転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
剣『素材どうぞ~』
ルビー「師匠ぉッ!」
僕の装備は、適当に安いものにした。
ガルスさんがあれだけサービスしてくれたんだし、これで良い防具とか買えないでしょ。
罪悪感がぁ。
最初は僕のは失敗した廃棄予定のものでもいいって言ったけど、それはダメって三人に猛反対された。
師匠は危険だって言うし、フランは自分だけいい装備なのは嫌だって言うし、ガルスさんは廃棄予定のものを売るなんてわしのプライドがーって言うし、君たち仲いいなぁって感じた。
『フランもルビーも似合ってるぜ。どっからどう見ても、駆け出し冒険者だ』
「ありがと」
「ははっ、凄いでしょー」
『ああ。あとは……。えっと……二人とも…肌着とか…パッ…下着とか平気…か?』
「? 下着? 別にいらない。無くても戦える」
『そ、そうか? じゃあいいか…』
……え?
「待って待って! 買おうよッ!」
『ああ、そうだな! やっぱり、し、下着を買いに行くぞ! やっぱはいてねーのかよ!!』
ずっとだったから慣れたとはいえ、これからもノーパンはきつすぎる!
スース―してるし!
◇◆◇
ガルス爺さんの店を出て10分程度。
『ここだ』
「ひらひらがいっぱい」
「…うわぁ」
かわいい服があるなー。
…こんなひらひらがある服、恥ずかしいな。
『婦人服の専門店だからな』
「何買うの?」
『何って、ナニだよ』
「?」
「下着を買うの」
「いらない」
「要らなくないから。必要だから」
『まあ、いいから。とにかく入ろう』
こんな店、前世を含めて入ったことないから、なんかドキドキするんだけど。
「いらっしゃい」
「ん」
「あん? 冒険者かい?」
「そうですけど…」
…陽キャな雰囲気のお姉さんだな。
前世の僕は少し陰キャ寄りだったから、なんか眩しい。
「で? 何をお求めで? 下着に肌着。普段着から勝負服まで、なんでも揃ってるぜ?」
勝負服は別にいらない。
「下着を5日分。簡単に洗濯できる物が良い」
「ふむふむ」
フランが注文し始めた。
…多分師匠の指示だな。
「あと、鎧の下にも着込める服と肌着が欲しい」
「それも5日分で良いかい?」
「ん」
「そっちの娘も同じかい?」
「えっ? あ、はい。それでお願いします」
「下着はそこが一番小さいサイズになってる。どんな奴がお好みだい?」
「適当でいい」
「僕も適当で…」
「あんたらみたいに可愛い女の子がそれじゃダメだ!」
「ええっ!?」
驚いていると、いつの間にかフランと一緒に試着室に入れられていた。
なんですかこの展開はぁ!?
「あんたみたいに、黒髪黒目黒耳の色白美人なら、こういったやつもいいかもしれないね」
く、黒のショーツ?
「このシリーズは、獣人用にちゃんと穴が開いてるんだぜ? どうだ?」
尻尾の穴がついてるのは良さそうだけど…。
「あんたは白髪赤目だから、これはどうだい?」
僕に渡されたのはパンツ。しかもシロと水色のストライプ系だった。
「え? いや……えぇ?」
「あとはこんなのとか、これとか、こっちのはさすがに大人っぽすぎるかぁ」
他にも色々パンツが出てくる。
なんだろう、この恥ずかしすぎる感情は。
「こっちは尻尾穴を開けるサービスもやってるぜ?」
「じゃあ、それとそれで」
「僕のはそっちのとこれで」
「よしよし。他はどうする? うちは服も色々置いてるからさ。見ていきなよ?」
「う〜ん」
「………」
『まあまあ、折角だから、見せてもらおう』
…師匠、楽しんでるでしょ。
「フランちゃんもルビーちゃんも可愛いから、何でも似合うわぁ」
服、買うなら動きやすい物がいいなぁ。
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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2000字以上で
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2500字以上で
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3000字以上で
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3500字以上で
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4000字以上で
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5000字以上で
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どうでもいい