ハイスクールD×D×SP   作:SPファン

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男の娘かよぉぉぉおぉ!?

授業参観を終えた俺達は何故かリアスに呼ばれて

旧校舎のとある部屋の前にやってきていた

 

「それで?どうしてこの部屋には一体何があるんだ?」

 

「ここには私の最後の眷属・・・

 僧侶の子が引き篭もっているのよ」

 

「悪魔が引き篭もりってどんだけだよ・・・」

 

「まぁ色々と事情があってね・・・それじゃあ開けるわよ」

 

そう言ってリアスが扉を開けた瞬間だった

 

「ひぎゃぁぁぁぁぁあ!!!」

 

「・・・初っ端からこれかよ・・・」

 

俺は耳を塞いだおかげでなんとか耐えられたのだが

他のみんなは完全にやられており復活するまで時間が掛かった

 

「この子が例の僧侶なんですか!?

 めちゃくちゃ可愛いじゃないですか!」

 

「一誠・・・そいつは男だぞ・・・」

 

「・・・へっ?」

 

「えっえっと・・・僕、男です・・・」

 

「・・・なんで女子の制服を着てるんだよぉぉおぉおお!??」

 

「ひぃいぃい!?」

 

一誠が心から雄叫びを上げた瞬間にギャスパーは能力を発動させたのだが

 

「あ〜・・・やっぱり俺は効かないのね・・・知ってた」

 

「なっなんで止まってないんですかぁぁああぁ!?」

 

それから少しして能力が解除されると一誠は不思議そうな顔をし

同時にリアス達はやはりという顔で俺の事を見ていた

 

「やっぱり宗英にはギャスパーの能力は効かないのね」

 

「まぁそう言った効果を無効化する物も

 先代のスーパー戦隊の中にはあるしな

 と言っても俺が出来るのは時を巻き戻したりするだけだけどな」

 

「いや十分にチートだろそれ・・・

 てか部長はこいつをどうするつもりなんですか?」

 

「もちろん戦力に加えるのよ

 これからの戦いはもっと苛烈なものになるだろうし

 それに元々、この子は神器のコントロールが出来なくて

 引き篭もっていたのよ

 でも今はその能力の通用しない相手である宗英がいる

 だからこれを機にギャスパーにも克服して欲しいと思ってね」

 

「いや勝手に俺に押し付けようとしないでくれるか?

 どちらかというのなら俺としては面倒は嫌なんだからな?」

 

しかし俺の意見は聞いてもらえずにギャスパーの修行は始まった

 

「ほらほら!早く逃げないとこの剣の錆になってしまうぞ!?」

 

「ひゃぁぁぁあああぁ!!怖いよぉぉぉおぉ!!」

 

「・・・で?なんで一体あんな命懸けの鬼ごっこが完成するんだ?」

 

そして俺の目の前では今、何故かゼノヴィアが

リュウソウケンを持ってギャスパーを追いかけ回していた

なんでも本人が言うにはまず体力をつけさせる事が重要なのだそうだ

 

「確かに神器を発動する上でなら体力は必要だと思うが・・・

 別にそいつは発動自体は出来るから体力作りは意味がないぞ?」

 

「が〜ん!?」

 

俺に真実を言われてしまったゼノヴィアは膝から崩れ落ち

次に小猫がギャスパーの嫌いなニンニクで精神的な修行をつけていた

 

「らめぇえぇええ!!ニンニク嫌いぃぃいいぃ!!」

 

「・・・側から見てるとただの食わず嫌いな子供に

 無理やり食わせようとしている意地悪な姉みたいだな・・・」

 

「姉・・・!ギャーくん頑張って克服しましょう!」

 

「いやぁぁああぁ!?何故か小猫ちゃんがやる気になったぁぁあぁあ!?」

 

何やら俺の所為な気もするが小猫が突然、やる気になってしまい

更にギャスパーは追い込まれる事になってしまったのは申し訳ないと思いながら

俺はとある場所に向かって一気にリュウソウケンを振り下ろした

 

「どぉぉぉおぉ!?お前!いきなり切り掛かってくるんじゃねぇよ!」

 

「あんまりにも出てこようとしなかったんでついな」

 

「ったく・・・せっかくカッコつけて出てこようとしたのに台無しじゃねぇか」

 

「お前・・・自分がカッコいいとでも思っているのか?」

 

「やかましいな!?これで女堕落させるのはお手のものなんだぞ!?」

 

そんなコントのような事をしていると

一誠がアザゼルの存在に気がついたようでみんなが一斉に戦闘体勢に入る

 

「あ〜・・・大丈夫だお前ら〜このおっさんは何もしようとはしないから

 自分、悪いですよってオーラ出してカッコつけてるだけだから」

 

「お前!そんな高校デビューの不良少年みたいなフォローやめろ!

 ごほん!確かに俺はこんなところで戦うつもりはねぇ・・・

 というかここで戦いになったしても俺に勝てるのはこいつだけだ」

 

そう言ってアザゼルはゆっくりとギャスパーに近づいていく

 

「なるほどな・・・停止世界の邪眼か・・・

 神器をコントロール出来てないみたいだな・・・

 もしもコントロールさせたいのなら

 手っ取り早く赤龍帝の血を飲ませるのがいいんだが」

 

「いやです〜!血なんてあんな生臭いの飲みたくないです〜!

 おまけに一誠先輩の血はなんか不味そうです〜!」

 

「何気に失礼だなお前・・・ならそっちの黒竜を宿してる坊主!」

 

アザゼルはいつの間にか一誠と一緒にいた匙を指さすと本人は驚いていた

 

「お前の神器ならこいつの余分な力を吸収できるはずだ

 そいつを使って訓練すりゃあ暴走する心配はないだろうよ」

 

「俺の神器にそんな使い方があったのか・・・」

 

「知らなかったのか?ったくこれだから今の神器使いは・・・

 そんなんじゃ宝の持ち腐れだぜ?ちゃんと能力は把握しておけ」

 

「と言っているのは自分で神器を作ろうとして

 大失敗した事のあるアザゼルくんでした」

 

「余計な事は言わなくていいんだよ!!」

 

ツッコミを終えたアザゼルは俺に対して真剣な顔になるとゆっくり口を開いた

 

「んで?お前はここから先はどうするんだ?

 もう傍観者って訳にはいかないんだろ?」

 

「いやもうだいぶ前から傍観者じゃなくなってるけどね・・・

 でもまぁ・・・俺のやるべき事なんて決まってるさ」

 

「・・・そうか・・・それはこの後の会議で聞く事にしよう・・・」

 

アザゼルは俺の答えに対して満足そうにしながらその場を去るのだった

 

 

 

 

 

「因みにまだ報酬支払われてないから早く払えよ?」

 

「せめて最後はクールに去らせろ!!」

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