転生したら転剣の世界でした 作:氷月ユキナ
フラン「おーー!」
ルビー「いや待てぇー!」
師匠が《フレア・ブラスト》で入口に待ち構えていたゴブリンを燃やしてくれたので、楽に進めた。
フランにも追いついたし、無事に
「けどさ、何も言わずに置いてくのは酷いと思わない?」
『だから悪かったって。しょうがないだろ? あの状況で、声をかける暇なんてなかったんだよ』
「言い訳してる時点で反省してないこと分かるからね?」
『うっ……すまん』
「はい、許すよ」
まったく師匠は……一言くれるとか合図するとかしてほしかったな。
『あー、これからのことを話してもいいか?』
「いいよー」
『サンキュ。
「分かった」
「体力と魔力は温存しとくよ。それに転移の羽を手持ちの金ほとんど使って買ったから、一瞬で戦線離脱できるね」
『ああ、脱出手段を持っておけば多少は安全なはずだ』
「行けるところまで全力で行く」
「そうだね、行こう!」
お、早速ゴブリン見っけ!
「フラン、左殺って。僕は右」
「ん」
僕は剣を構えゴブリンの間合いに入り――
「「グギャーッ!」」
「……ふぅ、楽勝♪」
「ん、弱い」
『さすがだな、二人とも。それにしても、フランは魔石を狙うの上手になったな』
「ん、なんかゴブリンと戦うの慣れてきた」
『凄いぞ。魔石全部ほしいのは山々だが後続のやつらやギルドの取り分も無いと恨みを買いそうだ。俺が《鑑定》して魔石値多そうなやつとか良いスキル持ってそうな奴だけフランが倒そう。ルビーはそれ以外のゴブリンを倒してくれ…できそうか?』
「了解、やってみる」
「勿論できるよ。…行くよ、フラン」
「ん!」
僕たちはうようよとわいてきたゴブリンに、剣を振るう。
『こいつはフラン』
「はぁぁ!」
『ルビー』
「ふっ!」
『そっちのフラン』
「はぁっ!」
『ルビー』
「はいっ!」
『ルビー』
「もういっちょ!」
『フラン』
「んっ!」
『ルビー』
「へいっ!」
師匠の声に合わせて、フランとゴブリンを殺してゆく。
そして、全部倒し終わった。
「ふー…」
「……まあまあ疲れたなぁ」
『魔石がない死体は怪しまれるから、《次元収納》にポイだ。だが、予想以上に湧いてくるな。お、あれはどれも今更必要ないスキルばっかりだ。魔石不要ゴブか。なら、分割思考からの、二重詠唱、《ファイア・ジャベリン》!』
師匠の火の槍が、ゴブリンたちに降りかかる。
『はははは、《ファイア・ジャベリン》×2』
20本近い炎の槍が、またゴブリンたちにぶつかった。
「師匠凄い」
「うん、この量は凄いね」
『フランとは《分割思考》を共有できるからな。そのうちできるようになるさ』
「頭痛くなる。キーン」
『それは、俺には分からない感覚だからな~』
「僕も使えないから分かんないな」
《分割思考》……便利そうだし使ってみたいけど、頭痛がするのは嫌だな。
いや、それを入れても欲しいな。
「戦いながら、下級魔術の詠唱を目指す」
「僕も、《火魔術》の《ファイア・アロー》をうまく使えるようにしないと。ホブゴブリンから《魔力操作》を奪ったしね」
『俺の次の目標は、違う魔術を同時詠唱だな』
「がんばって」
「師匠ならきっとできると思うよ」
『おう。俺にまかせとけ! 幸い、ここは練習相手に困らんからね』
その後も、三人の魔術の練習で無双していた。
『それにしても、結構奥に来たけど予想どおりゴブばっかだな』
「うん。道もほとんど一直線だったし、なんか簡単すぎない?」
『新しい迷宮だからだろうな』
「師匠、階段がある。下に続いてる…」
『この奥、地下2層目があったか…。二人とも、体力温存できてるか?』
「ん、大丈夫」
「平気平気~」
『じゃあ進もう』
地下2層目へ出発だー!
現在は1000字を超えたらその日に投稿してますが、1話をもっと長くした方がいいですか?(長くするほど投稿日が遅くなります)
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現在のままで
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1500字以上で
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どうでもいい