転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
ルビー「ふぇ!? 下着ぃ!?」
フラン「いらない」
下着を買ったし、これで大丈夫かな?
「洗顔系の道具? もあれば」
「あるぜ。うちはその辺もばっちり押さえているからな」
「じゃあ、それで」
「あいよ」
ああ、洗顔か。そういう物も必要だよな。
「じゃあ、5日分の下着と肌着。後は通気性の良い素材のシャツとショートパンツ。丈が長い物はいるか?」
「いる。2つは長いので」
「あっ、僕もそれでお願いします」
「了解。あとは、洗顔用の石鹸に、タオルだ」
「せっけん?」
「これは、錬金術で作った洗顔専用の石鹸で、肌がツルツルになるって評判なんだ。無臭で、冒険者の女性御用達なんだぜ?」
おお、石鹸もあるのか。
やっぱり異世界だからって舐めちゃだめだな。
「毎度あり! 二人とも、またおいで!」
「はい」
いっやー、それにしても、ショッピングなんで前世ぶりだから楽しかったぁ。
良い宿屋も教えてもらったし、大満足だよ。
暇があればまた来るとしよう。
◇◆◇
『あとは野宿用の調理器具と、調味料が欲しいんだよなぁ』
「それは重要。最優先事項」
「だね」
師匠の料理はチート使ってるのかと思うほど美味しいし。
あ、チート使ってたわ。
けど美味しければそれでいいや。
『さっきのおねえさんが教えてくれたのはここか』
「そうみたい」
…サーベルタイガーって看板に描いてある。
大丈夫かなここ。
「さーべるたいがー?」
『全然、雑貨屋っぽくないな』
「でも、ここしかない」
「よし、入ってみようか」
覚悟を決めて入ろう!
行くよサーベルタイガーッ!
カランカラン
『うおっ』
店に入ると、目の前に虎の顔の剥製があった。
ナニコレ怖い。
「いらっしゃいませー。サーベルタイガーへようこそ」
普通の雑貨屋な。こんなマッチョで傷だらけのオッサンがいなかったら。
「ここは雑貨屋?」
「ええ、そうなんですよ。よく武器屋と勘違いされるんですけど、まぎれもなく雑貨屋ですよ」
いや、勘違いされるのは当たり前じゃないかな?
紹介されてなかったら雑貨屋に見えん。
……よし、《鑑定》しよう。
名称:ルーファス 年齢:41歳
種族:人間
職業:商人
ステータス レベル:30
生命:188 魔力:73 腕力:150 敏捷:77
スキル
運搬3、解体4、採取2、算術1、商売2、戦槌技4、戦槌術6、追跡2、氷雪耐性2、料理1、気力操作、ジャイアントキラー
称号
ジャイアントスレイヤー
装備
商売人の前掛け、算術のイヤリング
…うん? この人が商人? ……本当に?
「冒険者?」
「ああ、元ね。昔から、店を開くのが夢だったんだ。ようやっと資金が貯まってね。3年前に冒険者を引退して、この店を開いたんだ。見たところ、そっちの君は黒猫族だね。ひょっとして、冒険者かい?」
「そう」
「白髪の君も?」
「そうです」
「……そうか。まぁ、ゆっくり見ていってくれ」
「この店なんでこの名前? かわいくない」
え、可愛いが判断基準なの?
「はは、よく訊かれるよ。何でだって。実は、お店を開くときに、何か目玉になるものがあった方がいいと思ってね。あれを飾ることにしたんだ」
店主が指差すのは、サーベルタイガーの頭の剥製。いや、逃げられるだろ。
「かっこいい」
「そうだろ? でも、女性には不評なんだよね。あんなにかっこいいのに」
大丈夫かなこの店。
「おっと、買い物の邪魔をしちゃったね。ごゆっくりどうぞ」
『じゃあ、買う物を指示するぞ』
「ん」
最初は不安だったけど、店の中を見てみると様々な種類の食器やスパイスがある。
この店いいな。…不安だったけど。
『おおぉぉ、こんなにスパイスが! 食器もいい感じに揃ってるじゃないか』
その後、師匠と一緒に色々選んで買った。
よっし、日も暮れてきたし後は宿だね!
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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2000字以上で
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2500字以上で
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3000字以上で
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3500字以上で
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4000字以上で
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4500字以上で
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5000字以上で
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どうでもいい