ハイスクールD×D×SP 作:SPファン
翌朝になると一誠が悪魔に転生していたのが気の流れですぐに分かった
そして一誠は自分の彼女についてを必死で聞いて回るが誰も覚えてはいなかった
「宗英!お前は覚えてるよな!?俺の彼女の事!!」
「それは二次元のか?それとも騙されたんじゃないのか?」
「だから幻覚でもないし詐欺られたわけでも無いっつうの!・・・・お前も覚えて無いのか・・・」
一誠には悪いがやはり巻き込まれたくないと思う俺は嘘をつく事にした
本当は一誠の彼女についても覚えているし何だったら一誠が連れていかれそうになった時に助けたのも俺だ
(それにしても・・・まさかインサーンが現れるとは思っていなかったな・・・
やっぱり原作とは違うってわけか・・・どうしたもんか・・・)
俺はこの先をどうやって過ごそうかと思いながら一日を終えて家へと帰り
みんなと一緒にこれからの事についての会議をする事にした
「なるほど・・・またこの世界にいるはずのない敵が現れたか」
「ええ・・・しかもそれだけじゃなくて堕天使に命令までしていました」
「それってつまり堕天使がそいつらの味方になったって事か?」
エレファンさんが堕天使はインサーンの味方になったのではないかと告げるが
あの時の状況を見ていた俺からしてみればどうしてもそんな風には思えなかった
「それはないと思います・・・何というか堕天使はやりたくもない事をやらされている感じで
逆にインサーンの方は堕天使・・・レイナーレの弱みに漬け込んでいるという感じでした」
「なるほど・・・だとしたらそのインサーンという女は人質をとっている可能性があるな」
「だとしたら奴の目的はやはり神器を持つ人間を集める事なのでしょうか?」
「その可能性が高いだろう・・・君の友人でもある兵藤一誠も襲われた件もあるからな」
バット・リーさんのいう通りインサーンはおそらく神器を持つ人間を集めて何かを企んでいるのだろう
それを考えればやはり次に巻き込まれる可能性があるのは間違いなくアーシアのはずだ
「うむ・・・出来る事ならばそのアーシアという少女をこちらで保護した方がいいのじゃろうが・・・」
「はい・・・それだと確実に原作を壊してしまいますし何よりもこんな話を信じてもらえないでしょうね」
ただでさえ嘘のような話なのにまともな神経の人間が信じてくれるわけもない
(いやまぁ・・・アーシアなら信じてしまいそうな感じもするけどね?)
「だとするとやはりあの男に連絡してこの事態をどうにかしてもらう方がいいのではないか?」
「・・・出来る事ならっていうか絶対に俺としては連絡したくないんですが・・・」
シャーフーの思い浮かべている人物に対して俺は絶対に連絡したくないと思っていたのだが
こんな事態になってしまった以上は確かに連絡しなければならないのは間違いないだろう
「はぁ〜・・・分かりましたよ・・・連絡取ればいいんでしょ・・・」
「そういうと思って既にコールしてるよ!」
「早いよマスター・チェン!!」
いつの間にかシャッキーさんが電話を持っておりしかも既にコールをしている状態だった
俺は仕方なくその電話を取って相手が出るのを待っているとコール音が消えてその相手が電話に出た
『どうした?お前さんから連絡してくるなんて珍しいじゃねぇか』
「ちょっと面倒な事になっていてな・・・お前の部下が脅されて利用されているぞ・・・
俺はこれまでの自重を全て説明するとアザゼルは何とも困ったような声を出していた
『弱ったな・・・俺も今は手が離せない案件がいっぱいでそっちに行ってる余裕がねぇんだよ
どうせだったらお前さんに任せたいんだが・・・報酬払うからやってくれねぇか?』
「・・・それは全ての責任は俺が持ってもいいって事でいいんだよな?」
『ああかまわねぇよ。これはお前さんに任せた仕事だからな』
「・・・分かった・・・その仕事は俺が引き受けよう・・・!」
そして俺は電話を聞いてシャーフー達にこれからどうするのかを告げる
「とにかく今はインサーンを探したいと思います・・・!アーシアの保護に関してはギリギリまで待つ事にしましょう」
「お前さんがそれでいいと言うのならば儂等には文句はないが・・・お前さん一つ忘れておらんか?」
「えっ?一体何をですか?」
「先ほどからその兵藤一誠の気が弱まっておる・・・というかこれは確実に死にかけておるぞ?」
・・・うん・・・完全にあいつの事忘れてた・・・・