機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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メリークリスマス!
ということでアカリのクリスマス回です。
一日遅れたのは許してくれ……
家の中も外も寒いけど、感想が温かいんじゃぁ……

前回の小話と同じように、ワチャワチャするだけなのでキャラ崩壊とかしてても良いよ!って方のみお読みください。
小話は大体キャラが崩壊する()
そして小話の通り、短め。



小話 アカリのクリスマス

 

アカリは賢い子である。

可愛い上に賢く、そして心優しいという天は二物以上の物を与えていた。

ギュネイはそれはそれで誇らしいが、それ故にシャアの様になるのを恐れた。

彼女は図らずともパラオにいれば、嫌でも大人の汚いところも目にしてしまう時もある。

だから、ギュネイはその日が近いのもあって、とある作戦を執行するのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〜♪」

 

パラオで放送される遥か昔のアニメーションの主題歌を口笛をしながらパラオの商店街を散歩する姿はアカリである。

商店街の人達も、アカリに挨拶してアカリはそれに答える。

まさに現代社会が求めてそうな理想の街であるが、まあそれは置いておいて。

今日はクリスマス、どんなプレゼントを貰えるのか楽しみなアカリは口笛から最終的に歌声になる。

歌い始めた歌が【空を見上げて】なのは、クリスマスへの皮肉か…

とりあえず、ギュネイはギルティである。

 

「お父さん、作曲家とかしてるのかな…?」

 

と、たまたまギュネイの口ずさんでいた歌を教えてもらったアカリは、ギュネイの仕事に作曲家があるのだろうかと考える。

そうしている内に、家に戻ってきたのでアカリは「ただいま〜!」と叫びながら家に駆け込む。

リビングは、既にクリスマス模様。

様々な食事と共に、プラスチック製のツリーの根本にアカリへとプレゼント箱が沢山置かれていた。

 

「お帰り、アカリ」

 

「お祖父ちゃんだぞぉ〜!」

 

「きゃ〜!♪」

 

「キャプテン……」

 

「諦めろ、フラスト」

 

元々は資源衛星であったパラオには、豪華な料理などある筈はないのだがここ3年は赤備えの自腹でクリスマスのような大きな行事には老若男女関係なく、プレゼントやチキン等の料理が配布されていた。

勿論、資金的にまだまだ苦しい赤備えとしては更に苦しめる要因だが、時にはその年を振り返ったり今を楽しむことが必要だという紅蓮の方針もあり、できる限りの範囲で行われている。

勿論、このイベントの根幹にアカリという存在がありのはお察しの通りだろう。

ちなみにサンタクロースという文化はこのパラオでは貧民層というのもあって、いつの間にか廃れていたりする。

 

「アカリ、手を洗ってまずは飯を食べてからな」

 

「うん!わかった、パパ!」

 

手を洗い、椅子に座ってキッチンカウンターで料理をまだか、まだかと待ち望むアカリ。

そうして出されたのは豪華な肉の数々。

ギュネイの自腹で多めに肉を買い漁ったので、また少し懐が寂しいのは内緒である。

 

「美味しい!」

 

食べ始めたアカリ。

そこから発せられた感想は、ギュネイの疲れた心をあっという間に昇天させる。

 

「エフッ、エフッ…」

 

なんだか河の向こう側にプル達が見える……ギュネイは逝きかけたが、マリーダが頭を叩くことで現実に引き戻す。

 

「兄さん、気持ちは解るけどまだ逝くときじゃない」

 

「さ、最近は容赦なくなってきたな、マリーダ…」

 

ちょっと鈍い痛みに頭をかきながら苦笑するギュネイ。

昇天してた間に食べ終えたアカリは、早速プレゼント箱の元へテコテコと歩く。

 

「昔を思い出すなぁ……」

 

「キャプテン、あんまり飲み過ぎないでくださいよ?」

 

かつての妻と娘に涙を流しながら飲み続けるジンネマンと、酒をお猪口に入れるフラスト。

ここ最近はよくみる光景なのだが、それを注意するのは野暮だろう。

 

「わぁ!紅蓮さんみたいな人形だぁ!」

 

最初のプレゼント箱を開けたアカリ。

出てきたのは確かに紅蓮似のガンダムの顔をした人形である。

 

「紅蓮さんからのプレゼントだって」

 

「ハハ…」

 

トムラがプレゼントの主を告げるが、紅蓮の本人たるギュネイがそこにいるので思わず苦笑いするギュネイ。

次にアカリが手に取ったのは包み紙。

包み紙から取り出したのはジオン公国軍の階級バッジである。

 

「バッジだぁ……!」

 

「ワシの古いモノだ。返却を忘れてそのままだったしな」

 

どうやらジンネマンの物らしい。

階級は中尉とあり、アカリはキラキラ光るバッジに目を輝かせる。

 

「お古だし、あんまり良いものじゃないが、これでも良いか…?」

 

プレゼント、というには無骨なものだ。

だが、アカリは笑顔で答える。

 

「大丈夫だよ!ありがとう!大切にする!」

 

といって、散歩する時に身につけるポーチの中にしまい込む。

ジンネマンは、嬉し涙でまたフラストに慰められるが……まあ、そっとしておこう。

他にも、トムラやギルボア、マリーダから小さなスパナ、地球産の江戸切子、とある有名チェーン店のパフェ無料券数枚がアカリにプレゼントされた。

だが、その中でもアカリに微妙な顔をされた物をあげよう。

 

「……ナニコレ?」

 

そう言って持ち上げたのは手乗りサイズの人形ジャスタウェイ。

アカリにはどうやら不評のようだ。

 

「ムッ……ジャスタウェイ人形は良いものだろう?」

 

「うーん……とりあえず貰っておくね……」

 

と言って、リビングのテーブルの上に置かれるのだった。

ちなみにギュネイは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わあ…!」

 

少々大きめの箱から出てきたのは、最近アカリが欲しいと言っていた過去に活躍したモビルスーツのプラモデル【ガンダム】である。

 

「ありがとう!パパ!」

 

「どういたしまして」

 

「何故だ……何故我が社の製品なのにこの差は……!?」

 

勿論、ゼランのセンスのなさが、彼の敗因である。

 




例のアレ

商店街の皆様<皆のアイドル、アカリちゃん親衛隊。手を出そうとひたロリコンは撲殺の上に滅殺されるのでご注意。

ギュネイ<作者からも読者からも罪深き事をしでかした元凶。お前、船降りろ。

アカリ<皆の悪夢の曲を歌いながらクリスマスを待ち望んだ幼女。本人には曲の意味とかは知らんのでシンプルにいい曲だと思っている。そのままでいてくれ……

ゼラン<ジャスタウェイ人形が喜ばれるわけないだろ!いい加減にしろ!プレゼント勝負では勝利の美幼女の微笑みはギュネイに向けられた……

ジンネマン<来年はもっと良いものをと、ネットを漁る日々がしばし続いた模様。

マリーダ<また外に出たら食べようねとアカリと約束。萌え…

サンタクロース<ザクになってでもプレゼントしに行ってやる

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