もんむす・くえすと! 勇者ルカと仲間たち   作:J・チェプナクル

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第18話 南海女王クラーケン

__海底神殿の最奥、大きな空間。

通路を抜けた僕たちはそこに辿り着いた。

カムロウ「うへーっ!広いなぁ!」

ルカ「ここが一番奥か…?」

大きなドーム型の天井に、円を描くよう連なる柱。

その中心で、一目で大物と分かる魔物がそこにいた。

イカのような魔物だ。

10本はあるであろう肉厚な触手の足を器用に動かし、いそいそと石造りの机の上で事務作業をしている。

 

僕たちに気付くと、魔物は手を止め体をこちらに向けた。

クラーケン娘「ここに訪れる人間とは…どなたですか?」

ルカ「あなたが、南海の女王ですか……?」

クラーケン娘「……ええ、その通り。私が、魔王様より南海の統治を任された女王です。」

 

クラーケン娘「さて、人間よ……この海底神殿にいったい何の用なのです?」

ルカ「あの……僕は勇者なんですが……」

アリス「どうでもいいだろうそんなこと。」

 

クラーケン娘「……勇者!?」

クラーケン娘のうねうねと動く触手が硬直し、不意に目を吊り上がらせた。

ルカ「いえ、あの……」

 

ルカ「本当はニセ勇者です。」

 

 「「「どっちだよ!!!」」」

 

クラーケン娘「本物だろうが、偽物だろうが問題ではありません!」

机を太い触手で横に薙ぎ倒した!机は壁に激突して木端微塵になり、書類やらペンやらが水中で散らばる。

ブンブンと、ビタンビタンと肉厚の触手を床に打ち付けると、まるで神殿内が振動してるかのような感覚になる。

 

そして、クラーケン娘は僕たちと相対する…!

 

クラーケン娘「この神殿のオーブを奪いに来たのですね!しかし、勇者などには決して渡しはしません!」

パヲラ「オーブ?……そんなモノがここにあるの?」

ジョージ「そのような話は聞いておらぬぞ。どういうことなのだ?」

ルカ「違います!僕は誓書を……」

クラーケン娘「問答無用!オーブが欲しければ、私を倒してから持って行くのですね!」

 

カムロウ「え……試練ってさ、この人(クラーケン娘)も倒さないとダメなの?」

チリ「いやいやそんなわけ……南海の女王に誓書を渡せば良いハズ。」

カムロウ「でも、あの人…やる気だぞ?」

クラーケン娘「血に飢えた勇者などに、オーブは断じて渡せません!あなたのような狼籍者は…女王自らが裁きます!」

ラクト「最悪だぜこりゃ。聞く耳持っちゃくれねぇ。」

マモル「イカの耳ってどこにあるんでしょうな。」

 

ルカ「いや、僕はオーブなんて……!」

クラーケン娘「魔王様より預かったオーブ、勇者などに渡しません!」

ルカ「だから、そんなのいらないって!僕はただ、誓書を……」

クラーケン娘「問答無用と言ったはずです!」

なにやら誤解をしている上に、全く聞く耳を持ってくれない。

説得している場合ではない!

応戦しなければ、やられてしまう!

 

どうやら…戦うより他にないようだ!

 

僕は抜刀し、仲間たちに号令をかけた!

ルカ「みんな、戦闘準備だ!」

 

「「「「「おうっ!!!」」」」」

 

 

 

 

ラクト「……ルカが説明下手じゃなかったら、こんなことにならなかった気がするんだ………」

 

 

 

 

 

__南海の女王、クラーケン娘が現れた!!!

 

クラーケン娘「愚かな勇者たちよ…海の藻屑となりなさいッ!!!」

クラーケン娘は激しく触手を振り回し、叩きつけてきた!!!

ルカ「みんな!散開しろ!!」

僕たちは飛び退いたり、駆け出したりして、それぞれクラーケン娘の触手を回避した!

 

ジョージは抜刀すると……

ジョージ「禍津(マガツ)!!!」

禍津(マガツ)を発動させ、右腕から黒い蒸気を噴出させていた!

 

ジョージ「俊足斬り(しゅんそくぎり)……参る!!!」

ジョージは物凄い勢いで駆け出し、クラーケン娘に斬りかかった!

クラーケン娘「手慣れの人間ですか…!!!」

クラーケン娘はどこからか金色の鉾を取り出した!

そして、ジョージの斬撃を鉾で受け止める!

 

ジョージ「おおおおおおッ!!!」

クラーケン娘「はああああッ!!!」

 

刀と鉾がぶつかり合う。

水中でも鈍く聞こえる、金属が何度も激しく打ち付け合う音。

 

2人が互いに攻撃を仕掛ける中、ラクトは天井近くまで泳ぐと、そこから発砲した!!!

ラクト「食らいなッ!!!」

クラーケン娘に向けて数発、銀色に輝くの魔力の弾丸が発射される!

クラーケン娘「その程度ッ!」

発射された魔弾を、クラーケン娘は触手で一蹴した!

ラクト「触手で跳ね返された!?」

 

マモル「禍津槍纏(まがつそうてん)裂渡波(さけとば)!!!」

マモルは槍を振り回し、赤黒い斬撃の衝撃波を放った!

クラーケン娘「クラーケンの槍を食らいなさいッ!」

クラーケン娘は金色の鉾を突き出し、そこから水の波動が放たれる!

水の波動は、マモルの攻撃と相殺した!

 

ルカ「3人も相手して、全部受け止めることができるなんて…!南海の女王の名に恥じない強さだ…!!」

 

クラーケン娘はスミを吐き出した!!!

ユラユラと動く黒い煙幕は、ジョージとマモルの周りにまとわりつく……

ジョージ「ぬおっ…!?なんだこれは……身体が重い…!?」

マモル「いや……このスミ自体が重いんだこりゃ!」

ジョージとマモルは、身動きが取れなくなった!!

 

ルカ「おい、スミって煙幕みたいなモノじゃないのか!?」

パヲラ「イカとタコの墨は似ているようで全く違うのよ。」

 

パヲラ「簡単に説明すると…イカ墨は粘り気があって、タコ墨はサラサラしてるの。煙幕のように使うのはタコのほうで、イカはダミーやデコイ…つまり、吐いたスミをおとりとして利用するの。」

ラクト「おい、のんきに解説してる場合か!攻撃がくるぞ!」

 

クラーケン娘「はあっ!!」

クラーケン娘の触手乱舞!!!

触手による剛撃が、何度も繰り出され、ジョージとマモルは抵抗も出来ずに床に叩きつけられる!

クラーケン娘「次はそこのあなたですよ…!」

ラクト「はぁ!?俺ぇ!?」

クラーケン娘は次の標的を補足するよう、ラクトに触手で狙いを定めた!

ラクト「最悪だ…!俺様、痛いのはゴメンなんだよっ!こうなりゃ…照明灯魔導銃(ランプガン)の出力を限界まで高めて………」

 

ラクト「これでも見とけッ!ランプフラッシュ(照明灯閃光)!!!」

魔導銃の銃口から、眩い強烈な閃光が繰り出されたッ!!!

クラーケン娘「ッ……!目くらましですか………」

それをまともに見たクラーケン娘は、あまりの眩しさに目を開けていられないようだ。

ラクト「おおおお俺は今の内に逃げるぜぇぇ!!」

その隙に、ラクトはバタつきながら物凄い勢いでクラーケン娘から離れる。

マモル「あーあ…ひどくやられちまったよ……お前さん、立てっか?」

ジョージ「うむぅ…支障なく。」

2人もかなりの攻撃を食らったようだが、まだ戦える様子だ。

ルカ「チリは回復まかせた!パヲラ!カムロウ!一緒に来てくれ!」

チリ「ええ、まかせて!」

カムロウ「ああ!」

パヲラ「いっくわよーん!」

 

ジョージ達と交代するように、僕たちは前に出た!

ルカ「アイツはまだ目を開けれないハズだ!今の内に上半身の方を狙おう!」

「「分かった!!」」

 

パヲラ「ボディ渾怒(コンド)レス!!!」

カムロウ「天翔風蝗斬(てんしょうふうこうざん)!!!」

ルカ「天魔頭蓋斬!!!」

三位一体の同時攻撃だ!

クラーケン娘「くっ……!」

これはかなり聞いた様子。手ごたえも十分だが…まだ倒れる様子はない!

クラーケン娘「しかし…今ので位置は把握できました…!」

 

クラーケン娘「おおよそ、この辺りでしょう!!!」

10本の触手を総動員して、身の回りを探るよう動かした!

 

__3人はクラーケン娘の触手に絡め捕られた!

ルカ「うわわ……!」

パヲラ「いやー!あたし、こういうのは………」

ぐねんぐねんと身体を気持ち悪く動かし、パヲラは触手の拘束から抜け出した!!!

パヲラ「アフターでしか受け付けてないのー!!!」

ルカ「どういう脱出の仕方だーっ!!!」

 

ルカ「っ!!痛いっ痛いっ!!!」

クラーケン娘の触手に捕らわれたルカが、突然叫び出した!

というのも、イカの吸盤は、獲物を逃がさないためにザラザラとした歯のリングがある。

クラーケン娘は吸盤で、ルカの身体に噛み付いていたのだ!

それで十分にルカを痛めつけると……壁に向かってルカを思いっきりぶん投げた!!!

 

しかし、カムロウには吸盤の噛み付きが効かなかった。

クラーケン娘「……?この者は服の下になにか着てますね……鉄のような……」

カムロウは、服の下に鎖かたびらを装備していた。それのおかげで、クラーケン娘の吸盤による噛み付きを防いでいたのだ。

カムロウ「この触手、邪魔だな…!」

カムロウは斬りつけた!

クラーケン娘「痛っ…!」

しかし、切り傷は付けたが、肉厚な触手を完全に斬ることができず、弾かれてしまった。

カムロウ「斬れない!?」

パヲラ「触手が分厚い上に丈夫なのよ!!切断は難しいと思った方がいいわ!!」

 

クラーケン娘「私は南海の女王…いかなる侵入者に対処できるよう、日々鍛錬を行っています。」

クラーケン娘「故に、生半可に私を甘くみることなど愚行ッ!!!」

ようやく目を開けたクラーケン娘は、肉厚で太い触手を殴るように振るってきた!

カムロウ「くぅっ!」

鉄の盾で防御したが、ルカと同じ方向に向かって突き飛ばされる。

壁に激突するも、立ち上がろうとするカムロウ。それに対して、クラーケン娘は狙いを定めると……

 

クラーケン娘「ウォーター(水魔法)!!!」

水の衝撃波を放った!__

 

チリ「__あぶない…!」

2人をかばうように、チリが前に立つ!

チリ「私がどうにかする!魔力障壁(マジックバリア)!」

水の衝撃波を、チリが魔力で作ったバリアで防いだ!

クラーケン娘「防ぎましたか…ならば!」

水の波動がクラーケン娘の手に集まる!

次第に形を造りはじめ…波動の槍と化す!

クラーケン娘「くらいなさい…深淵穿つ槍を!!!」

チリ「……! あれはまずい…!私じゃ防ぎきれない…!!」

ルカ「なんだって…!?それなら、早く逃げないと…!__」

 

カムロウ「__ラクト!!!」

ラクト「分かってらぁ!」

 

ラクト「魔導砲(まどうほう)!!!」

後方に魔導銃を向けると、魔力の光線を放った!

その反動を推進力に変えて、ラクトは飛び出した!!

ラクト「つかまれ!!!」

高速で移動し、僕たちに接近してくるラクトに、僕たちは飛び乗って体にしがみついた!

 

クラーケン娘「はああっ!!!」

そして間もなく、クラーケン娘の手から波動の槍が放たれた!!!

 

波動の槍は一瞬にして発射され、石の壁に大きな穴を開けるほどの威力だった。

直線にいた障害物は全て、跡形もなく吹き飛んでしまっている……

ルカ「なんて【貫通力】なんだ……!あんなのを受けたら風穴どころじゃないぞ…!!」

ラクトが来てくれたおかげで避けれたものの…あれはほんの少し回避したところで無事で済むような攻撃じゃなかった。

もし当たったりしたらと思うと…背筋がゾッとした。

クラーケン娘「……うまく避けましたね。ここまで腕の立つ勇者たちは、全力で葬るべきかもしれません……」

 

ラクト「…………………」

マジックポーションを飲んで魔力の回復をしていたラクトは、ルカの言葉を聞いて【何か】を思い出していた。

というのも、これまでの戦いで、自分の放つ魔力の弾丸が効かない敵がいた。

それは目の前にいるクラーケン娘も、漆黒魔剣士ワトライバもそうだし、ここに来るまでの道中でもそうだった。

どうして跳ね返されたのか。どうして通用しないのか。

それが頭をグルグルとグルグルと満たしていた。

 

ラクト「………【貫通力】?」

 

しかし…【貫通力】、その単語を耳にした時!

ラクトの頭が!経験が!知識が!

濁流が押し寄せるように動き始めた!!!

 

他の仲間たちが戦っている隙に石柱の裏に隠れたラクトは、カバンからトンカチといった道具を取り出す。

そしてすぐに、魔導銃モダングリモアに細工を施し始める。

 

ラクト「貫通力が足りなかったのか…!!!」

 

ルカがまた触手に捕まったり、クラーケン娘がもう一度スミを吐いたりしている中…

慣れた手つきで銃身をいじると、あっという間に終わった。

ラクト「改造完了!!!」

見た目はなにも変わっていない、中身をいじったようだ。

ラクト「ルーン魔導で描く文字は魔力の塊なんだ。だったらそれを【矢】にして放てば…!!!__」

 

クラーケン娘「__そこに隠れていますね!!!」

クラーケン娘の触手が、石柱を破壊した!!

ラクト「うぎゃああああぁぁぁッ!!!」

驚くラクトはその場から逃げるも、魔導銃をクラーケン娘に向けた!

ラクト「こんにゃろッ!出来立てホヤホヤのこいつでも食らえッ!」

 

ラクト「ルーンアロー(魔導弩撃)ッ!!!」

魔弾よりも高速で発射された魔力の矢。

それがクラーケン娘の触手に、数本突き刺さった!!!

クラーケン娘「痛い…ッ!!!」

ラクト「よっしゃあ!これなら効く!!!」

クラーケン娘「この程度……なんともありません!覚悟!!」

ラクト「ぎゃあああ!!!助けてえええええ!!!」

 

ラクト「……なんちゃって。」

 

ラクト「マジックハンド!」

カバンの蓋を乱暴に開けると、大きなグローブが飛び出した!

ラクト「びった~ん!」

クラーケン娘「……!!!」

不意の一撃。張り手を顔面に受けたクラーケン娘は怯んだ!

クラーケン娘「小賢しい真似を…!!叩き潰すまで!!!___」

 

 

 

「「禍津十字斬(まがつじゅうじざん)!!!」」

 

__そこに、ジョージとマモルが躍り出た!!!

刀と槍を交差するように、クラーケン娘に斬撃を浴びせた!__

 

なんと、クラーケン娘の触手を1本切断した!!!

ジョージ「ようやく切れたな……」

マモル「この調子で他も切ろうかね?」

 

クラーケン娘「くぅッ……!!!」

戦い始めて崩れることのなかった表情が、苦痛で歪んでいる。

クラーケン娘「さすがは勇者たち……かなりの腕ですね。しかし、南海の女王たる私を甘く見ないことです!」

 

クラーケン娘は魔力を溜め始めた…!!!

神殿そのものがぐらついているようだ…!?

ルカ「あの感じは…!」

以前、サン・イリア城の地下図書館での戦いを思い出した。

魔力を溜め始めたということは……相応の強力な魔法を放つつもりだ!

ルカ「防御態勢(ガードシフト)だ!!岩でもなんでもいいからしがみつくんだ!!!」

そう言いながら、僕は石柱の瓦礫にしがみついた。

他のみんなも、残っている石柱にくっついたりしている。

 

クラーケン娘「__全てを飲み込む激流!|ガンマウェイブ(極大波魔法)!!!」

クラーケン娘から、猛烈な水流が放たれた!!!

まるで部屋に竜巻が入って来たかのような、とにかくもう、建物内がめちゃくちゃになるくらいに。

まるで渦が、クラーケン娘を中心に発生しているかのようだ!

チリ「ううぅっ…!!!」

ルカ「なんなんだよこの水流は…!!!」

僕たちも必死にしがみつくのが精いっぱいだ。

 

 

__しかし、僕たちの目に驚くべき光景が映った。

 

荒れ狂う水流の中、全身に海藻を身に着けユラユラと動くパヲラの姿があった!

パヲラ「おどりゃんせ!おどりゃんせ!舞やまいまい、おどりゃんせ!」

 

クラーケン娘「……そんな…!?」

ルカ「……は?」

 

僕は呆れたが、クラーケン娘はかなり驚いた様子だ。

 

クラーケン娘「まさか…海流を受け流している…!?」

チリ「なんでワカメ……」

ルカ「アイツ頭おかしいよ……」

 

クラーケン娘「あなたは…何者なのですか!?気は確かなのですか!?」

パヲラ「失礼しちゃうわっ!今のあたしはワカメ!!海藻なのよっ!!」

クラーケン娘「(__普通じゃない……何ですかこの人間は……!?)」

 

パヲラ「圧気掌(あつげしょう)!!!」

クラーケン娘「くっ…!只者ではないということだけは確かですね…!」

荒れ狂う海流の渦。

その中を巧みに泳ぎながら、両者は格闘戦を繰り広げている。

 

カムロウ「タフだな…あいつ…!」

ルカ「ああ。かなりタフなやつだ。手強いな…!」

とにかく強い!僕たちが束でかかって、未だに倒せる気配がない!

流石は南海の女王………

カムロウ「ルカ!俺はこのまま短期決戦に持ち込む!」

ルカ「何する気だ!?」

カムロウ「俺は今から変身する!指示を頼む!」

変身…つまり、ドラゴンに姿を変えて戦う気だ。

こうなれば圧倒的な火力でねじ伏せるしかない。それでダメなら撤退も考えないと……

ルカ「そうか…わかった!出せる力、全部出しきれ!」

カムロウ「おうっ!」

 

カムロウの身体から、雷が迸る__

 

カムロウ「龍変身!____」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__【特異点】はまだ先か。

 

__そうみたいだね。

 

 

 

 

__……………

 

__心配?

 

 

 

__心配なんでしょ。

 

__煩い。

 

 

 

 

__じゃあさ、もう()()()()しても良いんじゃない?

 

__……良いだろう。承認した。

 

 

 

__我らが御子よ。力を欲するならば。力を我物とするのだ。

 

__叫べ。心に従うのだ。揮え。力に従うのだ。

 

__お前にとって仇をなす存在を、排除するために____

 

 

__神速の刃を持つ龍の姿を___

 

 

 

 

 

 

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