機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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リディに「オンドゥルウラギッタンディスカ!」って言わせてみたいモノアイです。
個人的に凄く似合う気がする……しなくない?

そしてたまには人外娘も良いよなぁ、とデッドスペース動画を見る日々。
今回はギュネイ君は外野なのです()



リディ・マーセナス

 

 

 

 

 

 

戦争で戦力を補う為に、グレミー・トトという元マスターの切り札として生まれた私達。

戦うことだけを存在意義とされた私達姉妹は、それが歪な事であっても無知であったが為に戦い続けた。

全員同じ顔、同じ声。

でも私達は疑問に思うことはなかった。

何故なら、マスターの為に戦うことを正義とされていたから。

たまにある夢を見る。

私ではなく、他の姉達が生き残っていたらというIFの夢を。

苦しかった、それを見ていた私は苦しかった。

兄さんと結ばれなければ、私が辿っていたかもしれない地獄、何もできず空気がなくなり、いもしないマスターの助けを求め続けて死んだり。

悪夢という他なかった。

そんな悪夢を見たときは、兄さんに温もりを求めた。

怖い夢から逃げるために兄さんに甘えた。

でも、ある日耐えきれず私は兄さんに問いかけた。

きっとそれは慣れぬ育児のストレスもあって、思わず出たんだろう。

 

「私じゃなくて、姉達が生きていたらこんな事にならなかった」

 

忙しくなるというときにデキて、生まれた愛しい我が娘。

邪魔なんて思わない、そんなこと思えないアカリの育児で上手く行かない日々と、兄さんを押し倒してしまった罪悪感。

それらが私を追い詰めていた。

でも、兄さんは言った。

 

「俺はお前が好きだから、一緒に添い続けたいって想ってるからあの夜、お前の気持ちを受け止めたんだ。それを否定するようなことはやめてくれ」

 

そう言って私を抱き締めてくれた。

少し強すぎて、痛かった。

でも、それが心地良くて、ああ、これが愛なんだって気付いたんだ。

アカリは私の光、私を闇から救い出してくれた兄さんとの愛の形。

そして兄さんは私の刻を前に進ませてくれた私の救世主。

そして父さんも忘れてはいけない。

兄さんに話したことが、父さんにも伝わったのか、父さんもまた抱き締めながら、今まで見せなかった涙を流しながら私に伝えてくれた。

 

「俺は女じゃないしお前でもないから、お前の苦しみは分からない。だがな……俺の娘であることに変わりはないんだ……!だから、あんなことは言わないでくれ!俺の娘はお前一人だ!」

 

私は、優しい人達に恵まれた。

あの暗い世界にいた私には勿体ないくらい、優しい人達に巡り会えた。

勝手な正義に縛られていた私に、自由を与えてくれた人達に報いたい、彼らと共に生きたい。

まだ見ぬ、兄さんが作る優しい平和な世界で一緒に生きるために………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「生きたいッッ!!」

 

 

 

 

アカリの声に、マリーダは生への渇望を糧に叫ぶ。

それに反応したサイコフレームは、輝きによって応える。

 

「今のは、アカリ……?」

 

リディは銃爪を引いた、引いてしまった。

銃爪を引く寸前までに力を入れていたが為に、撃つのを躊躇うのと銃爪を引くタイミングが合わさってしまった。

マグナムの銃口から、光の奔流が放たれ真っ直ぐにクシャトリヤのコクピットに直進する。

その光景を見ることだけしかできないリディは、激しい後悔と己への自己嫌悪を抱いた。

 

「やめろ…!」

 

口に出たのはそれだけ、だが脳内では何度も何度も「やめろ」の言葉が彼を締めていた。

そして衝突。

 

「やめろぉぉぉぉー!?」

 

激しく光がバンシィのモニターをホワイトアウトさせ、リディは思わず目を閉じる。

そこで、衝撃とともにリディの意識は深淵に落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で、バナージらからすれば奇跡の一言だった。

マグナムの直撃を受けて、それを貫くように現れた甲殻のような4枚の羽を失ったクシャトリヤ。

頭部のメインカメラもズダズタとなり、一部の装甲は塗装が剥げている。

だが、確かにクシャトリヤは動いていた。

動いてバンシィの腹に正拳を撃ち込んでいた。

 

「マリーダさん!」

 

バナージは目の前の現象を信じられなかった。

でも、マリーダは生きている、生きているんだと信じたい。

だからその名を叫んだ。

 

「マリーダァァ!」

 

ジンネマンもまた、叫んだ。

モニター越しであれど、マリーダのその行動は見えていた。

生きていてくれ、頼む。

皆、その光景を見ていた者達は祈った。

そして、その答えは出た。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ……!はぁ…!私は!生きているぞぉぉぉ!」

 

 

 

 

 

 

生命の雄叫びが、真空の戦場に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘が始まって既に中盤にへと差し掛かった。

それを地上で観測している連邦政府の大統領、ローナン・マーセナスはコロニーレーザーの使用を許可した。

だが、それを必死に止めようとしているのはその戦場の近場にいるアルベルト・ビストであった。

 

「マーセナス大統領!ただちにコロニーレーザーによる攻撃を阻止して頂きたい!」

 

「ここでラプラスの鍵と箱、そしてそれらを狙う輩を全て葬り去らねばならん。そして、アルベルト・ビスト、なんの権限があって私に口答えをするのかね?貴殿もここでバラされては困るだろう?」

 

「ウッ……」

 

まだ、自分の利権を考えてしまうアルベルトにその言葉は効いた。

そんな彼にマーサ・ビスト・カーバインは言う。

 

「アルベルト、もうアンタは終わりだよ。首を洗って大人しく帰ってきな。そうすれば、死ぬことはないさ」

 

比喩なんかない。

事実上のクビであった。

だが、それでもとアルベルトは説得を続けようとする。

が、その時意外な人物が現れた。

 

「この事態、どういうことか説明して頂きたい」

 

そう言って現れたのは一年戦争の英雄、ブライト・ノアだった。

 

 

 

 

地上でコロニーレーザーの準備が行われている中、宇宙でもまた戦闘中のジオンの残党達を駆逐するべく、戦闘準備が行われていた。

ドゴス・ギア級二番艦【ゼネラル・レビル】、かつてグリプス戦役に新造され、実戦投入されたドゴス・ギアだったが戦役中に沈められた艦の二番艦である。

これは因縁か、コロニーレーザー、ドゴス・ギアの二番艦がジオンを撃滅するために戦火に舞い戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてリディは何も見えない暗闇の中、心に響く声を嫌になるほど聞いていた。

死した者達の声が、反復して聞こえてくる。

リディは苦しむ。

どうしたらこの苦しみから逃れられる、どうしたらこの地獄のような世界から逃れられるのか。

そんな彼に、寄り添うのは生きる者たち。

そしてそんな彼らを代表するかのように現れたのは、バナージとマリーダ、そしてアカリ。

そこから先は、ニュータイプにしか分からない次元にへとなる、としか言えない。

だが、少なくともこれだけは言える。

 

 

 

 

リディ・マーセナスは、獅子と共に帰還する。

 

 

 

 

その為の第一歩は、獅子が跪く広大な自然の中。

広い花畑の中に、ポツンとリディは座り込んでいた。

そして、その隣には先程の三人が跪く獅子を眺めつつ、対話を始めた…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




例のアレ

ギュネイ<マリーダァァ!(号泣)

ジンネマン<マリーダァァ!(号泣)

アカリ<ニュータイプ言語でリディとお話。もしくは肉体言語なのかもしれない()

マリーダ<祝え!死の運命を乗り越えしヒロインの誕生である!

バンシィ<イメージとはいえ、姿勢辛いッス……

リディ<バナージと殴り合ったり、マリーダとアカリに諭されたり。アカン、バブみを感じてまう……!

アルベルト<まだ悩んでる。まあ、仕方ないね。

マーサ<ざまぁ展開5秒前。

ローナン<まさか息子がアソコにいるなんて……

ブライト<何やってんだミカァ!

クシャトリヤ<4枚羽をもぎ取られて内心は泣いている……らしい。


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