テメェら余程の覚悟があるみたいだな?」

 

シド「(アイツまた僕のモブ行動を阻止しやがった!?)」

 

偽シャドガ「貴様!なぜ魔力が使える!」

 

ヒロミ「ローズ先輩、お怪我はありませんか?」

 

ローズ「い、いえ…」

 

ヒロミ「この結界は魔力を抹消する効果がある…俺のは他の連中とは違う魔法だから使える…皆を連れて逃げろ。」

 

ローズ「ですが!」

 

ヒロミ「安心しろ。これぐらいなんの造作もないさ。」

 

ローズ「分かりました…くれぐれもお気をつけて!」

 

ローズたち生徒が教室から退出。俺は辺りにいる偽シャドウガーデンを相手にしながらこう言い放った。

 

ヒロミ「後は頼むぞ…シド。(小声)」

 

シド「!?(アイツ…まさか俺の正体を…!)」

 

その言葉に気づいたシドはみんなを守るために別の場所へ移動するのであった。

 

ヒロミ「アレクシア、聞こえるか?」

 

アレクシア『えぇ、聞こえるわ。』

 

ヒロミ「どうやら体育館に例の連中が生徒を集めてるらしい。そこで…」

 

アレクシア『あれね…ナイツ・オブ・ラウンズの1人…レックスを倒せばいいのよね?』

 

ヒロミ「いや、お前は体育館に行って人質になっている皆を助けてほしい。」

 

アレクシア『え?』

 

ヒロミ「そこにはニューもいる。お前が変身して現れたら、ニューもすぐにヴィジョンスラッシャーで変身するだろう。」

 

アレクシア『分かったわ。』

 

ヒロミ「それと…突入にはニンジャレイズバックルを使え…あと、ニューにゾンビレイズバックルと俺が今お前の端末に送ったアタッシュケースをニューに渡してくれないか?」

 

アレクシア『ニューに?それまたなんで…』

 

ヒロミ「シェリーに続いてライダーに変身できる奴を見つけたんだよ。」

 

そう言った俺はシャドウがいる場所へと向かうのであった。一方…

 

ルスラン「ん?」

 

シェリー「……はぁ…イライラする。何かぶっ潰したい気分だよ。」

 

ルスラン「シェリー…」

 

シェリー「あの銀の鎧の剣士…お父様だったんですね?」

 

ルスラン「……」

 

シェリー「私はアナタを許せない…ここでぶっ潰してやるっ!」

 

ベイル『:(´◦ω◦`):プルプル』

 

今、ルスランに対するシェリーの復讐が、ミドガル学園で始まろうとしたのであった。




次回

・正義の実力者はシャドウガーデンと協力して11の遺伝子を見せつけたい!
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