機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

19 / 55
水星に合わせてる訳じゃないですが内容的にこうするしかなかったの(^^;)

それと何気なしに我が家のガンプラ隊を撮ってみた。
改めて見ると油性ペンでスミ入れしてたワイは我慢できなかったんやなって……


【挿絵表示】


ちなみにペイルライダー君は古本市場で箱を買った。
そしてユニコーン覚醒くんとグフカス君がいたけど無惨な姿になられていたので入れてない。()

後、今回は多分みんなちょっとビックリする機体と急展開が出たりする。
そして要請があったのでちょっと頑張ってR-18書きます。
いつ出るかは私にもわからん。




ロリコーン、起動ス!

 

「ハイパーメガ粒子砲、テェェッ!」

 

オットーの命令と共に、ネェル・アーガマのハイパーメガ粒子砲が放たれたのと同時に戦いの火蓋が切り開かれた。

エコーズの【ロト部隊】も既に取り付いて出撃する袖付きのガザDやドライセン等の機体を撃墜していく。

だが、宇宙港ドックから現れたムサカ級や赤く塗られたサラミス改がビーム砲で反撃しつつ姿を現す。

エンドラ級もまた、モビルスーツを吐き出しつつ前に出る。

 

「貰った!」

 

「なにぃ!?」

 

ロトのビームキャノンによって放たれたビームが袖付きのドラッツェに直撃し、撃墜する。

ミサイルも気付いて近付いてきたギラ・ドーガに撃って近寄らせない。

だが、プロト・スタークジェガンの対艦ミサイルが運悪くギラ・ドーガの横に着弾。

爆風だけで機体がバラバラになり、推進剤も誘爆する。

だが、袖付き側も負けじと応戦する。

一方でロンド・ベルのモビルスーツ隊のほとんどが投入されている赤備えは出てくる全ての機体が赤い。とにかく赤いのだ。

 

「み、見掛け倒しだ!突っ込め!」

 

そう言ってジェガンのパイロットはビームライフルを撃ちながらパラオに近付くが、自分の死を感知できずコクピットごと断ち切られて爆散する。

 

「ば、バイアラン……!?」

 

相対したジェガン達のデータ照合で出されたのはバイアラン。

しかし、顔はどことなくガンダムになっている。

 

「リ・ガズィの代わりにバイアランを宛がうのか、紅蓮。確かに高機動だがもう少し手数が欲しいな…」

 

正式名称【バイアラン・イゾルデ】、パイロットはペイシュヴァル。

彼は手数の少なさに少々愚痴をボヤくが、ジェガンやリゼルが放つビームやミサイルをバイアランの機動力と運動性で回避し、サーベルとビームガンで敵機を撃破していく。

そして、同じく赤く染まったガンダムもまた姿を現す。

 

「久々に動くとしようか……」

 

赤くなった【ガンダムトリスタン】はビームライフルを的確に機体の手足を撃ち抜き、あっという間に周囲の鎮圧をする。

それを見計らい、背後からこちらも赤く染められた【ドーベン・ウルフ改】が現れる。

尚、「改」と銘打ってはいるが実のところはただの改修機であり、関節各部とコクピットに予備パーツとして残されていたサザビーのサイコフレームを少量使って運動性と機動性を上げただけである。

 

「紅蓮殿!ユニコーンが出ました!」

 

「了解した」

 

ドーベン・ウルフのパイロットはユニコーン出立の報に、この不毛な争いもすぐに終わると思いつつ、ビームサーベルで斬り掛かってきたリゼルに見向きもせず、腕だけを向けてガトリング砲で蜂の巣にして撃破する。

 

「ノーム隊長ぉぉ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時は遡る。

バナージはユニコーン専用のパイロットスーツを着て、マリーダと別れを告げる。

 

「ご飯、ありがとうございました、マリーダさん」

 

「良いんだ、君は無事にネェル・アーガマに戻ればいい」

 

「はい!」

 

だが、ここでトラブルが発生してしまった。

しかもバナージがコクピットに乗り込む際にだ。

既に戦闘が始まり、誰も彼もが戦闘に集中している今、バナージの目の前にいるノーマルスーツもなしにいる幼女……アカリに困惑と驚愕で動きを少しの間停止させていた。

ようやく再起動してバナージは怒鳴る。

 

「な、なんでここにいるんだ!?ここは危険だ!」

 

「ユニコーンさんの中に入ってみたかったの……」

 

怒鳴られた事によって涙目になりつつ、子供らしい探究心と好奇心に溜息を吐きつつ、既にアカリを降ろす暇はなく仕方がなくネェル・アーガマに連れて行くことにした。

 

「アカリちゃん、しっかり俺の上に座っててね。これから戦いになる」

 

「うん……」

 

怒鳴られてことで反省したのか声にいつもの元気はない。

だが、それを気にしていられるほどバナージは世話焼きではないし、余裕もない。

片手で彼女の頭を撫でて機嫌を取りつつ、機体をパラオの外に出す。

CG加工でくっきり見えるモニター越しの宇宙に、爆発の光とビームの光が交差していた。

持たされていたビーム・ガトリングガンの武装ロックを解除しつつ、ネェル・アーガマのいる方向へ進む。

だが、袖付きのドライセンが立ち塞がり攻撃してきた。

ビームガトリングの乱れ撃ちをシールドに備えられているIフィールドでガードしつつ、ガトリングガンのロック解除を待つ。

 

「クッ!早く解除してくれ…!」

 

焦るバナージを知ってか知らずか、ドライセンは加速してトライブレードを射出、そしてビーム・アックスを構えて仕留めにかかる。

それを見てバナージはトライブレードをバルカンで迎撃しつつ、ガトリングガンを構える。

後2秒……1秒……この間にトライブレードは3つとも破壊され、ドライセンは覚悟を決めてかかってきた。

 

「今だッ!」

 

横薙ぎに構えたドライセンに、ビームの雨が胴体に叩き込まれる。

火花を散らしながら爆散したドライセンに、バナージは心の中でドライセンに乗っていたパイロットに謝罪の念をしつつ、連邦機との合流を急ぐのだった。

 

 

 

 

 

場所は変わり、トリスタンは隊長機のリゼルとライフルで撃ち合いをしていた。

 

「ほう……やるな」

 

「クソッ!強い…!」

 

リゼルの攻撃はことごとく外れ、逆にトリスタンの攻撃は的確に関節部を狙った攻撃で、そこをノームはシールドで何とか受け切っていた。

そこを何度もサーベルで斬りつけようとしてきた紅蓮だったが、ノームの咄嗟の判断とリゼルの性能に助けられて回避に成功していた。

だが、それももう終わりである。

 

「もらった……!」

 

後腰部に懸架していたシュツルムファウストで、リゼルの下半身が吹き飛ぶ。

トドメにサーベルをコクピットに突き込もうとしたが、ノーム機を救助する為のビームが飛んできたのでその場から離脱する。

新たに紅蓮の前に現れたのは【デルタプラス】。

パイロットであるリディと、サブシートに座るオードリー・バーンことミネバ・ザビはモニター越しとはいえ、複雑な思いで目の前の赤いガンダムに視線を注ぐ。

 

「む……姫様が乗っているか…!」

 

ミネバを殺すわけにはいかない紅蓮は、即座にそこから離れる判断をして、リディは緊張を解く。

まだ戦闘は続いているが、リディに植え付けられた完封された暗礁宙域の出来事は軽くトラウマになっていた。

 

トリスタンが離脱した直後、ユニコーンがデルタプラスと合流し、バナージはリディにミネバを預けることになるがそれはまた別の話だ。

 

 

 

 

 

 

 

戦闘は既に終盤、否ほぼ終わりと言っていいだろう。

元々少ない袖付きのモビルスーツ隊は、一部の兵士の練度の低さもあって被害は大きく、逆に赤備えはベテランが多くいるため撃墜された機体はほとんどなく、少破や中破で済んでいた。

対して連邦は多くのジェガン、リゼルを失っており、ユニコーンを奪還するには多すぎる犠牲を払うことになった。

その主な要因とも言えるのが赤備えの揃える機体の性能である。

一部は、シャアの反乱より以前の恐竜的進化をしたアクシズの機体も多くいるが、ギラ・ズール、ギラ・ドーガを主体に鹵獲やアナハイムや連邦軍内にいるスパイ等から横流ししてもらったジェガンとその兵装もあって、装備はかなり潤沢である。

勿論、ジェガンを使う赤備えの兵士達はほとんどいないが……評価は彼らにとっては憎々しくとも優秀の一言で、使うパイロットは少数だがいる。

まあ、新兵や持ち機体のないパイロットに配備したりと、場違い感は凄いが普通に使われていたりする。

そんな赤備えの裏事情はともかく、ジェガンとジェガンが殺傷出力で撃ち合い、斬りあいをするという演習でも絶対にしない光景であった。

幸か不幸か、赤備えの機体が総じて赤く塗られているので区別は付くがそれでも味方を誤射しかねないほど集中力を必要とする状態であった。

 

「ユニコーンは無事にネェル・アーガマに辿り着いたか」

 

「そのようだな…………紅蓮、仮面を外してても良いのか?」

 

戦闘は終了し、赤いガルスKや袖の付いたギラ・ドーガ等がパラオに帰投する中、トリスタンとイゾルデはその光景を見ながら殿を務める。

流石に仮面を着けっぱなしは息苦しいのか、外す紅蓮。

それにペイシュヴァルは咎めるが紅蓮はこう答えた。

 

「いずれ、私の素顔はバレるさ。次に会う時にはバナージ君にもきっとバレる」

 

武者兜の形を模した仮面を外した黒髪の男は容易に想像する。

 

だって【私】は既にこの世界の本来の未来を識っているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バナージはネェル・アーガマに舞い戻った。

友人のタクヤとミコットに出迎えられ、そしてアカリがノームのリゼルを整備するメカニックの後ろでキラキラと目を輝かせて(いるように見える)アカリがいた。

 

「なあ、バナージ……」

 

「あの子、バナージの隠し子だったりする……?」

 

「誤解だッ!」

 

タクヤ達にとんでもない誤解が起き、バナージは必死に誤解を解くが、アカリはそんなバナージの苦労を知る由もない。

持参していたポーチに一杯入れた飴を、先程のメカニックに渡して「すごいすごーい!」と褒めてメカニックを照れさせてたり、それを見ていたノームが険しい顔が穏やかな顔になってたりしていたが。

 

 




例のアレ

ドーベン・ウルフ改<撃墜されたドーベン・ウルフの残骸や残ってた予備パーツ等で組み立てられたドーベン・ウルフの改修型。サイコフレームを少し使ってる。コストの問題で一機のみの運用だが、予備パーツを含めれば二機存在する。

ガンダムトリスタン<ブッホ・ジャンクがNT-1を改修したものを密かに横流ししてもらった機体。基本性能は変わらないが、維持費の問題で本体と武装のみだけ送ってもらった。今作では紅蓮の機体。

バイアラン・イゾルデ<バイアランの改修型。手数が足りないと文句言われてしまった子。()多分、今回のみの出演である。

サザビー<赤備えがユニコーン開始前に回収済み。残っていたMAやMSも回収したので、捜査隊は無駄足を踏むことになった。多分。

ユニコーンガンダム<幼女にデレてハッチを開けたイエスロリータノータッチ変態。もしもし、ポリスメン?

マリーダ<アカリがいつの間にか家から抜け出してユニコーンに乗ってたなんて知らなかった少女(18)

赤いジェガン<赤く染められた上にパイロット達から連邦の機体というだけで少し嫌われる可哀想な子。でも彼らにも優秀と言われるんだから胸を張って生きて……

バナージ<ぅゎょぅιょっょぃ

ギュネイ<あれ、アカリがいない……嘘でしょ……

アカリ<飴ちゃん持って無邪気にネェル・アーガマを観光。子供が運用していた艦にまた幼い子供が乗るのは因果か……

全裸<シナンジュに乗って全裸待機してたけど、結局出番なし。

紅蓮<流石にお察しの正体。実は仮面はカツラと地毛が重なってる。

ペイシュヴァル<今作一番の謎仮面。さぁて、君は誰でしょうね……

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。