ハイスクールD×D×SP   作:SPファン

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魔王訪問

「・・・まさか本当に泊まりに来るとは・・・はぁ・・・」

 

本当に宣言通り家の前までやってきたサーゼクスに俺は呆れていた

 

「先に言っておくがここから先はお前の常識なんて通用しないからな?

 絶対に何もしない事・・・それがお前の為にもなる・・・いいな?」

 

「分かったけど・・・魔王の僕にそこまで注意するほどなのかい?」

 

「アホ言え・・・魔王だろうとこの先は魔窟に等しいんだよ・・・!」

 

そう言って俺が扉を開けた瞬間に何かが飛び出してきた

それはゴセイジャーに出てくるデータスだった

 

「うぅ〜痛いです〜!」

 

「大丈夫かデータス?」

 

「あっ!宗英さん!おかえりさないです!

 実は拳聖の皆さんがまだ授業参観に出るメンバーを

 決める為に勝負してまして・・・」

 

「やっぱりまだやってたのか・・・いい加減にしてほしいんだが・・・」

 

俺はそう思いながら家の中に入ると

そこでは拳聖達が授業参観への参加枠を賭けて勝負を繰り広げていた

因みに残りの枠は後二つで既に人間に擬態するゴセイナイトと

華麗なる技でバット・リーさんが参加する事になっていた

 

「・・・なるほどね・・・魔王の僕に注意するほどの事態になっているわけだ」

 

「だろ・・・あの人達は一度でいいから自分達の起こす勝負で

 どれだけの被害が出るのか理解してほしいもんだ・・・」

 

もっと平和的な決着の方法はないのだろうかと俺は思うが

口出ししたらそれはそれで巻き込まれそうなので黙っておく事にした

 

「それにしても何で俺の家に泊まるなんて言ったんだ?

 会議の前なんだから魔王のお前は忙しいと思ってたんだが」

 

「だからこそ君の家に泊まりに来たのさ」

 

「逃げてきたのかよ・・・

 魔王なんだからそれくらいの仕事はちゃんとこなせよ・・・」

 

「あはは・・・それに大事な妹が暮らす家も見ておきたくてね」

 

そんな話し合いをしていると

いつの間にか着替えを終えたリアス達がリビングに現れた

 

「お兄様・・・もう来てしまったからにはもう文句を言うつもりはありませんが

 あまり余計な事はしないでくださいね・・・!」

 

「分かってるよリーアたん」

 

「誰がリーアたんですか!?」

 

二人の会話を聞いていて珍しく会長が弄られていると思っていると

再びリビングの扉が開かれそこへボロボロになった元ライザー眷属のみんなが入ってきた

 

「あらま・・・どうやらみんなも相当に扱かれてるみたいだね・・・」

 

「当然だぜ!こいつらは学校がないから更に重点的にやらせないとな!」

 

「だがその甲斐もあって全員が変身出来るようにはなったぞ!

 本官もとても嬉しい限りだ!」

 

どうやらシグナルマンの話ではみんなはようやく変身出来るようになったそうで

今はその力を十分に発揮する為の修行を行っているらしい

 

「先を越されちゃったってわけね・・・なんだか自信を無くしそうだわ・・・」

 

「それを言うのならば私もだ・・・せっかくこの剣に恥じない剣士になると誓ったのに」

 

そしてこの話を聞いて先を越されてしまったとリアスとゼノヴィアは落ち込んでいたが

何故かその中には小猫とアーシアは含まれていなかった

何故ならば二人は既に変身出来るようになっていたからだ

小猫は黒歌にコツを教えてもらい変身出来るようになり

アーシアも前にリアスを助けたいと強く願った事で変身出来るようになったらしい

つまり俺が力を渡した中でまだ変身出来ていないのはリアスとゼノヴィアの二人だけなのだ

 

「しょうがないだろ?前にも言ったが変身出来るかどうかはその人次第

 その条件も分からないんだからあまり力自体を頼りにしないでくれって」

 

「そういえば君はリアス達に力を渡したんだったね」

 

因みにサーゼクスもリアス達が俺の力の一部を受け取った事を知っていた

と言ってもそれは俺自身が教えたからなのだが

 

「二人の変身条件か・・・宗英くんには心当たりはないのかい?」

 

「あるにはあるけど・・・口にしたところで分かるもんじゃないぞ?

 実際に二人にはもうそれを聞かせているしな」

 

そう言って俺は改めて二人に教えた二人の持っている戦隊の力についてを教える

 

「リアスの持っているのはキラメンタル・・・つまりは気分が高揚したりワクワクしたり

 そう言った心のエネルギーで変身するアイテムなんだよ

 ゼノヴィアの方は逆に騎士道精神・・・つまりは強い覚悟が必要って事なんだけど・・・」

 

俺は二人の変身道具についてを詳しく教えながら二人の方を見るが

 

「前にも言ったようにこればっかりは人によって色々と異なるからな・・・

 一体二人の何で反応するか分からないし俺としてもこれ以上のアドバイスはない」

 

実際に俺も変身自体は出来るのだがキラメンタルを意識して使えた事はあまりないし

戦隊でもそれぞれに違うキラメンタルを持っていたので断言する事は出来ない

つまり二人が自力でその二つを見つける以外に選択肢がないのだ

 

「なるほどね・・・そりゃあ二人が苦労するわけだ・・・」

 

「だろ?おまけに俺は俺で別の修行があるから手を貸せないしな」

 

「君も強くなると言うのかい?僕からすれば十分に強いと思うけど」

 

「まだ俺は歴代の人みたいに強化フォームを使えないんでな・・・

 それがちゃんと使えるようにする為の修行ってわけだ・・・」

 

そう・・・俺はまだ歴代のスーパー戦隊みたいに強くはない・・・

あの人達の背中に追いつく為に修行するしかないのだ

 

「・・・ところで誰が行くのはもう決まったのか?」

 

 

 

 

 

因みに勝負の末、残りの二人はシャッキー・チェンとミシェル・ペングとなった

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