ハイスクールD×D×SP 作:SPファン
冥界での事件を終えて一段落していたのだがまだ全ての行事が終わったわけではなかった
「やってきました!体育祭!」
「・・・もうどうでもいいや・・・」
「なんかもうやる前からやる気を失くしてる!?
しっかりしろ宗英!体育祭はこれからだぞ!!」
「お前・・・あれを見ても同じような事が言えるか?」
「あれ?」
一誠は俺が指を差した方向をみるとそこにはある意味でも地獄が待っていた
「アーシアちゃ〜ん!頑張ってねぇ〜!!」
「ゼノヴィアちゃんを応援してるぞ〜!」
「みんなみんな頑張るんだよ〜!シャッキーも応援してるよ〜!」
来賓席には宗英が諦めてシャフー達を含めた全員を連れてきており
他の親御さんが引いてしまうほど賑やかになっていた
確かにあれを見たら誰だって体育祭の本番前にやる気を失くしてしまうだろう
(・・・でも・・・それは宗英だけじゃないみたいだな・・・)
「リーアたん!頑張れ〜!応援してるよ〜!」
「お兄様!?冥界での後始末でお忙しいはずでは!?」
「ソーナちゃんも頑張れ〜!勝ったら私が撫で撫でしてあげるからね〜!」
「お姉様!?どうしてここに!?それと撫で撫ではやめてください!」
何故か冥界の後始末で忙しいはずの魔王まで体育祭に来ており
しかも来賓席にはヴァーリとオーフィスの姿まであった
一見すると平和な雰囲気なのにどこか爆発物が置かれているような感じがして
流石の一誠もこの状況で楽しむなど絶対に無理だろうと思っていると
「一誠・・・考える事を止めるんだ・・・そうすれば楽になれる」
「宗英・・・それは解決法じゃなくて諦めてるだけなんじゃ・・・」
「人生なんて・・・諦めるのが肝心なんだよ・・・」
こうして何やら奇妙な体育祭が始まったのだが
その内容はあまりにも悲惨なものであった
「死ねぇ一誠!美女や美少女達に囲まれてウハウハな生活をしている恨みだ!」
「それ俺だけじゃねぇだろ!?木場や宗英だっているじゃねぇか!!」
「木場をやった日には俺らが女子に殺されるし
宗英に関しては直接、あいつに殺されかねないんだよ!」
「それってただの八つ当たりじゃねぇか!?」
一誠は種目に参加すれば直ぐにでも男子生徒に襲われて
集中的な攻撃を受けているが何故かみんなはあまり気にしていなかった
そして向こうの来賓参加型の種目に関しては・・・
「ほっほっほっ!流石に若い者には負けられぬからのう!」
「なんの!魔王としての実力を見せてあげますよ!」
「私だって負けないよ〜!魔王少女の力はこんなモンじゃないからね〜!」
「「「普通にやれぇぇぇぇぇええ!!」」」
シャーフーやサーゼクス達が超人的な動きをして他を翻弄しており
後でそれを宗英達が叱るというどちらが保護者なんだという事件が起こっていた
「はぁ・・・はぁ・・・なんか体育祭以外で疲れてる気がするんだけど・・・」
「大変じゃの〜・・・」
「誰のせいだと思ってるんだよ!?ほとんどがあんたらのせいだからな!?」
「はいオーフィス。あ〜ん」
「あ〜ん・・・美味・・・」
「お前らも和んでるんじゃねぇよ!?てかオーフィス!お前は無限の龍神だろ!?
なんでここに来てるんだよ!?そしてなんでプリンを美味しそうに食べてるんだよ!?」
「我・・・これ気に入った・・・!」
「よかったね!?でも目を輝かせてる場合じゃねぇよ!?
もうツッコミが追いつかなくなってきたぁぁぁぁぁああ!!
こう言う時のアザゼルだろうがぁぁぁぁああ!!あいつは何処に行ったぁぁぁああ!!??」
「危ねぇ危ねぇ・・・俺まであんな珍獣の巣に巻き込まれたくないからな・・・」