ハイスクールD×D×SP   作:SPファン

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自分の居場所

みんなとの組み手を終えて更に時が過ぎた頃

リアス達とソーナ達のレーティングゲームが行われる事になった

何でもソーナ会長の夢がレーティングゲームの学校を作る事のようで

それが実現可能なものなのかどうかを知る為に戦う事になったそうだ

 

「・・・で?なんで俺までこの戦いを見せられる羽目になるんですかね?」

 

「いいじゃねぇかよ?お前は古代の英雄達の力を受け継いだ男だぜ?

 そんな男がVIP席に呼ばれないわけがねぇだろ?」

 

「はぁ〜・・・それで?そちらのご老人と素敵な美人さんは?」

 

「びっ美人!?///」

 

「フォフォフォ!ワシの名はオーディン・・・お主の噂は聞いておるぞ?」

 

「北欧の最高神様にまで知られてるのかよ・・・

 なんかその内、神からも喧嘩を売られる事になりそうだ・・・」

 

「いや・・・流石のワシらもお主に比べたら弱いものじゃて・・・・

 戦いを売ろうものならば滅びるのは・・・間違いなくワシらじゃろうな」

 

オーディンは戦いを挑めば負けるのは間違いなく自分達だと告げる

それほどまでの力量が俺にあると相手は思っているようで

実際に俺は如何なる神が相手だろうとも負ける事はないだろう

 

(あっでも大神龍はダメです。あれは間違いなく死にます)

 

なんて事を話しているとどうやらゲームが始まったようだ

 

「それで?お前さんはどっちが勝つと思う?」

 

「勝負の勝敗は基本的に最後まで分からないものだけど・・・

 有利なのは間違いなく・・・ソーナ会長の方かな?」

 

「ほう?そこはリアス達が絶対に勝つって言わないんだな?」

 

「さっきも言っただろ?勝敗は最後まで分からないって・・・

 そう言った意味ではソーナ会長はよく分かっていると考えていいだろう

 アザゼル・・・どうせお前の事だからみんなに個人の修行を付けさせただけなんじゃないのか?」

 

「ギクッ!」

 

「だとしたら・・・間違いなく不利なのはこっちだろうな・・・

 情報は時として力よりも上の武器となり得る・・・

 ソーナ会長はそれを駆使して戦う派だから・・・苦戦を強いられるのは間違いないだろうね」

 

そして戦いの流れは俺の予想通りまずは厄介なギャスパーが罠によって潰されてしまい

他のみんなも分断されてしまい個別で戦う事になってしまった

しかも一誠などは匙との一騎打ちを受けて立ってしまい勝負には勝ったのだが

実際はどちらもリタイアとなってしまい痛手を受けたのはリアスの方だった

最後は何とかソーナ会長を追い詰めてはいたがそれでも一誠のリタイアが響いたのか

物量で押し込まれてしまい結局、リアスが投了する形で決着はついた

 

「・・・それにしても前から思ってけどこのレーティングゲームだっけ?

 随分とおざなりだよね〜・・・誰がルール決めてるの?」

 

「俺に聞くんじゃねぇよ・・・そう言うのはサーゼクスに聞け

 それよりも・・・お前はあいつらを慰めなくていいのか?」

 

「今行くのは逆効果になるでしょ?それに今回の事でよく分かったはずだ

 たとえどんな戦いであろうとも負けたらそれで終わりなんだって・・・

 それが分かっただけでも彼らに取っては実りのある戦いになったんじゃないの?

 ・・・てか何気に自分の役割を俺に押し付けようとしないでくれる?」

 

「やっぱりバレてたか・・・しょうがねぇ仕事をしに向かうか・・・」

 

ぶつぶつと文句を言いながらもアザゼルはみんなの元に向かい

俺は帰ろうかと思っているとオーディンに呼び止められてしまった

 

「近々お主達をワシらの土地に案内させてもらおうと思っておる

 それだけを言おうと思っておってのう・・・後は・・・こやつが話があるそうじゃ」

 

そう言ってオーディンの後ろから出てきたのはバラキエルだった

彼がどうして姿を現したのか俺はその理由に何となく心当たりがあった

 

「あの〜・・・先に言っておきますけど親子の問題には関わりませんからね?」

 

「安心してくれ・・・今回はそう言う事を話したいんじゃない・・・

 むしろ聞きたい事があってね・・・時に宗英殿・・・娘が貴方と婚約したのは本当かね?」

 

俺はそれを聞いて思い切り吹き出すと同時にどうしてそんな話になったのだと慌てる

どうやら朱璃さんから話を聞いたそうで俺は頭を押さえながら訂正した

 

「婚約はしてませんって・・・朱乃先輩に告白されただけですよ」

 

「そうだったのか・・・では俺からも朱乃の事をお願いしてもよろしいですかな?」

 

「おぉ!モテモテじゃのう!それならこのロスヴァイセもどうかな?」

 

「ちょっ!?何を言ってるんですかオーディン様!!??」

 

「・・・二人共・・・そこは本人の意見をちゃんと聞いてあげましょうよ・・・」

 

こうして慌ただしい中で冥界への一時的な帰省も終わり

再び学校に戻ろうとしているとそこへ一人の悪魔がやってきた

 

「久しぶりだねアーシア・・・!」

 

「えっと・・・どちら様でしょうか?」

 

「僕の名前はディオドラ・アスタロト・・・かつて君に助けられた悪魔さ」

 

「そうだったのですか!?元気になってよかったです!」

 

「えっ?ああうん・・・それでなんだけど・・・」

 

「私はこれから宗英さんと一緒に帰るので

 また今度お会いしたらゆっくりとお話しましょうね!」

 

「えっと・・・ちょっと・・・!」

 

アーシアに笑顔でやり過ごされる彼の姿を見て

一誠は少しだけ同情する気持ちが芽生えたとか・・・

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