ハイスクールD×D×SP 作:SPファン
それから数日していよいよ三勢力の代表が集まった会議が開かれる事になった
もちろん俺達もそれに参加する事になっており
今からその会議室へと向かうのだが
「ギャスパーと小猫は留守番なのか
・・・俺も留守番じゃ駄目かね?」
「駄目に決まってるでしょ・・・
それに各代表が本当に気にしているのは貴方なのよ?」
「ですよね〜・・・知ってたけど嫌だな〜・・・」
こんな面倒毎になると知っていたら
原作に関わろうとは思わなかっただろう
(いや・・・どっちにしても目を付けられてた事には変わりないか・・・)
「みっみなさん!気をつけてくださいね!」
「・・・そんな紙袋をかぶっている奴に言われてもな・・・」
俺達を見送るのは何故か紙袋をかぶっているギャスパーだった
どうして彼がこんな事になっているのかと言うと
一誠が人の視線が気になるのならばこうすればいいと暗に教えたようで
しかもそれが思った以上に良かった事から採用されてしまったらしい
「そんなに人の視線が嫌ならフルフェイスのヘルメットでも良かったんじゃ」
「「あっ」」
「・・・前から思ってたけど・・・
なんでお前らは当たり前の発想に辿り着かないんだよ・・・」
「先輩・・・気をつけてくださいね・・・」
「ああ・・・(おそらく襲撃があるはずだからその時は遠慮なく力を使え)」
「(分かりました)」
俺は会議をしている中でここが襲われる事は既に知っていたので
小猫には予めそれを教えておいて力を使う許可を出していた
本当ならば黒歌も来てくれれば良かったのだが
彼女はまだはぐれ悪魔認定を解かれていないので外には出せないのだ
「それじゃあ行くとしますか〜・・・
これで面倒な事になったら腹いせにアザゼル殴ろう」
「おまっ!?堕天使の総督を腹いせで殴ろうとするなよ!?」
一誠が何か言っているが俺は全く気にせずに会議室まで向かうと
そこには既に他の代表達が揃っており更に俺が座りそうな椅子が用意されていた
(そこに座れって事かよ・・・よし!アザゼル殴ろう!)
「椅子を用意したのは俺じゃないから八つ当たりするんじゃねぇぞ?」
「ちっ」
「やろうとしてたのかよ!?」
仕方なく俺は怒りを抑えて用意された椅子に座ると会議が始まった
正直な話をするのならば原作と変わらなかったので特に聞く気はなかった
問題があるとしたらここでアーシアの追放に関してを一誠が問い詰めるはずなのだが
おそらくそれは俺が原作を崩してしまった所為で発生しないと思っていると
「そういえばアーシアさんにゼノヴィアさん・・・システムを守る為とはいえ
貴方達の存在を蔑ろにしてしまった事をここに深く謝罪させてください・・・」
するとミカエルがおもむろに立ち上がると二人に深々と頭を下げた
「きっ気にしないでください!
確かに辛い事はありましたけど今はとても幸せですから・・・!」
「私もです・・・今は果たしたい約束と目標が出来ました!
きっと私達はこの為に教会を抜けたのだと今はそう思っていますから」
「・・・お二人の慈悲に感謝を・・・!お礼という訳ではありませんが
これから神に祈っても平気なようにシステムを弄りました」
ミカエルの言葉を聞いて二人はこれまでにないほど喜んでおり
これには流石の嬉しそうな顔をしていると
俺の隣にいたヴァーリが何やらニヤニヤしていた
「随分と嬉しそうね?伝説の戦士さん?」
「まぁな・・・家族があれだけ嬉しそうな顔をしていれば当然だろ?」
「家族・・・ね・・・」
「・・・まぁ俺はお前がこれから何をするつもりだったとしても邪魔はしない
が・・・俺の家族に手を出すのなら容赦はしないからそのつもりでいろよ?」
「・・・全てお見通しってわけね・・・分かったわ
貴方の家族には決して手を出さないと約束してあげる
でも・・貴方には手を出してもいいのよね?」
「それに関しては好きにしてくれ・・・どうせ負けないし」
「そう・・・それは楽しみね」
そんな事を話し合っているとやはり計画が発動したのか時が止まってしまった
そしてみんなもそれに気が付いたようでこれが襲撃だと瞬時に理解する
「来たか〜・・・禍の団・・・」
「あん?やっぱりお前も知っていたのか?」
「当然だろ?さてと・・・それじゃあ俺は部室に向かうかね」
そう言って俺は立ち上がり部室にいる二人を助けに向かおうとすると
隣にいたサーゼクスに止められてしまう
「いや・・・宗英君は表の敵を任せたい」
「ああ!ギャスパーの事は俺に任せろ!」
「キャスリングを使って部室に移動するわ!」
「・・・でもそうなると俺はあの痴女と一緒になるって事でしょ?」
さっきは戦うとは言ったけどこんなに早く戦うとは思ってなかった俺としては
どうしても救出組に回りたかったのだがどうやら許してもらえないようだ
「はぁ〜・・・しょうがないから外で戦うとするか〜・・・テンソウダー!」
『ガッチャ』
「チェンジカード!天装!」
『チェンジ!ゴセイジャー!』
「嵐のスカイックパワー!ゴセイレッド!」
俺はテンソウダーを使ってゴセイレッドへと変身しグラウンドに降り立つ
そしてそのままゴセイブラスターで敵の魔術師を攻撃していく
一方その頃、部室には魔術師達が現れて小猫を拘束し
ギャスパーの神器を暴走させていたのだが
「・・・もうそろそろいいですかね・・・」
「あん?一体何を言って」
「滾れ・・・獣の力!ビースト・オン!」
「なっ!?」
「無垢なる想いで強さを求める!ピュアホープ!ゲキホワイト!」
「なっ!?変身しただと!?」
ゲキチェンジャーを使って変身した小猫は
動きやすそうな丈の短い白のチャイナ服を纏っていた
そしてその体から溢れんばかりの激気を放っていた
「・・・これが先輩に託された力です・・・!
ゲキ技・・・!打打弾!」
「「「「ギャァァァアア!!??」」」」
無数に放たれた正拳突きは敵の魔術師を捉え
そのまま凄まじい勢いで部屋の奥へと殴り飛ばした
「・・・とりあえずは片付きましたね・・・後は」
「へっ?」
「早く暴走を止めてくださいヘッポコヴァンパイア」
「小猫ちゃんがいじめるよぉぉぉおぉ!!」
こうしてリアス達が来るまで小猫にずっとイジられ続けるギャスパーだった