機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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幼女で卒業(意味深)するという業の深すぎる夢を見たので初投稿。
最近はペースというか、モチベが落ち着いてきたというか落ちてきた感じの作者です。
でも感想のおかげで浮気しないで済んでいる!
本当に読者様方、ありがとナス!

序盤はほのぼの。
途中からバトルって感じですね。ハイ。

他の作者様達のを見てると、支援絵を貰うって憧れるなぁ……
まあ、Twitterとかなんかやってないし無理な話か。
自分は自分なりに頑張る、うん、ガンバル。

……まあそもそもどうやって貰ってるのか知らないし()



箱の鍵は過去を呼び覚ます

 

ユニコーンに搭載されたラプラスプログラム。

NT-D発動後に、特定の場所であれば次の座標を示す箱への道を導くシステム。

そのプログラムが次に示した座標は宇宙世紀一年にテロによって崩壊したコロニー【ラプラス】を指していた。

連邦はこの際、箱を確保してしまおうとネェル・アーガマを座標の場所まで移動させることを指示した。

ビスト財団の関係者であるアルベルト・ビストは、箱の中身への興味と利権が脅かされている事が混ざった結果、アルベルトはその肥満体の体をみっともなく震わせていたがまあそれはさておき。

 

アカリはとにかく暇であった。

故に、タクヤたちやアルベルト、たわけ艦長に絡むのは致し方ないのである。

彼女は賢くもまだ年相応の子供なのだ。

精神的には他の子供より形作られているが、それでも子供なのである。

なので、大人相手にでも容赦ない言葉をかけるし、愛くるしい姿も見せるし、大人達を感嘆させるような事もする。

 

「オットーおじさん!」

 

「ん?紅茶でも飲みに来たか?」

 

オフのオットーは普通に善人である。

というか彼のバカさに目がいき、カッコつけたりとダサさが目立つが彼は良くも悪くも普通の人間だからだ。

まあ、そんなところが愛される部分なのかもしれないが。

艦長室でティータイムを満喫していたオットーは、入ってきたアカリに少々呆れの表情を見せつつ招き入れる。

実は彼女にもちゃんと余計な場所には入らないようにと忠告されていたのだが、子供心故に好奇心のままネェル・アーガマ内を飛び回るアカリをご覧になれば無意味だったのがご理解頂けるだろう。

監視を付けてもいつの間にか抜け出してオットーの元や格納庫に入り込んで、メカニック達の精神的癒しになったりしている。

流石にダグザもお怒りになったが、副隊長の説得で彼女には一部を除いた自由行動が特別に許されている。

ほぼほぼ彼らの独断だが、成長真っ盛りの子供に一々叱りつけては大人気ないので致し方なくである。

 

「紅茶、飲む!」

 

「そう思ってもう一つ用意しておいたぞ」

 

勿論、ミルクや砂糖は忘れない。

まだ子供舌であるし、そこまでの配慮を忘れたことなどはオットーの記憶にある限りはない。

周囲から見れば疑わしいものではあるが。

 

「美味いか?」

 

「うん!……ケプッ」

 

「ハッハッハッ、ゲップをするようじゃあまだ一人前のレディは先かな?」

 

「む〜」

 

ふくれっ面するアカリに、オットーは孫娘がいたらこうなんだろうかと想像するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アルベルトおじさ〜ん!」

 

「またお前か……」

 

今度はアルベルトの元へやって来たアカリ。

うんざりしたように見えるが、全く嫌な顔をしないのは完全にアカリに絆されているのだろう。

ぶっちゃけてどちらも暇人なのである。

とはいえ、アルベルトにとってはマーサ・ビスト・カーバインの事や仕事の事を一々考えなくてもいい、都合のいい時間を得れるので否定はしているが実のところアカリの相手をするのは嫌ではなく、むしろ求めていた。

勿論、他の人間がいるときはいやいやと相手してるが。

 

 

 

さて、二人が戯れている間にネェル・アーガマはラプラスに航路を向け、遂に近郊までやってきた。

勿論、まだユニコーンを狙う袖付きもまたこの場所にやってきたが。

 

「ビームガトリングにウイルスを流し込む……なるほど…!」

 

フロンタルからネタ明かしされて感嘆するアンジェロは、やはり尊敬を持つに値すると思いつつコクピットのレーダーや視覚で周囲を警戒する。

既にユニコーンはラプラスへ向けて動いているが、袖付きは更に後ろからガランシェールがやって来ているが一番の懸念事項であった。

攻撃能力がモビルスーツに依存しているとはいえ、パイロットの技量は袖付きにいる者達より上である。

特に、強化人間であるギュネイ・ガスが率いた【ホークス隊】は一番強い。

とはいえ、ガランシェールに載せれる数は三機から四機程度。

ならば出てくるのは当然、一騎当千のパイロットだ。

最大望遠でガランシェールから出てきたモビルスーツは、データ照合ではNT-1アレックスと表示されたが、前回の戦闘で本来の姿とは大きく違うのはアンジェロら親衛隊には周知の事実である。

 

「チッ……大佐の偽物風情が……」

 

本当は赤備えの戦力も、こちらのものなのに。

そう考え始めると苛立ちが収まらないアンジェロであった。

 

 

 

 

 

 

 

一方でガランシェールでは。

再び仮面を被った紅蓮がジンネマン達の反対を押し切って、ブースターユニットによる先行をしようとしていた。

 

「大将が前に出てどうするんだ!?」

 

「そうです!ペイシュヴァルに任せれば良いでしょう!?」

 

そう説得するが紅蓮はたった一言。

 

「安心しろ、アカリの居場所を聞き出すだけだ」

 

『お前もか!』

 

割と正体バレしそうな台詞を吐いたが、それよりもコイツもアカリ中毒だったのか、という意外性で何とか誤魔化せていた。

とはいえ、本人にはもう既に隠す気はもうないのだが。

3年近く正体を隠し続け、遂に世界が変わる分岐点が来たのだ。

それを利用できず何が未来を変えるだ、守るだ。

 

「………」

 

「…………行ってくる」

 

とはいえ、紅蓮といえど……いや、ギュネイといえどマリーダを置いていくことに罪悪感を抱かないなんてことはない。

だが、行かなければならない。

解ってくれるとは思わないが、それでももしかしたら顔を合わせるのは最後になってしまうかもしれない故に、ギュネイはただ短く行くことだけを伝えながら目を合わせる。

変な事を言って期待させたり、フラグを建てるような無粋な真似はしない。

もうマリーダの元に帰るのは確定事項なのだから。

通信モニター越しにマリーダの目を見たギュネイは、何も言わずただギュネイを信じている目をしていた。

アカリの捜索もそうだが、一番はこちらのミスでユニコーンにウイルスをまかれたことだ。

厳重に対策を施したり、人員を選抜していたのだが、どうしてもスパイや工作員は入ってくるときは入ってきてしまう。

 

「原作通り、ってか」

 

フルアーマーユニコーンに使われていたブースターユニットにモビルスーツが握れるだけの柄を突貫で引っ付けただけの、やっつけだがまだガランシェールの速度だと辿り着いても戦闘中になるかもしれない。

その間に原作とは違う条件の今、下手するとバナージが死んでしまう可能性がある。

だからこそ、先に向かうのだ。

 

「ガンダムトリスタン、出る!」

 

ブースターが点火され、ギュネイの体に大きなGが体を締め付ける。

マスク越しの戦闘も慣れてきたが、やはりない方が見やすい。

 

「宇宙世紀を黒歴史なんて呼ばせるかよ、クェスみたいに死なせるなんて起こしてたまるかよ……!」

 

仮面を脱いだ男は、識っている悪夢のような未来を回避すべく娘の為にも、戦う覚悟を改めて決意するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして場面はユニコーンにへと戻る。

袖付きのモビルスーツ、【シナンジュ】がユニコーンに近付く中、ダグザはユニコーンのコクピットから出て、トラップを仕掛ける。

〈歯車には歯車の意地がある〉そう言って飛び出したダグザに、バナージは不安を募らせる。

ユニコーンから発せられるかつて、ラプラスで初代連邦政府首相リカルド・マーセナスが死亡する直前までの演説がオープン回線でここにいるあらゆる者たちに届く中、シナンジュはそれに意を介する事なくユニコーンを目指して来た。

 

「来たか…!バナージ!牽制でいい、バルカンを撃て!」

 

ダグザの指示でバナージはバルカンをロックオンせずに乱射する。

 

「ムッ…」

 

勿論、フロンタルは回避するがそれこそが罠で、殺意のないブービートラップによる爆発が起きる。

それにより、フロンタルはコクピットを揺さぶられながらも致命的なダメージは避ける。

着地した所で、ダグザは携行用バズーカをシナンジュの頭部に狙いを付けて引き金を引いた。

モノアイが輝く頭部に爆炎と煙に包まれるが、塗装を剥げさせ、本来の姿であるスタインのツインアイが煌めく。

その瞬間、ダグザは避けようがない己の死を悟る。

エコーズの隊員として生きてきた下積み時代、ベテランとしてジオン残党のマークやそれを利用しようとする輩の暗殺。

部隊の隊長としての記憶。

そして、なんの罪もない子供達を宇宙の塵にしてしまったあの事故。

だが最後に脳裏をよぎったのはユニコーンにいるバナージ。

その走馬灯の間にも、シナンジュはビーム刃を輝かせてダグザの命を消滅させようと振り被る。

 

「バナージッ!!」

 

ダグザの敬礼と共に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シナンジュが爆発に巻き込まれダグザもまた、煙と炎に巻かれて姿を消したのだった。

 

「ダグザさぁぁぁぁん!?」

 

 

 




例のアレ

ギュネイ<3年近くも隠してきたし、もう良いよね?って感じで仮面を脱いだ男。脱いだ理由は後程解る。

全裸大佐<突然の爆発オチ。でも生きてる。爆発オチなんてサイテー!

バナージ<ダグザさんという、頼れる大人を失くす。そりゃデストロイまっしぐらですわ。

ダグザ<本日の被害者。原作とは違う展開だが……?

マリーダ<何も言わず、ただギュネイを信じる。やだ、この子、良妻過ぎる…!それはさておき、アカリが帰ってきたらキツく叱る予定。

アカリ<暇人同士は惹かれ合うとかなんとか。まあ、アカリ統合計画は本人も知らぬ間に進んでいる……
ちなみに髪型は作者イメージで継星あかりスタイル。

アルベルト<自分の素を出す事ができるアカリちゃんに色んな感情持ちつつ、普段のハードな仕事の合間に癒やされてる。

アンジェロ<流石、ガンダム界のイケメンホモ。目力先輩達もきっと盛り上がったはず()みんなおホモダチ!

ジンネマン<アカリの行方不明にちょっとあの世に逝きかけてたりする。

モノアイの駄戦士<………ちょっと浮気してくるかも。()

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