転生したら転剣の世界でした   作:氷月ユキナ

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前回のあらすじ(?)
ルビー「えー、作者が投稿するのが遅くなり、すみませんでした!」
フラン「ん、ごめん」
剣『……え!? えっと、いつもの前回のあらすじをやらないのか?』
ルビー「……?」
剣『いや何ソレみたいな反応するなよ!!』


48 青猫族たちは弱者でした

 僕はギュランをフランに任せ、ジレン?という名の青猫族に向けて剣を抜いた。

 

「何だ? まさかこの俺に抵抗する気なのか?」

 

 ジレンも短剣を抜いて構える。

 

「クハハッ! 全身切り裂いてやるぜ、クソガキィ!」

 

 襲いかかってくるが、その動きは遅すぎる。

 ジレンは何回も短剣を振るうが、どの斬撃も僕には当たらない。

 

 う~ん、こっちからも仕掛けてみようかな?

 

 ザンッ、とジレンの腕を一瞬で斬ろうとした。

 だが、間一髪で避けられた。

 

「……! へぇ? 手加減したとはいえ、今のを避けるんだ」

「このクソガキィ……! ハ、ハハ、だが、オーギュスト様が与えてくださった、この『鷹の目の指輪』があれば、テメェの攻撃なんて丸見え、当たらねェんだよォ!」

 

 ジレンは大振りで短剣を何連続かで振るうが、僕は特化させた捷さで攻撃を簡単に避ける。

 

『ルビー! 今だ!』

 

 おし、()()()()()

 

 そう思った僕は、ジレンの顎を思いっ切り蹴り上げる。

 

「は……? グェッ!」

 

 うめき声を出したが、それは無視。

 

 それと同時に、ギュランの相手をしていたフランが空中跳躍で一気に空を駆けてジレンの背後に回る。

 

「な……!?」

 

 ジレンは直ぐにフランに対応しようとするが、もう遅い。

 

「おいジレ──」

 

 僕はジレンに危険を知らせようとして気を取られているギュランの近くまで駆けて、一閃。

 

 フランも、そのままジレンの身体を一閃した。

 

〈簒奪が発動します。スキルに剣術6が追加されます〉

〈剣術6が剣術6に統合されました〉

〈剣術がLV10に上昇しました〉

〈剣聖術1、属性剣1がスキルに追加されます〉

 

「……はぁ、この程度? これなら警戒する必要も無かったよ」

 

 案外、拍子抜けだ。

 

 いや、原作と違う異常(イレギュラー)が起こったけど本来は直ぐに終わってた事だしなぁ。

 

 けど、原作よりもクズを1人多く殺せたと思えば上々だね。

 

 それに、僕も《剣聖術》ゲットー! イェーイ♪

 

「師匠、《次元収納》お願い」

『あ、ああ……だがルビー、こんな悪人でも殺しちまうのは……!』

「……師匠、ここは日本じゃないよ。この世界の命は軽いんだよ……」

『……そうか。そうだな』

 

 師匠は納得したらしく、死体を《次元収納》に入れた。

 

「ひひひひひぃぃい! きッ…消えた!! ギュランとジレンが真っ二つになって、消えてしまったァァ!」

「……このゾンビ、どうする? 斬る?」

『ゾンビじゃないぞ、一応な』

「そうだね……こんなゾンビでも一応は貴族だし、やめた方がいいと思うよ」

 

 それに、そろそろギルマスの精霊が来るはず……。

 

 そう思い周辺を感知すると、一つの気配を見つけた。

 

「師匠……!」

『ああ、かなりの魔力だ。脅威度Dは行ってるかもしれないぞ! 気を付けろ!』

「ん!」

 

 ……え?

 

「は……!? ちょ、ちょっと待って! ストップ!」

 

 ギルマスの精霊を殺しちゃ駄目ぇッ!




解説
前回のセリフ:
「フラン。これさ、一瞬で二人で場所入れ替わって、動揺させてから相手殺そう? 合図はそっちで手を叩いて」
「ん、分かった。私が後から来た奴を殺る」
です! 戦闘描写、上手くできましたかね……?
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