転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
チンピラに絡まれた
「アニキィィィ! こいつら殺して! 殺してくれェェ!」
「ヒャハッ! こいつゥ!」
「やっちまったなァ、てめェら! 黒猫共が…!」
今フランが足を斬ったダムンの仲間がフランと僕に襲い掛かってくるが、
「遅い」
敏捷値が200超えてる僕はその全てを簡単に避ける。
そして、その中で一番体が大きい奴の股間を蹴った。
「ーーーッッッ!! が……! ぐぅ……」
当たり前だけど、激痛が走っているらしい。
…元男として気持ちはわかるけど。
『うわぁ、えげつないな』
「別にいいでしょ、こんな外道なんだし」
師匠の念話に返事を返している間に、フランが残りの全員を《振動衝》で倒していた。
『上手いぞ、フラン。《振動衝》は内部から破壊するスキルだ。当分は起きられんだろ』
「ん、勝てた!」
「やるなぁ、嬢ちゃんたち」
「いいもの見れたぜ」
いっやー、スッキリしたー!
……あれ? 僕一人しか倒してなくない?
はぁ、フランがすぐ倒しちゃったししょうがないか。
『不可抗力とはいえ結構派手にやっちまった…。ネルさんに注意されるかな~…』
「ん…」
「いや、大丈夫っぽいよ」
ネルは、メッチャいい笑顔でグッドマークをしていた。
「フランちゃん、ルビーちゃん。グッジョブ!」
「グッジョブじゃねェ! あの餓鬼共を衛兵に突き出してくれェェ!」
うわダムンとかいうやつがまだ叫んでる。
うざい。
「もう呼びにやりました♡ 今のはあの子たちの正当防衛。私の目にはそう見えましたよ? なので、傭兵崩れのチンピラ共が雑なクマの毛皮を売ってできたしょぼい金を山分けするのに
「て、てめえ何でたらめを…」
「犯しただの殺しただの言ってる犯罪者とアレッサ冒険者ギルドの受付嬢の私…。衛兵さんはどっちの言葉を信じるかしらね~?」
「ひぐ…」
「ていうか、ここ汚した修繕費を請求しますね? 100000ゴルドぐらい。払うまで回復はさせないから、いいわね?」
助けてもらってるのにあれだけど、怖ぇ。
100000ゴルドぐらいって…。
『く、黒い……! けどナイスだネルさん! だが二人とも、ネルさんを怒らせるのはよそうな』
「ん!」
「勿論!」
絶対にネルは敵に回さないようにしよう。うん。
「あとは任せておいてね?」
「うん。ありがとう、ネル」
「ネル、ありがとうございます!」
『よし! 早速宿をとって、入った金で二人の防具でも探すか』
「防具、欲しい!」
「防具かぁ、夢が広がるね~」
そろそろガルスさんに会えるかな~。
こうして僕たちは、冒険者ギルドを去ったのだった。
「儂の神眼はごまかせねぇぞ。……”
……後ろにいたドワーフがそう呟いたとは知らずに。
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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2000字以上で
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どうでもいい