あといつものようにエロはカットします。
その日は、王立ロイヤルナイト学園の卒業式で、卒業生たちが華やかなパーティーを楽しんでいた。
その晴れの空気はある一言によって霧散された。
【キザそうな男】
「シルヴィアーナ!俺はお前との婚約を破棄させてもらう!」
「それと数々の悪事での罪の報いも受けてもらうからな!」
【令嬢シルヴィアーナ】
「何故ですの!わたくしは何もしておりません!」
「それに殿下との婚約は王命です。」
「陛下はご存知なのですか?」
【キザそうな男→王太子キザーハルト】
「さあな!そんなのは知らん!」
「俺の運命は俺が決める!」
「お前は俺の運命の人に散々害を成したのだ」
「連れて行け!沙汰は程言い渡す。」
【スケベそうな男】
「へへ……殿下。尋問は私に任せては貰えませんか?」
「この女に私は恨みがあるのですよ」
【王太子キザーハルト】
「そうか。好きにしろ」
「他の者の手を借りることも許可してやる」
【スケベそうな男】
「さすが殿下!話が分かる!」
【令嬢シルヴィアーナ】
「そんな!殿下!わたくしの話を」
【王太子キザーハルト】
「うるさい!俺に指図するな!」
暴君の拳が少女の腹にまっすぐ沈み込む。
そして気絶した少女を男どもが運んでいく光景を眺めながら先程まで嘘泣きしていた少女がほくそ笑んだ。
おぞましい尋問を受け、替えの服も着せられることもなくシルヴィアーナは牢に閉じ込められた。
【スケベな男】
「へへへ……楽しかったぜ!」
「こんな上玉を好きにしていいなんて殿下は太っ腹だな!なあそう思うだろ!負け犬の嬢ちゃん」
【令嬢シルヴィアーナ】
「……」
【スケベな男】
「ふん。口もきけなくなったか」
【チンピラ男】
「そりゃ生意気な口がきけなくなるまで俺たちで散々わからせてきたからなぁ!」
「スラムで燻ってた頃なんてこんな旨い思いさせてもらえなかったよな?」
【目つきの悪い男】
「嬢ちゃんもかわいそうになぁ?」
「あれだけ慕ってた殿下に裏切られて俺たちに下げ渡されたもんなぁ?」
「もうこいつは俺たちのもんだし好きなだけ嬲って飽きたら奴隷市にでも売り飛ばすもんなぁ?」
男たちは笑いながら地下牢から立ち去った。
シルヴィアーナは動けない。
殿下のために大切に守っていた貞操を殿下が格安で売り飛ばしたのだ。
その気になればあんな下卑た男なんて魔法で吹き飛ばせた。
だが、そんなことをしてもどうにもならない。
実家にも責が向かうためだ。
いや、あんな実家なんてどうなってもいいか。
ここまでされた令嬢の価値なんて地の底だ。
このままあいつらの玩具に
【???】
「それで貴女はいいの?」
よくなんてない。
だが、あいつらだけどうにかしてもきっとどこかで詰んでしまう。
【???】
「それで貴女は納得するの?」
納得なんてできはしない。
だけど、何をしたいのかが分からない。
【???】
「チカラを上げましょうか?」
対価は?何の対価もなく受け取れるとは思えない。
お前は悪魔なのだろう?
【???→悪魔?】
「悪魔かぁ……うーん」
「まあ間違ってないしいいや」
「それで……受け取るの?」
何ができる?そして対価は何だ?
【自称悪魔】
「ごめんね、説明が先だね」
「集めた精液を対価に強くなれる術式をかけようかなーって思ったの」
「一回どころか何十回とヤられたんだしあと何十回とヤっても平気でしょ?」
平気ではないが、これ以上されても変わらないだろうな。
純潔はもはやないのだから。
だが、暴れまわったとしてどうなる?
多少強化しても騎士を何十人何百人と相手は出来ないと思うが。
【自称悪魔】
「そうねー」
「じゃあここから脱出するのを最優先してもらってあたしたちのダンジョンにでも向かってもらおうかなー」
ダンジョン?この王都周辺にはなかったはずだが。
【自称悪魔】
「というかこの会話めんどいね」
「あたしの姿見ずに念話で済ませるなんてものぐさじゃん」
体力の限界なんだ。察してくれ。
【自称悪魔】
「あそっか。術式かけてないんじゃ精液をエネルギーにできないじゃんね」
「んじゃかけるからちょっと待ってねー」
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