ハイスクールD×D×SP   作:SPファン

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堕天使総督再び

あれからギャスパーとの会話を終わらせた俺は

みんなと一緒に家へ帰ってきたのだが

 

「・・・なんでお前がここにいるんだ?アザゼル・・・」

 

「よぉ!実はお前さんに別で用事があったからな

 それにグレモリーの嬢ちゃんや聖女と一緒なら丁度いいな

 お前ら!とっとと入ってこい!」

 

アザゼルの声で入ってきたのは他でもないレイナーレ達だった

 

「・・・まさかと思うけど俺に面倒を見れなんて言わないよな?」

 

「そのまさかだ・・・あれから色々と協議した結果

 いくら人質を取られていたとはいえ一般人を巻き込んだのは事実だし

 俺らとしても流石に無罪というわけにかいかないからな・・・

 それでグレゴリから追放という形にしてお前に預ける事にしたのさ」

 

「それを預ける本人がいないところで決めるんじゃねぇよ・・・切るぞ」

 

「ちょっ!?待てって!

 ちゃんとお前の師匠を許可してるんだからいいだろ!?」

 

「それはそれこれはこれだ・・・!」

 

「お待ちください宗英様!」

 

俺がアザゼルへと向かって行こうとするとレイナーレが立ち塞がり

そしてまるで懇願するかのように跪いて自分たちの気持ちを告げる

 

「確かに形としては追放という事になっていますが

 アザゼル様は悪くありません

 私達が宗英様に助けて頂いた恩を返したいとお願いしたのです

 ですからどうかアザゼル様を怒らないで頂きたい」

 

「いや俺が怒ってるのは君達の事についてじゃなくて

 俺に何の相談もしなかったこいつの短慮を怒っているだけだから」

 

「どんだけ俺の事を怒りたいんだよ!?いいだろ?

 こんなにいい女が三人もハーレムに加わるんだぜ?

 それのどこに不満があるのか教えて欲しいもんだ」

 

「三人が魅力的なのは認めるがそれはお前の功績ではないし

 お前はむしろ俺に迷惑しか掛けていないから評価はマイナス

 つまりは俺に対して殺されそうになるのは当然というわけだ

 なので・・・大人しく成敗されろぉぉぉおお!!」

 

こうしてアザゼルとしばらく命懸けの鬼ごっこをした後

いつの間にかいなくなったあいつを放っておいて俺達は会議を開く事になった

 

「まぁ私としては別に貴方達を迎えるのはいいけど・・・

 何だかアザゼルに上手く言い包められている気しかしないわね」

 

「よっよろしくお願いしますね!レイナーレ様!」

 

「様はいらないわ・・・アーシア・・・人質が居たとはいえ

 貴方に酷い事をしてしまった事・・・本当にごめんなさい」

 

「ウチらからも謝るっす!本当に申し訳ないっす!」

 

「すまなかった」

 

「きっ気にしないでください!こっこれからは家族なんですから!」

 

「アーシア・・・本当にありがとう・・・!」

 

「・・・なんだろう・・・馴染むの早くないかな?」

 

なんか思った以上に斜め上な方向に進んでしまい

俺としてはどういう事なのか理解不能な展開だった

 

「まぁそれだけお主が慕われているという証拠でもあるのじゃから

 良いではないか・・・それよりも気がついておるか?」

 

「ええ・・・どうやら随分と怪しい気配がこの町に集まってきていますね

 おそらくは例の組織で間違いないと思いますが・・・問題は・・・」

 

「うむ・・・その中には儂らも知っている気配も混じっておる・・・

 果たしてそれがどう転ぶか・・・慎重に行動せねばならぬ様じゃな」

 

シャーフーの言う通りこの町には既に禍の団が入り込んでいるのは間違いない

しかし俺達が最も気にしていたのはそこではなくその気配の中に

俺達がよく知っている悪の幹部達の気配も混じっていると言う事だった

 

(奴らも禍の団に入ったと言う事か?まぁあり得そうな奴らは何人も居るが

 おそらく心の底から信用して入団したわけではないだろうな・・・

 だとしたら目的はなんだ?もしかして・・・俺を倒す事なのか?)

 

色々と考えを巡らせるが特にこれという決定打は思いつかず

俺は事件が起こってから行動を開始しようと考えていた時だった

 

「そういえば宗英?この三人には貴方の力を与えないの?」

 

「あっそういえばそうだった」

 

「そっそんな!宗英様のお力を受け取るなど私達には過ぎた物です!

 どうか私達の事は気にしないでください!」

 

「別にそんな気にしなくても・・・それにこの力は渡したとしても

 使えるかどうかは君達次第だ・・・これがどう言う意味か分かるかい?」

 

俺がそう尋ねるとレイナーレ達の顔がとても真剣な顔へと変わっていた

それはこの力を渡すという事が俺がどれだけ三人を信頼しているのか理解しているからだ

 

「・・・とても身に余る光栄・・・必ずや宗英様のご期待に添えるように精進いたします」

 

俺はレイナーレの言葉を聞いてこれならば大丈夫だろうと思い

力を渡すと三人の腕にはモーフィンブレスが装着された

 

「さて・・・!それじゃあ急いでお主達を鍛え上げるとするかのう・・・!

 ゴセイナイトよ!お主にも手伝ってもらうぞ」

 

「無論だ・・・しかしここから間に合わせるとなると大分、厳しくなるぞ?」

 

「彼女らが望んだ事なのじゃから大丈夫なはずじゃて

 もしもの時はまぁ・・・骨を拾ってやるだけじゃ」

 

(((あれ?もしかして私達、殺されそうになってる?)))

 

こうしてレイナーレ達も仲間に加わりシャーフー達の元

まずは変身する為の命を賭けた修行が始まるのだった

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