機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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タイトルは手抜きじゃありません。
ただ、プロットからピンと作者の感性に来たのが【ガンダム】なだけです。信じてください、何でもギュネイ君がしますから!

そして感想ありがとナス!
稚拙な感想返しがらも感想を下さり続けてくれる皆様に感謝ッ!
お陰様で登録者二千を超えやした兄貴たち!本当にありがとナス!

そしてHERO様から、支援絵を頂きました!ありがとナス!
上から紅蓮専用トリスタン、リ・ガズィカスタム(赤備え仕様)です!


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今回は短めの癖にギャグを含みます。笑って許してチョンマゲ。
そして新機体の紹介を後書きにて!



第三章 REVOLUTION
ガンダム


 

 

 

 

 

「駄目ですね、足はパラオから持って来た予備パーツを使えば良いですが腕はかなり繊細な部分なんで予備パーツのメンテに時間を割く暇がないです」

 

そう語るトムラとそれを聞くギュネイ。

その話の話題である目の前でオーバーホールされるトリスタン。

トリスタンの損壊具合に最初はトムラも思わずギュネイの頭を叩いたが、バンシィという強敵に一発だけで許してもらえた次第である。

 

「まあ、流石に無理させ過ぎたからな……だが丁度良いのかもしれないな」

 

「え?」

 

「アナハイムがオーダーメイドで作ってくれた俺のガンダムの話さ」

 

「ああ……」

 

確かにそんな話があったな、とトムラは思い出す。

 

「サザビーの実質後継機みたいなものですよね、アレ」

 

「ぶっちゃけるとな。ガンダムらしくフォルム変えたサザビーみたいなもんだ。だが、俺はアムロ・レイともシャア・アズナブルでもないという意味でも、俺はあの機体を頼んだ。俺は俺自身で、シャアを継ぐ者でもアムロを継ぐ者でもない、俺の平凡で一般的な理想を押し付ける機体であり、あの二人がやらなかった事をやり遂げる為の力だからな」

 

ネェル・アーガマとの合流と、袖付きの奇襲。

ギュネイは疲労でその出来事をよくは知らないが、最終的にネェル・アーガマに収容されたユニコーンと袖付き、それを見て袖付きに捕まるまいと離脱したガランシェールとナオマサ。

簡単に言い表せばそんな感じだと、ギュネイはマリーダから伝えられた。

尚、ベットの中に看病してくれたロニとマリーダがギュネイを横からサンドイッチして寝ていたのはビビるどころか尊さで逝きかけた事は周囲には秘密である。

状況を確認後、レーダーの索敵範囲のギリギリを航行するように伝え、同時にパラオに援軍要請をする。

既に決戦の時は近付いている、そう伝えて。

 

「【G-サザビー】、保管しているサザビーとは別の新規設計のガンダム……名前はパクリみたいですがその性能はサザビーと同等かそれ以上、整備大丈夫かな……」

 

「まあ、とにかく俺はペイシュヴァルと共に受け取りに行くからそれまでの間は状況が動かないことを祈るしかないか」

 

地味にメカニック達の不安も抱えて、ガランシェールはネェル・アーガマの追跡を継続し、ギュネイらは新型機の受け取りのために指定の座標にへと向かう。

それまでに、状況が動くことがなければ良いと祈りながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指定座標に、ポツンと存在する一隻の民間輸送船。

そこへギュネイとペイシュヴァルが乗り込んだ一機のランチが、ゆっくりと近寄り、迎え入れる為に開いたハッチの奥にへと進む。

 

「【Hi-νガンダム】、そして【G-サザビー】。確かにお届けしましたよ」

 

機体の前で最終チェックをしていたメカニックからそう言われ、俺とペイシュヴァルはそれを信じ乗り込む。

ランチからそのままコクピットに移動し、新型のモビルスーツを起動させるギュネイとペイシュヴァル。

そんな彼らに民間船からの通信が開く。

 

「どうした?ブリッジ?」

 

全天周モニターのど真ん中に映し出されたのは金髪を無造作に刈り上げた額に傷のある男。

 

「……何故ここにいる、シャア」

 

そう疑問を口にしたのはペイシュヴァル。

だが、仮面を外したからかその声はハッキリと聴こえる。

 

「なに、君達の顔を拝みに来ただけさ。これで最後になるかもしれないからな、アムロ」

 

「冗談でもそんな事は言うな、シャア。こっちはこっちで連戦で疲れているんだぞ…」

 

不敵な笑みを浮かべるシャアと、溜め息を吐いて少々憂鬱になるアムロ。

それなりに関係は修復……されているのだろうか?

 

「妹さんの所で迷惑かけて、結局アナハイムでテストパイロット……本当に妹さんに殺されても俺は知りませんよ?」

 

ギュネイは前々から知っていたからか、ジト目でシャアを咎める。

そんなギュネイにシャアは「アルテイシアには内密で頼む…」と、元総帥の頭を下げる情けない男。

 

「シャア……いや今はエドワウか、まさかお前もこの戦いに割り込むのか?」

 

まだシャアの反乱の時の事を引きずるアムロは、シャアに問う。

今までの彼なら普通にやりかねないのもあるのだが。

だが、シャアはそれを否定した。

 

「いや、二年越しのブランクは君と違って私には重いのでな。それに体も鍛え直している所だ。それと今はシャアでいい」

 

「やる気はあるのか……」

 

「やるならシミュレーターだけにしてくださいよ?アンタの生きがいに巻き込まれるなんてもう散々なんで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し彼らについて話そう。

約三年前、シャアは精神崩壊を引き起こしていた。

ほんの一年前にようやく己を取り戻し、妹に精神と物理の波状攻撃で叩かれながらもこうして素性を隠しつつ、赤備えと接触することは多々あった。

対してアムロは数週間の間、昏睡状態にあったが回復。

シャアとの激闘と口論でアムロは今後の事に悩んだ。

だが、ギュネイから言われたある一言をキッカケにアムロは彼と共に戦うことを決意した。

それはニュータイプというものの為に犠牲になったニュータイプ達や子供達への贖罪でもあり、また人類を導くという役目を果たすためにも。

 

「前に立ってやりたくないなら後ろでちゃんと支えろ、こき使ってやる。でなきゃ例えアムロ・レイであっても俺はアンタを殺す。アンタも結局シャアと同じって事だからな」

 

そう言いながら本当に生身でドス黒い殺意をギュネイから向けられて、アムロは当時の事を問答無用で殺されるのでは、と思ったらしい。

そして、己の罪を形作るかのように己をペイシュヴァルと仮面を被り、ギュネイの側近をやってきた。

それもようやく終わりを迎える、という訳では無いが区切りとはなるのだろう。

アムロ・レイは己の広めてしまったニュータイプの兵器としての強さを見せつけた罪をこれからも償うだろう。

同時にシャアもまた、己の過ちと最後の家族との向き合う必要もある。

両者共に、まだするべきこと、なすべきことは多かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー現在ー

 

 

シャアとアムロはギュネイを混ぜて昔話をしていた。

エゥーゴとカラバのキリマンジャロ攻略戦、アウドムラでの思い出、ギュネイの強化直後の不安定さとその頼もしさなんかを暴露されたり云々。

 

「本当にこのギュネイが?」

 

「ああ、まさか上官に対して機体越しに殴ってでも後方に戻そうとするからな、逆に指揮を任せて見る気にもなった」

 

「俺、そんなことしてたんすか……」

 

「よくクビにならなかったな。いや、この場合銃殺刑か」

 

「フフフ……ああいう手合は嫌いではないのでね」

 

「くっころぉ……!」

 

顔を赤面させて手で塞ぐギュネイ。

彼らの顔を見たくないとばかりに、ピッチリ指の間は塞がれていた。

 

「それに戦闘中には何やら奇妙な事を口走りながら戦っていたな。絶好調である!、とかな」

 

「……ククッ」

 

「モウヤメルンダッ!」

 

そんな愉快な話も終わりを迎えた。

ベースジャバーに搭載を完了した二機に、シャアは敬礼をしつつ武運を祈る。

 

「君達に、勝利の栄光を」

 

そんな彼の言葉にアムロはこう答えた。

 

「何だか死亡フラグみたいだからやめろ」

 

「…………貴様はその程度では死なんだろう?」

 

「なんだ、今の間は!?」

 

「ええい!早く発進させろ!」

 

そんな二人にギュネイは先程と打って変わってこめかみを抑えながら溜め息を吐く。

 

「あーもー滅茶苦茶だよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論、これからもギュネイは色々苦労するのだがまあそれは別の話だ。

 

 





機体詳細

G-サザビー  全長19.6m

武装/ビームショットライフル(バレルMOD付き)、ビームサーベル×2、頭部60mmバルカン砲、ν-シールド(ビームキャノン、ファンネルミサイル、ビームトマホーク)、フィン・ファンネル×8、斬艦刀【獄道】(ロングビームライフル)、腕部ブランドマーカー×2、胸部ビームバルカン×2、(後腰部)改良型90mmサブマシンガン×2、OV-D(オーバードライブシステム)


ギュネイがオーダーしていたNTとの戦いについていける高性能機の要望にアナハイムが開発した物でサザビーの後継機。フォルムはムーンガンダムに寄せたサザビーのような感じ。サザビーの曲線フォルムは残しつつムーンガンダムを彷彿とさせるシャープさを持つ。
大型化していた機体をゴッホ社の技術提供によりサイズダウンされている。

特徴の一つとしては頭部に施されたモード切り替え。中・遠距離戦を主体とするザク神様のようなサザビーモードは緑のモノアイレンズに高性能センサーを搭載、後頭部にある後ろにへと伸びるアンテナがサザビーを連想させる。近・中距離戦を主体とするGモードは後頭部のアンテナが縮むと同時にモノアイ部のプレートが上にへとフェイスオープン、二対のアンテナが立ちツインアイが顕になる。

関節部、コクピットを中心にサイコフレームが配置されており、オーバードライブ起動時、排熱の為に各所の装甲が拡張展開される。尚、OV-Dは任意による出力向上システムOS。
フィン・ファンネルはファンネルラックによって稼働時間を延長、斬艦刀【獄道】は背部の中心部に懸架され、ビームザンバーの技術を利用した圧倒的切断力を誇る。更に隠し武器としてロングビームライフルが肉厚な刀身に収納されている。
ガンダムピクシーが使用していた90mmサブマシンガンを大幅改良したらしい改良型は、マガジンを後腰部のスカートアーマーの裏側に6つ設置。
リロード時に射出口からマガジンが飛び出し、自動装填される仕組みとなっている。



いつもの例のアレ

Hi-νガンダム<機体回収時には四肢を失って大破していたνガンダムを改修した物。本来の姿になり、同時に関節部にサイコフレームを使用。
実は武装とパーツに関してはユニバーサルデザインなのもあるが、G-サザビーと互換性がある。例に上げるとシールドとか。

ペイシュヴァル(アムロ・レイ)<ようやく本性現した天パ。なんで生きてんだよ。ハイウェポンは産廃なので早く次回作には上方修正させてあげて……

エドワウ・マス(シャア・アズナブル)<一年戦争後のゴタゴタで生死不明になってた所、生存を確認。いやだから何で生きてるの…

ギュネイ<上記二人の生存をさせた戦犯。全裸は泣いて殴ってもいい。シャアとセイラに関しては、隠居生活させるなら一番の人物の元でもあるから、致し方なしなのである。そして恥ずかしい話を暴露される。

セイラさん<流石に精神崩壊してる総帥をトップに置いとく訳にもいかないし、その事実を知られるのは不味いと思ったギュネイによる被害者。まあ、兄とはしっかりOHANASIできたのでまたやらかすときは彼女がシャアを哀しみの向こうへ逝かせるでしょう()

メカニック達<割とワンオフが多いのに、また更に増えるのかと戦々恐々。良かったね、アムロならあんまり壊さないから安心感抜群や!(メンテは除く)

ララァ<■■■■■■■■■■■■■■■■■

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