ハイスクールD×D×SP 作:SPファン
マスター達との会議を終えて部屋を出ると黒歌が走ってきて俺に抱きついてきた
「ちょっ!?何度も言ってるけど胸が当たるから急に抱きついてくるな!」
「むしろ当ててるのにゃん♡それよりももっと構ってほしいのにゃん!」
俺は仕方なく黒歌の頭を撫でながらリビングに向かいこれからの事を考える
(正直、ここまで話がズレて来ているのならばリアス先輩達にも会った方がいいかもしれないな
下手をすれば戦う事にもなりかねないし・・・でもな〜・・・)
そう思いながら俺が見たのは俺に頭を撫でられて嬉しそうにしている黒歌だった
(黒歌としては妹がいるオカルト研究会に対して危険が及ぶような事はしてほしくないだろうし
何よりも・・・これから再会するかもしれないなんて考えたくないだろうな・・・)
おそらくは妹の白音に会いたい気持ちはあるのだろうがはぐれ悪魔の身としては
どんな顔をして会えばいいのか分からないし迷惑も掛かるはずなので会いたくはないだろう
そんな風に考えていると急に黒歌の俺を抱きしめる力が強くなり俺の事を見ていた
「・・・宗英・・・一体何を考えているのにゃ?私じゃ力になれないのかにゃ?」
「いや・・・力になれないとかじゃなくてこれは俺の覚悟の問題かな・・・」
「覚悟の問題?」
そう・・・俺は未だに原作が壊れたこの物語の中でその原作を守ろうとしているのだ
もはやそれには意味なんてない事も分かっているはずなのにも関わらずだ
(我ながら馬鹿だよな・・・あの時に俺は全てを受け入れる覚悟を決めたはずなのに)
「・・・黒歌・・・俺は今度こそ覚悟を決める・・・!必ずお前達を幸せにする!」
「にゃっ!!!??/////」
何か壮大な誤解をさせてしまった気もするが俺は今度こそ覚悟を決めてみんなも守る事にした
たとえそれが原作を外れた行動になり今後の展開がどんな風に崩れてしまったとしてもだ!
「その為にはまずはやっぱりリアス先輩達に事情を話して合流しないといけないよな?
でもこんな話を信じてもらえるとは思えないしそもそもどうやって説明する?」
俺はリアス先輩達にどうやってこの状況についてを説明しようか悩んでいると電話が入ってきた
「はいもしもし?」
『やぁ!久しぶりだね』
「サーゼクスさんですか・・・もしかしていつのものはぐれ悪魔の討伐ですか?」
実は数年前から俺はこの世界に発生したスーパー戦隊の敵を倒しながらはぐれ悪魔の討伐も受け持っていた
その理由は自分だけでは敵が現れる場所や周期など調べられる事に限度があるからだ
だから討伐屋として討伐する事を目的として色んな場所から依頼を受けられるようにしたのだ
もちろん依頼を受けるときは変身して素顔を隠しているし実際に依頼を受けてくるのは師匠やゴセイナイト達だ
『その通りだよ・・・実は妹にも依頼が出ているんだけど何やら不穏な感じがしてね
それで君に妹のリアスがちゃんと依頼をこなせるのかを見ていてほしいんだ』
「・・・あなたが不穏というほどなのですからおそらくその通りになるのでしょうね・・・
いいでしょう・・・その依頼をお受けします・・・報酬はいつもの場所に振り込んでおいてください」
『よろしく頼むよ。それじゃあ』
サーゼクスさんとの会話を終えて俺はある意味で好都合だったと内心、喜んでいた
「これでリアス先輩達と会えるし力についても教える事が出来るな!よし!それじゃあ行ってきます!」
そう言って俺は黒歌をおいて急いではぐれ悪魔のいる場所へと向かった
「幸せにしてくれる・・・///宗英が幸せにしてくれる・・・///」
「全く話を聞いておらんかったみたいじゃな?」
俺ははぐれ悪魔のいる場所についてみるとそこでは既に戦闘が行われていた
木場が凄まじい速度でバイサーを切り裂いていき小猫ちゃんが持ち前の力で殴り飛ばし
姫島先輩が雷撃で徹底的に痛めつけるというまさに強者の戦いだった
(別段変わった感じはないが・・・確かに胸騒ぎがするな・・・)
そんな事を思っていると最後はリアス先輩が滅びの魔力でバイサーを倒したのだが
その瞬間に何らかの魔法陣が発動しバイサーが巨大化して復活したのだ
「マジかよ!?こうなったらキラメイチェンジ!」
『キラメイGO!』
俺はキラメイチェンジャーの変身アプリ キラメイGOをタッチしキラメイレッドに変身する
「こい!ファイヤー!ショベロー!マッハ!ジェッタ!ヘリコ!」
そして次に魔進アプリ マッシーンをタッチして五体の魔進を呼び出す
「ますは固有結界でこの周辺を覆って!魔進合体!」
次に固有結界を張って周囲に建物に被害が及ばないようにしてから俺は魔進合体を行う
「完成!キラメイジン!!」
最後に五体の魔進が合体しキラメイジンとなって巨大化したバイサーの前に立ち塞がる
『なんだお前は!?まぁいい!貴様から先に倒してやる!』
そう言ってバイサーはお得意の胸から光線を発射する
「だったらこっちもビームでお返しだ!」
俺は肩のマッハのライトから同じくマッハビームを放って攻撃を相殺する
「ついでにこいつも喰らっていけ!」
さらに追撃としてショベローで土砂を投げつけるショベローホイっとをお見舞いする
するとバイサーは堪らなくなったのかその場から逃げようとする
「させるかよ!」
しかしそんな事を許すわけもなく今度は胸の胸のヘリコから超音波を放つビシっとハリケーンでその動きを止める
「こいつでトドメだ!キラメイダイナミック!」
最後はジェッタソードにキラメンタルを集中させて放つキラメイダイナミックによりバイサーは爆発四散した
戦いを終えた俺は固有結界を解いてビルに降り立つとすぐにリアス先輩達に包囲された
「あなた・・・一体何者?」
「そうですね・・・あなたのお兄様である魔王の知り合いであり・・・討伐屋をしているものです」
「それだけじゃ足りないわね・・・私が聞いてるのはあなたの正体よ」
「・・・分かりました・・・俺の正体を見せますよ」
そう言って俺は変身を解くと一番に驚いていたのはやはり一誠だった
「お前・・・宗英!?」