機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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太平洋の小さな島国の一つだとか。

まずは感想と誤字報告、ありがとナス!
そして1万UA突破!感謝の証にアクシズ押し返さなきゃ…!(錯乱)
日々の執筆の活力にさせてもらってます!本当にありがとう!

さて、パラオの展開は意外なことに…?
久々のほのぼの……が少し入っています。ハイ。



パラオという国があるそうですよ、ギュネイ

 

パラオは小惑星に居住区を作った資源小惑星だ。

金属の採掘目的でここにドラム式のコロニーを作り、そこで人々は貧しい生活をしつつも平穏に生活していた。

しかし、ここ最近は袖付きと赤備えの対立によって2つに分けられている。

たがそれはあってないようなもので、住民の交流は普通に行われている。

一度はパラオ近郊にて赤備えと袖付きがとある事故で交戦したものの、両者のリーダーが即座に戦闘を中止命令を出して、パラオの中立拠点としてパラオ近郊と内部では一切の戦闘を禁ずる契約の元、現在は袖付きと赤備え、両軍の拠点として利用されている。

まあ、実は赤備えは他にもいくつか拠点を持っているが居住に適する所が少ないため、家族などを移住させるにはここしかないのである。

そもそもパラオが出身の兵士もいるが、それは別の話だ。

さて、袖付きは本来合流する筈だった旧ネオ・ジオン軍の大半が赤備えへと流れたことによって袖付きは常に人材に不足していた。

ジオン共和国からの秘密裏に支援してもらわなければ中々厳しい袖付きであるが、箱の鍵であるユニコーンが運ばれたのという情報に袖付き内はざわついた。

 

「まさか先に交渉した我々袖付きではなく、赤備えに渡すとは……」

 

「カーディアスは赤備えに恩があるという噂を聞く。それが事実だったのだろう。だからといって焦る必要はない、アンジェロ」

 

「しかし大佐、このまま指を咥えたままでいるのですか!?」

 

宮殿のように綺麗かつ豪華な部屋で、フル・フロンタルは直属の部下であるアンジェロ・ザウパーに微笑みを浮かべる。

 

「安心したまえ、既にできることはしている」

 

「流石は大佐……!」

 

ラプラスの箱、それを巡る戦いは混沌に近付いて行く………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラオに着いたバナージは、ギルボア・サントとマリーダに連れられてサント家にやって来ていた。

まだこれから何をするのか、何をしたいのか悩むバナージだが腹を空かせては考えるだけでも思考が別の方に行ってしまう。

マリーダとギルボアの妻の手作り料理をありがたく味わいつつ、ギルボアの子供達と細々と会話をする。

だが、それをつまらなく思ったのか、同席していたアカリはバナージの好きな物を聞いたり、自分の趣味を話したりと雰囲気を和らげた。

とはいえ、まだ気不味いのは確かでバナージはマリーダとアカリと共に夜の散歩をしていた。

掘り抜いただけの礼拝堂で、ジオンの話や赤備えの話など、バナージにとって知らないことをマリーダは教えた。

ふと、バナージはアカリの事で気になった事を聞いた。

否、聞いてしまったと言うべきか。

 

「そういえば、アカリちゃんはマリーダさんのことをお母さん呼びしてますけど、何か理由があるんですか?」

 

そう言ってしまった後に、バナージは聞くべきことではなかったと自省するが、既にもう遅い。

どんな言葉が来るか、内心震えつつマリーダの返答を待つ。

少し間を置いてマリーダの口から出てきた言葉は、バナージのような民間人からすれば途方もない深い闇を感じさせる物だった。

 

「アカリは私の子供だよ、血の繋がった娘だ」

 

「……その、すみません。聞いてはいけないことを……」

 

「いや、良いんだ。娘の事は私も望んだことだ。元々私はシャアの反乱より前の戦争で生まれたクローン人間で、戦うことしか私にはできなかった。でも、兄さんに出会ってから私は普通の人間として生きていれる」

 

マリーダは微笑んだ。本当に幸せそうにマリーダは語る。

 

「兄さんは私を人間にしてくれた。私は兄さんが好きで、兄さんの子供が欲しかった。私の人間たる証が欲しかった。色々あるけど、私はアカリが生まれてきてくれて本当に幸せだよ」

 

マリーダのその口調には一切の険はなく、バナージは思わず自分もそんな人ができるだろうかと考えてしまったのだった。

 

「ママ〜!そろそろパパが帰ってくるんじゃない?」

 

「そうだな……またいつ会えるか解らないし、帰ろう」

 

アカリは持参する子供用の小さなデジタル腕時計を見て、自身の父親の帰宅を告げる。

バナージはアカリの父親が気になったが、家族団欒の場所に自分がいるのは場違いだと思い、「じゃあ、自分はギルボアさんの家で寝ます」と言おうとしたがマリーダは全く問題ないから来てくれと言うので申し訳ないと思いつつ、彼女の家にアカリに手を引っ張られて向かう。

 

「パパはね、ママより強いんだよ!でも今のお仕事は大変みたいだけどね!」

 

「アカリちゃんのお父さん、凄いんだね」

 

「うん!」

 

心が暖かくなる。

バナージはアカリから放たれる可愛さに、ちょっとロリコンを目覚めさせかけていたが、オードリーを思い出して邪な考えを振り払う。

決してペロペロなどと、親の目の前でするなど言語道断、というか普通にヤベー奴である。

一線を越えず、なんとか性癖の彼方へ行くことを免れたバナージ。

マリーダはそんなことを気付いてないのか、笑顔で少々粗雑でこぢんまりだが綺麗な一軒家にやってきた。

そして、扉の前で待っていたのは容姿は変わっているが我らの主人公、ギュネイ・ガスであった。

 

「君が艦長が言っていたバナージ・リンクス君か。俺はギュネイ・ガス、よろしく」

 

「は、初めまして…」

 

「ハハハ!そう固くなるなって!」

 

ギュネイはここ数年で色々あったのか、顔には目と頬に一筋の斬られたらしい古傷が残り、髪の手入れはパラオでの生活環境のせいか背中まで伸ばしっぱで、かなりボサボサで癖毛が所々できている。

しかし、汗臭さはなくちゃんと体と頭は洗っている事がわかる。

恐らく、古傷はまだ着込んでいるスーツの下にもあるだろうと容易にわかるくらいには、立ち住まいが細身なのにマッチョのような錯覚を覚えさせる。

バナージのギュネイへの印象はそんな感じだったが、何処か言葉にできない違和感を感じる。

若干困惑するバナージを強引に家の中に入れ込み、バナージは客室でインダストリアル7の生活と今の生活に複雜な感情を抱きつつ、ほんの一日くらいの筈なのに睡魔によってゆっくりと眠りにつくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、バナージはアカリの相手をしたり、朝食の手伝いをしたり何故か違和感なく馴染んでいた。

 

「バナージ、洗濯物はそこに置いておいてくれ」

 

「あ、はい!」

 

バナージは洗濯物を入れたり、ギュネイはプレゼントをアカリに渡す。

 

「アカリ、お父さんからプレゼントだ」

 

「あ!チョコレート!ありがとう!パパ!」

 

「兄さん、あまりアカリにチョコレートは渡さないでよ?」

 

「マ、マリーダ、足が、足が痛い…イヅ!?」

 

これが日常的な家族の形、といえばそうなのだろう。

素性や場所を考えなければ、確かにそこは幸せな家庭を現したかのように心が暖かくなる世界だった。

 

「ママにチョコ!」

 

「ありがとう、アカリ」

 

「パパも!」

 

「ありがとナス!」

 

「ナス……?」

 

「気にしてはいけない、バナージ。時折兄さんは変な言葉をを使うんだ」

 

「は、はい…」

 

「バナージお兄ちゃんも!はい!」

 

「ありがとう、アカリちゃん」

 

ギュネイの言葉に引っかかるバナージだったが、マリーダに気にするなと言い、アカリはバナージにも8つあるチョコのパッケージの中から一つバナージに手渡す。

笑顔で渡してくれるアカリに、親二人とバナージは内心で〈天使だ……〉と癒やされるのだった。

 

 

 

 

それはさておき、バナージは紅蓮にお呼ばれされたのでジンネマンとペイシュヴァルの監視の元、パラオの宇宙港施設のとある部屋で彼は紅蓮と昨日ぶりの再会をする。

 

「……バナージ君、君を助けようとロンド・ベルがこちらにやって来ている」

 

「え……!?」

 

バナージに告げられたのはロンド・ベルによるユニコーン奪還作戦であった。

 

「考える時間としては短いかもしれない、だが問おう。君は戦う覚悟はあるか?そして、姫を守る意志はあるか?」

 

「俺は……俺は……」

 

クルス家でも家事を手伝いつつ、考えていた。

自分は何をしたいのか、為すべきことなのだろうかと。

 

「殺し殺されての世界だ。本当ならもっと悩んでから決めてほしかった。だが、時間がない。君の返事次第でここの運命も変わる」

 

「それって…!パラオの人達を人質に迫ってきているようなものじゃないですか…!」

 

「人質にせざるを得ない、というのが今の判断だ。それほど切羽詰まっているし、我々も袖付きも拠点としてパラオを失うのは嫌でね」

 

「クッ………!」

 

早急に決めなければいけない。

そう考えると思考の回転が早くなる。

 

「あの艦には姫様もいるだろう。ユニコーンの操り手として為すべきことを為せ、等とは言わない。だが我々も、ロンド・ベルも、袖付きも、君にとっては不本意だろうが求めている存在だ。君がやりたいと、するべきだと思ったことをすればいい」

 

そう諭す紅蓮に、バナージはやがて覚悟を決めた目で紅蓮を見つめる。

 

「やります…!オードリーを守って、ユニコーンも守る!俺は鍵なんかじゃない、俺は俺なりのやり方で守って見せる!」

 

「…いい目だ、やはりガンダムに選ばれた者は一際何かを持っているというのは事実だな」

 

独り、そう呟くと早速バナージはどう動くのかを説明される。

 

「君はユニコーンに乗ってただネェル・アーガマに戻ればいい。武装も持って行ってもらって構わない」

 

「それだけ……ですか?それに武器まで……」

 

「ああ、一応防衛隊には君のことは伝えておくが全てに伝えきれるとは限らない。もしものための保険だ」

 

まあ情報は捕えたエコーズの人間から聞いたものだがな、と紅蓮はさっきまでの雰囲気を彼なりに消そうとするがあまり受けなかったようだ。

 

「紅蓮、慣れない事はするもんじゃあない」

 

「そうだぞ、大将」

 

「………(´・ω・`)」

 

ジンネマンとペイシュヴァルの総ツッコミに何となくしょんぼりしているらしい紅蓮に、バナージは赤備えが信じられる人達だ、と思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、時は既に奪還作戦という名の救助作戦が始まる時であった。

 

 

 

 

 




例のアレ

ギュネイ<待たせたな!(某蛇風)

紅蓮<時折お茶目な大人。こんな大人になりたい人は多いハズ

ペイシュヴァル<申し訳程度に登場。え…これだけなの?

ジンネマン<流石に夫妻のお宅に堂々と住むほど恥知らずではない。尚、本人はアカリに一度引っ付くとベッタリ。

アカリ<皆にもチョコレート上げるよ!そぉーれ!美味しかった?

マリーダ<幸せそうで何よりです、マリーダさん……それはそれとしてギュネイ、ちょっと話がある。

ギルボア<つい前まではアセべで大活躍だったギルボアさんも息がしてない。この作品でも死なないでくれ……

バナージ<赤備えを信じることにした。後、ミネバの為に覚悟ガンギマリ。これで砂漠でも平気だネ!それはそうとマリーダの過去にビックリ。

ダグザ<まさか既に作戦を看破()されてるとは思ってない。でも歯車には歯車の意地があるのでバナージを助ける素晴らしい大人で軍人。

アルベルト<実は次回以降、運命の出会いをしたりする……かもしれない。

リディ<ミネバをマーセナス家に保護してもらおう!と見切り発車。見切り発車は怖いぞぉ……

オットー<ムカついてエレベーターを破壊してたら部下に見られて自腹で修理費を出すことになった。不幸だ……(某トゲ頭風)尚、シス卿の成り損ないは何故か親近感を抱いたそう。


今年も終わりが近付いてきましたね……怪獣八号がアニメになるし、他にも続編も出たりでヤベーなぁ。
そしてアーマード・コアも新しいの出るっていうし、ガノタだけど手を出してみようかと悩んでおります。バトオペ、エーペックス、ガンエボのローテで既にかなりゲーム時間パンパンなんですけどね()

クリスマス……バーニィ……何か思いつきそう(⁠@⁠_⁠@⁠;⁠)

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