転生したら転剣の世界でした   作:氷月ユキナ

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前回のあらすじ
ルビー「ふぇ!? 下着ぃ!?」
フラン「いらない」


19 ルビー達は雑貨屋に行きました

 下着を買ったし、これで大丈夫かな?

 

「洗顔系の道具? もあれば」

「あるぜ。うちはその辺もばっちり押さえているからな」

「じゃあ、それで」

「あいよ」

 

 ああ、洗顔か。そういう物も必要だよな。

 

「じゃあ、5日分の下着と肌着。後は通気性の良い素材のシャツとショートパンツ。丈が長い物はいるか?」

「いる。2つは長いので」

「あっ、僕もそれでお願いします」

「了解。あとは、洗顔用の石鹸に、タオルだ」

「せっけん?」

「これは、錬金術で作った洗顔専用の石鹸で、肌がツルツルになるって評判なんだ。無臭で、冒険者の女性御用達なんだぜ?」

 

 おお、石鹸もあるのか。

 

 やっぱり異世界だからって舐めちゃだめだな。

 

「毎度あり! 二人とも、またおいで!」

「はい」

 

 いっやー、それにしても、ショッピングなんで前世ぶりだから楽しかったぁ。

 

 良い宿屋も教えてもらったし、大満足だよ。

 

 暇があればまた来るとしよう。

 

 

◇◆◇

 

 

『あとは野宿用の調理器具と、調味料が欲しいんだよなぁ』

「それは重要。最優先事項」

「だね」

 

 師匠の料理はチート使ってるのかと思うほど美味しいし。

 

 あ、チート使ってたわ。

 

 けど美味しければそれでいいや。

 

『さっきのおねえさんが教えてくれたのはここか』

「そうみたい」

 

 …サーベルタイガーって看板に描いてある。

 

 大丈夫かなここ。

 

「さーべるたいがー?」

『全然、雑貨屋っぽくないな』

「でも、ここしかない」

「よし、入ってみようか」

 

 覚悟を決めて入ろう!

 

 行くよサーベルタイガーッ!

 

 カランカラン

 

『うおっ』

 

 店に入ると、目の前に虎の顔の剥製があった。

 

 ナニコレ怖い。

 

「いらっしゃいませー。サーベルタイガーへようこそ」

 

 普通の雑貨屋な。こんなマッチョで傷だらけのオッサンがいなかったら。

 

「ここは雑貨屋?」

「ええ、そうなんですよ。よく武器屋と勘違いされるんですけど、まぎれもなく雑貨屋ですよ」

 

 いや、勘違いされるのは当たり前じゃないかな?

 

 紹介されてなかったら雑貨屋に見えん。

 

 ……よし、《鑑定》しよう。

 

名称:ルーファス  年齢:41歳

種族:人間

職業:商人

ステータス レベル:30

生命:188 魔力:73 腕力:150 敏捷:77

スキル

運搬3、解体4、採取2、算術1、商売2、戦槌技4、戦槌術6、追跡2、氷雪耐性2、料理1、気力操作、ジャイアントキラー

称号

ジャイアントスレイヤー

装備

商売人の前掛け、算術のイヤリング

 

 …うん? この人が商人? ……本当に?

 

「冒険者?」

「ああ、元ね。昔から、店を開くのが夢だったんだ。ようやっと資金が貯まってね。3年前に冒険者を引退して、この店を開いたんだ。見たところ、そっちの君は黒猫族だね。ひょっとして、冒険者かい?」

「そう」

「白髪の君も?」

「そうです」

「……そうか。まぁ、ゆっくり見ていってくれ」

「この店なんでこの名前? かわいくない」

 

 え、可愛いが判断基準なの?

 

「はは、よく訊かれるよ。何でだって。実は、お店を開くときに、何か目玉になるものがあった方がいいと思ってね。あれを飾ることにしたんだ」

 

 店主が指差すのは、サーベルタイガーの頭の剥製。いや、逃げられるだろ。

 

「かっこいい」

「そうだろ? でも、女性には不評なんだよね。あんなにかっこいいのに」

 

 大丈夫かなこの店。

 

「おっと、買い物の邪魔をしちゃったね。ごゆっくりどうぞ」

『じゃあ、買う物を指示するぞ』

「ん」

 

 最初は不安だったけど、店の中を見てみると様々な種類の食器やスパイスがある。

 

 この店いいな。…不安だったけど。

 

『おおぉぉ、こんなにスパイスが! 食器もいい感じに揃ってるじゃないか』

 

 その後、師匠と一緒に色々選んで買った。

 

 よっし、日も暮れてきたし後は宿だね!

現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)

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