転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
剣「転生者か?」
ルビー「ふぁ!?」
※今回は完全にオリ展開です。
『お前、転生者だろ』
おいおい待て待て、いきなり秘密がバレたんだが!?
「は、はは……何の事かな?」
『お前には不自然な点がいくつかある。一つ目は、お前が奴隷だった時だ』
「…僕が奴隷だった時?」
『そうだ。フランは例外として、他の子供の奴隷達の目は死んでいた。当たり前だよな、まだあんな歳だったのに暴力を振るわれたりしてたんだから。だが、お前は別だった。
目が死んでる? そんな事から?
師匠ってそんな事に気がつける人だった?
「いやいや、フランの目も死んでなかったし、そんなの証拠にはならないと思うよ? 勘違いの可能性もあるしさ」
『ああ、これだけだったらな。二つ目、お前、最初に俺たちに話しかけたときに言った事覚えてるか?』
「え? ……覚えてないけど」
確かあの時、僕はフランと師匠に
"お〜い、君たち〜!!"
って声をかけて……あ。
『そう、お前はあの時、俺たちの事を"
……いや、別にあの時鑑定した訳じゃないし隠そうとした理由も怪しまれたくなかっただけなんだけど。
君たちって言ってた? そんなどうでもいい事から?
『そして三つ目だ、俺たちがこの宿でさっき飯を食った時だよ。あの時お前は小声で
「ッッ!!」
マジか……。
師匠がここまで鋭いとは思ってなかった。
……いや、僕が色々やらかし過ぎてるのか?
『さて、これで認めるか?』
「……分かった分かった。認めるよ。僕は日本で死んだ転生者です! よくそんな事から分かったね」
『確信した時はさっきの飯だったが、クリムトの前で苦笑いをしてた時でもう殆ど黒だった』
「苦笑い?」
『ああ、完全に日本人だった』
「いや、何だそりゃ」
苦笑いって。
『知らないのか? 普通の日本人は気まずいと苦笑いするけど、外国の人から見ると"何笑ってるんだ?"って思われるってやつ』
「ああ〜。……いや、知ってるけどさ」
『さて、話してもらおうか』
「話すって言われても……。何言えばいいの?」
『まずは、なんで転生者だって隠してたんだ?』
それは勿論、原作知識とかそういうのがバレたくなかったからです!
……言えないな。
もう一つの理由を言おう。
「師匠、TS転生って知ってるよね」
『ああ、まあな。っておい! まさか…!』
「僕、元男です!」
うん、恥ずい!
あーあー、本当は言わないつもりだったんだけどなぁ。
『そ、そっか。そっかぁ。元、男かぁ』
「いや、そんな反応されても」
『い、いや、済まん。正直すごく衝撃でな』
「だろうね」
逆にいきなりこんな事言われて"へ〜、そうなんだ"で済ませられる人居ないでしょ。
『じゃ、じゃあもう一つ聞いていいか?』
「どうぞ〜」
『言い方は悪いが、お前のその見た目はなんだ? 街中で忌み子なんて言われてたがどういう事なんだ?』
「ああ〜、それか。えっと、師匠。
『
「じゃあ、まずはそっちの説明をするね?
『そんな感じって……』
「日本ではそれだけだったんだけど、この世界の
『……そうか。話させてごめんな』
「いやいや、こんな事黙ってた僕も悪いしさ」
よし! いい感じに暗い空気になって原作知識を隠し通せた!
「んじゃ、僕もそろそろ寝るね」
『ああ、おやすみ』
「ん、おやすみー」
……よっし! やりきったーー!
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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2000字以上で
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2500字以上で
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3000字以上で
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3500字以上で
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4000字以上で
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4500字以上で
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5000字以上で
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どうでもいい