機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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感想でもっと夫婦の会話を見たいというのがありましたので書いたぜ!

最近足りないギャグとほのぼのにワチャワチャをここで補うのだ!小話なので短めなのはご愛嬌ということで……

なのでとんでも馬鹿騒ぎ(キャラ崩壊)してても良いよって方のみ、お読みください。
時系列的にはユニコーン本編開始より前です。




小話 クルス夫妻の休日

 

それはパラオにてのある日の事である。

しばらくは休暇ですることもなくなったギュネイとマリーダは、娘のアカリと共に朝から家でダラけていた。

 

「「「ファ〜……」」」

 

仲良くぐだぁっとしている三人はあくびを噛み殺しながら、ギュネイは時計を見る。

 

「まだ8時半か……」

 

本当にすることがない。

アカリはNTの素質があって、結構早くに言葉を学習してるので結構賢い子になった。

まあ、それでも子供がわかる一般的な事ぐらいでまだまだ幼いが。

 

「…ゲーム!そうだ、ゲームしようよ!」

 

「お祖父ちゃん、頑張るぞぉ〜」

 

「うわ!?親父!?」

 

「義父さん……どこから入ってきたんですか」

 

アカリが思いついた言葉を待ってたかのようにジンネマンが居間の部屋に突入してきた。

ギュネイは背伸びしてたので、驚いた拍子でソファから後ろへ転げ落ちた。

マリーダは冷静にジンネマンに侵入方法を問うが、ジンネマンは工作員らしく「ピッキングで入ってきた!」と言い放つ。

 

「親でもそれはアウトです……」

 

と、マリーダは苦笑しつつジンネマンがアカリを甘やかしているのを見つつ、ギュネイはアカリの【ゲーム】という言葉に名案を思いついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、休暇中の我々がお呼ばれになったと」

 

「まあ、ちょうど嫁達がトラブル起こしてて面倒くさかったから良いか」

 

いや、それは駄目だろカズイさん、とギュネイは突っ込むがカズイは気にしない。

今頃、めぐみんやララティーナ(本人はダクネスで呼べと言っているが)達がパラオに迫ってきているだろうが。

 

「ヅ…じゃなくてゼランさんは仕事なかったのか?」

 

「ふ……知っているくせに何を言う」

 

カズイの他にゼラン、フラスト、トムラがやって来ており、結構ムサ苦しい面子になったがアカリは気にせず、むしろ知り合いが沢山来て喜んでいる。

さて、気を取り直してギュネイはあるものを取り出す。

 

「パーティゲームといえばこれだろ!」

 

と言って皆に見せたのは【マリ○パーティー】である。

 

「うわっ、懐かしいなオイ!」

 

「まあ、パーティゲームの王道だな」

 

「フム……信長のゲボエはないのか?」

 

フラスト、トムラ、ゼランの順で感想が出るが最後のはギュネイが頭をチョップして黙らせる。

 

「さぁーて、やっていこう!」

 

「おー!」

 

アカリだけは癒やしである。

 

 

 

 

 

そうして始まったスゴロクゲームはやはりというか、波乱万丈である。

 

「畜生ぉー!あと1マス!1マスなのにぃ!」

 

「へっ、ギュネイ!残念だったな…!」

 

「あ、フラストもあと一歩だな」

 

「ウソダドンドコドーン!?」

 

あと一歩が足りない二人であったり。

 

「縄跳びゲームはクソゲーや、クソゲー!」

 

「ゼラン、絶対に早く回すなよ?フリじゃないからな?」

 

「ゼランじゃない!ヅラだ!」

 

「ヅラさん!優しくしてね?」

 

「……私はロリコンではないゼランではないロリコンではない……」

 

ゼランがアカリの特級回復薬によって少々錯乱したり。

 

「マリーダ……その、当たってる…」

 

「……当ててるの。言わせないで」

 

「クッ、夫相手でも容赦ないッ!」

 

「パパ、スタート地点に戻されちゃったね」

 

妻のキャラに轢かれてスタート地点に戻されるギュネイだったり。

 

「俺のスターが……まあ、アカリなら良いか…」

 

「パパ、なんかお祖父ちゃん死にかけてない?」

 

「戻れ!?戻れ親父ィ!?」

 

「キャプテン!?こんなとこで死なないでくださいよ、キャプテン!?」

 

「義父さん……」

 

アカリにスターを奪われるだけで使命を果たしたかのように燃え尽きるジンネマンだったり。

 

「フフフ……死なばもろとも!」

 

「と、トムラー!?」

 

「ウッソだろぉ!?」

 

「フラストおじさぁーん!?」

 

「そんなバカなぁー!?」

 

トムラが全員のコインをゼロにするマスに止まってしまったり。

 

「あ、ジャスタウェイ」

 

「我が社のジャスタウェイ、好評発売中だ」

 

「ゼラン、いつから会社作ってたんだ!?」

 

「それは機密という奴なのだ」

 

ゼランの会社の商品が出てきたり。尚、本社はモビルスーツ&モビルアーマーのプラモデルも販売している。

 

ワチャワチャと遊んであっという間にお昼を過ぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、マリーダ」

 

「ん?」

 

マリーダとギュネイがキッチンで全員分の食事を用意している中、ギュネイは妙に口をニヤけて話しかけてきた。

マリーダは長年の経験でそれが笑顔を噛み砕いた結果、微笑んでいるものの顔だと理解する。

 

「俺、マリーダが俺の嫁で良かったと改めて思う。こうして、まだ平和とは言えないけど、こうして笑い合える所で好きな人と一緒にいられるんだからな」

 

「………私も好きです。兄さん」

 

「ギュネイとは呼んでくれないんだな」

 

「今更呼び方なんてどうでもいいじゃないですか。兄さんは兄さんです。私の兄でもあり、夫でもあるんですから」

 

「…そう言ってもらえて、俺は幸せ者だな、やっぱり」

 

尚、そう良い雰囲気の夫婦を余所に今度は大乱闘をやり始めた大人達と子供一人はギャーギャーと騒々しいのだった。

 

「「ちょっともう少し静かにしようか」」

 

『あっ、ハイ……』

 

 




例のアレ

ギュネイ<ロリコン云々はともかく、とっても幸せ。マリーダの事はちゃんと責任を持って添い遂げる覚悟。でもちょっと警察署行こうか?

マリーダ<愛する夫でも遊びでは手を抜かない妻。誰でも容赦なくブッ飛ばす事から、ゲーム界のケリ姫とか言われてる。(カズイ談)

ゼラン<ネームドモブのくせにいつの間にか会社を設立して赤備えの資金調達する有能。ジャスタウェイは伏線だったりする……かもしれないし、違うかもしれない。読者の想像力が試される。

ミネバ<アカリたちが大乱闘中に何かを察してやって来た。ハブられてたことに一同、土下座をかますことになった。

ペイシュヴァル<実はこの時、運悪く食あたり引き起こしてトイレでダウン中。でも、ユニコーン開始直前にはバリバリ動けるあたり、まだ若い……のか?

ジンネマン<アカリにヒゲをよく引っ張られたり等とイジられるお祖父ちゃん。でも、本人は痛いが満更ではない。愛は盲目と謂うべきだろうか。

フラスト<アカリにはフラストおじさんと呼ばれてちょっと傷ついた男。でも、愛くるしいアカリなら良いかとすぐに立ち直った。

トムラ<どこぞの日本兵のごとく、全員を巻き込んでバンザーイ!死を遂げる。メカニックなのに……

ジャスタウェイ<爆弾でもあり、味噌の出汁にもなる万能人形。そのダサさが地味に宇宙世紀民にウケるというちょっと闇の深そうな人形。市販品は普通にただの人形である。
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