転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
剣「転生者だろ」
ルビー(師匠はこんなに鋭くないだろ!)
朝が来た。
僕は朝に強い方なので、いまだに寝ているフランをゆすって起こす。
…起きない。
「師匠、フランに浄化魔術使って」
『おうよ!』
僕はフランをむりやり起こして着替えさせる。
それと同時に師匠がフランを浄化魔術で体を綺麗にし、魔術の水で顔を洗う。
「……ん…うぅ…」
「お、起きた?」
ここまでしてようやくフランが起きたらしい。
フランが朝に弱いのは、野宿の時に知った。
「おはよ」
「うん、おはよう」
『よく眠れたか?』
「ばっちり」
「ついでに僕もばっちりだよ」
フランを起こした後は、食堂に向かい朝食を食べる。
「はいよ。朝定食お待たせ!」
「おぉー」
僕の前に、木製のランチプレートが運ばれてきた。
その上に載っているのは、パンと卵焼き、ソーセージ2本、茹でたニンジン、そしてスープ。
まぁパンは黒くて硬いし、スープは具が少ないけどね。
『どうだ?』
「美味しい」
「僕は奴隷の時の食べ物よりはおいしいかな程度」
これでも、奴隷の時に食べたよくわからないプルプルのやつとかメッチャ硬いよくわからないものより全然いい。
「でも、師匠の方がずっと美味しい」
『はは、嬉しいこと言ってくれるね』
「本当にそう。師匠の料理が食べたい」
「こんなところでイチャイチャしないで?」
いきなりいちゃいちゃし始めたよこいつら…。
師匠の料理の方がおいしいのは同感だけどさ。
『依頼を受けて町の外に出れば、昼は俺が作ってやるから』
「楽しみ。早く外行こう」
『じゃあ、依頼を探しに行かないとな』
「ん」
「その前に朝食食べ終わろう?」
◇◆◇
「こんちわ」
「こんにちわー」
「こんにちは。依頼を探しに来たんですか?」
「ん」
「そうです、依頼を受けたいんですが…」
「依頼ボードはそちらです。Gランク冒険者が受けられる依頼は、1番左のG、Fランク依頼だけですので、ご注意を」
「分かりました」
FランクとGランクの依頼だけか。
そうだよねぇ、こんな早くから高ランクの依頼を受けるなんてことは無理、か。
まずはGランクの依頼ボードを見てみる。
『薬草採取、イノシシ狩り、屋敷の草むしりに、道路のゴミ拾い?』
「うわぁ」
「しょぼい」
『そうだな。依頼料も安いし』
Fランク依頼を見てみる。
『ちっとはましだが、ゴブリン5匹の討伐、牙ネズミ駆除、森でのキノコ採集か』
「えぇ」
「しょぼい」
『だな。まあ、それ以上の依頼を受けられないんじゃ仕方ないさ。それに、レベルが低いのは確かだし。レベルが上がるまでは、雑魚を狩ってよう』
「それしかないよなぁ」
強敵…どこ…?
「じゃあ、これ」
「ん? 薬草採取?」
『まあ、初めてなんだし、いいんじゃないか?』
これは確か、ヒール草っていう5級ポーションの材料になる薬草だ。森の中にたくさん生えてたと思う。
「これ」
「お願いします」
「はい。じゃあ、こちらの依頼ですね。確認しました」
「ん」
「はい」
「ヒール草の形などは分かりますか。分からないのであれば、資料がありますが」
「大丈夫」
「です!」
「そうですか。依頼を5つ達成されれば、ランクアップとなりますので、頑張ってください」
「ん。ありがとう」
「じゃあまたね、ネル」
「はい!」
よし、これで依頼を受けられた!
ワクワクしてきたよ!
『よーし。行くか!』
「ん」
「おー!」
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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2000字以上で
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2500字以上で
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3000字以上で
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3500字以上で
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4000字以上で
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4500字以上で
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5000字以上で
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どうでもいい