機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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大岩を投げつけられて絶賛負傷中の作者……モノアイの駄戦死ッ!!

まあとりあえず推しの子の異世界オルガ書いてきたからそちらも良かったらどうぞ。尚、反応の数にビビってるのは仕方がないよな?()

そして誤字報告、感想ありがとうございます!
励みになります!



もうこれ神話だゾ。見ろよ見ろよ〜?

 

バナージがフロンタルと共にインダストリアル7から出た時には、既にもう一つのネオ・ジオングとギュネイとの戦闘が繰り広げられていた。

 

「アッカネン大尉、連携を」

 

「うるさい!お前はそこのやつとやりあってろ!」

 

フロンタルはゾルタンに連携を求めるが、まあ元々ダメ元であったのでフロンタルはすぐに諦めてユニコーンと対峙する。

一方でバナージはギュネイに呼びかける。

 

「ギュネイさん!」

 

「バナージ!お前はお前の倒すべき敵と戦え!コイツは俺に任せろ!」

 

そしてそこにバンシィも加わる。

まだ憔悴したような感じであるが、しかしその瞳はしっかりと人の輝きを持っていた。

 

「バナージ……全部許してほしいなんては言わない……」

 

「リディさん…」

 

「だが、ここに来たのはそれでも償いたい、そういうことだろ?」

 

戦闘をこなしながら彼らの会話に入るのはギュネイ。

会話の輪に入るためかネオ・ジオングのビームの雨を回避に専念して避けている。

 

「若人だろうが老人だろうが、過ちを認めて前に進めるならいくらだって成長できるさ……リディ・マーセナス、お前はそれを糧にできたか?」

 

「多分、だがやはりまだ未練はあるな……」

 

「素直でよろしい!だが俺の妻を撃った罪は重いから後で殴らせろよ?」

 

そう言いながらギュネイはG-サザビーのフィン・ファンネルでビームバリアを張って、ネオ・ジオングのファンネルビットを防ぐ。

 

「後でいくらでも殴らせてあげますよ。ですよね、リディさん?」

 

「ウッ……ええい、やってやんよ!」

 

バナージの軽口で3人の空気は明るくなる。

対して、ゾルタンとフロンタルは険悪ではないもののお互い不干渉である。

ゾルタンはフロンタルのネオ・ジオングを睨んでいたが。

 

「バナージ君、君なら理解してくれると期待していたのだがね……」

 

「分かりませんよ!ギュネイさんと違って、貴方自身でそれをやろうとしているわけじゃないんだから!」

 

「その仮面の下にあるものを吐き出せ!フル・フロンタル!」

 

「吐き出すものなど……ないッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネオ・ジオングとユニコーン二機が対峙する中、ゾルタンとギュネイもまた対峙する。

 

「ゴチャゴチャと建前を言ってくれちゃって!どうせお前のような奴がまた俺達のような存在を生み出す!」

 

「だからって何もせず、このまま見てたって何も変わらないだろ!子供ができてから、未来を考えるって意味に本当に気づいたよ……!」

 

「そう言って折れた奴らは五万といる!お前一人がやって何ができる!」

 

この会話の間でも、G-サザビーとネオ・ジオングⅡの激しい攻防戦は行われており、ギュネイはビームショットライフルの散弾で足にも見える追加ブースターを破壊する。

 

「グゥッ…!結局、人間はいつまでも愚かだよ!なら、サッパリさせようぜぇ!」

 

「うるせぇ!自分の価値観でしか見てねぇ奴が人類を粛清する資格なんてねぇ!世界を、視野を広げてから言いやがれ!」

 

フィン・ファンネルとビームショットライフルで追尾してくるファンネルビットを迎撃するが、ライフルがビットのビームにかすり、誘爆する。

その直前に手放したギュネイは斬艦刀を抜刀し、お返しと背部の腕部を一つ潰す。

 

「狩りゲーの要領でやればぁ!」

 

そしてスカート部を切り落とし、そのまま離脱。

多少の損害は与えられたが、代わりにシールドブースターがファンネルビットに取り憑かれてしまい、強制パージした。

 

「クソッ!お前とて強化人間だろうに!」

 

「強化人間?そうだな!それがどうした!」

 

ビーム砲が収束し、巨大なソードとなったネオ・ジオングの攻撃を斬艦刀で受け止めるが流石にパワーが違いすぎる。

そのまま弾き飛ばされて距離を取られてしまう。

 

「人類が宇宙に生活拠点を置いて百年!それで進化なんて夢見過ぎだろう!?」

 

「それには同感だよ!ちょっと立ち止まって振り返れば、ニュータイプなんてものはまだいないし、人類の進化にしたって少数!誤解なく分かりあえるなんて言い出したジオンは正直、ソイツが今ニュータイプって呼ばれる奴じゃないかって思うよ!」

 

ファンネルビットの攻撃とジャック攻撃に、ギュネイはローリングやバク転など、激しい動きで回避していく。

普通なら吐き気をよもおすか、思考が混乱するだろう激しいGに体がシートに押し付けられつつも、ギュネイは斬艦刀で有線ケーブルを切り落としてファンネルビットの機能を停止させる。

しかし、腐ってもファンネル。

ジャック機能はないがビームを撃つくらいはしてきた。

 

「でもな!宇宙に出た人間には生きる希望が必要だった!キリストしかり、ブッダしかり、一番最近のならニュータイプやジオン・ズム・ダイクンしかり!」

 

「なら!そのニュータイプの為に犠牲になった俺達はどうでもいいと!?自分もその犠牲者のくせに、同胞を見捨てると!?ふざけるんじゃない!」

 

ゾルタンの怒声と共に放たれるマイナスの意思によって、サイコシャードが禍々しく金色に輝き始める。

リング状に展開されたサイコシャードは、それはまるで神を体現するかのようにネオ・ジオングの後ろに存在感を放つ。

 

「うおぁっ!?」

 

サイコシャードによって、頭部のバルカンが爆発。

胸部のビームバルカンも内部から爆発し、装甲が弾け飛ぶ。

コクピットにもその影響が及び、全天モニターの一部にノイズが走り始める。

しかし、全ての武装を破壊できない所がまた哀愁を誘う。

 

「スラスター出力低下……それにセンサー類も、特に遠距離が駄目になったか!これじゃOV-Dシステムも使えない!」

 

無理矢理システムを使うことも考えたが、機体が自壊しかねない。

よってギュネイは一撃離脱を心掛ける。

それしかできないから。

 

「なんだぁ?さっきまでの威勢はどこに行ったぁ?」

 

「だまらっしゃい!」

 

「黙るわけねぇだろ!!」

 

なんの張り合いなのか、お互いに煽り罵倒しつつ戦闘は続く。

だが、不利なのは圧倒的にギュネイであることには変わらない。

フィン・ファンネルの稼働限界時間も過ぎて機能停止、斬艦刀はサイコシャードの影響か、ビーム刃の形成が不安定である。

 

「サイコフレームの量じゃこっちが勝ってんだ。おしまいだよ、残念だけどなぁ!」

 

「まだ終わってたまるかよッ!!」

 

ゾルタンがビームを一斉射、それを最小限の姿勢制御スラスターで避けるギュネイであったが一筋のビームが直撃コースに入る。

しかし、それは真下からの攻撃。

モニターも映さない、完全な死角。

ギュネイは気付かない。気付きようがない。

だから彼女はほんの少しだけ、力を貸す。

 

『ギュネイ、下!』

 

「クェス!?」

 

突然脳内に響くかつて、助けられなかった少女の声。

思考は停止したが、体は素直に下への攻撃に斬艦刀を盾にすることで防いだ。

 

「グオォォォォ!?」

 

「なんだ?今、女の声が…?」

 

G-サザビーは大きくネオ・ジオングから離され、斬艦刀もそれを持つ右腕も派手に爆発して壊れる。

斬艦刀で隠しきれなかった右足も犠牲となり、G-サザビーはほとんどの戦闘能力を失った。

 

「クェス……クェス・パラヤ…?なんで」

 

吹き飛ばされた衝撃で息絶え絶えだったのが、更に酷くなるがギュネイの思考はクェスの存在に疑問を抱く。

だが、その疑問もすぐに思考から外すこととなる。

 

「ギュネイ!」

 

「ロニ!?なんでここに!?」

 

ロニの乗るヤクト・ドーガが、G-サザビーと接触する。

 

「馬鹿!一人であんなのに立ち向かうなんて……!」

 

「確かに、無謀もいいところだよな……」

 

「なら!」

 

「それでも、お前達を危険に晒してまで戦うなんて、俺にはできないんだよ。お前達を盾にしてまで勝ったって、意味はないんだ!」

 

両機、共にコクピットハッチを開き外に出る。

冷たい空間、しかし近付いた二人はバイザー越しに見える顔を、目を見て話し合う。

G-サザビーと比べればまだ綺麗なヤクト・ドーガだが、それでも盾を失っていたり、ファンネルもいくつか消失している。

向こうの方もかなり激しいようだ。

 

「ギュネイ……でも、私がだって貴方に死んでほしくない……!」

 

「知ってる。だから何が何でも生きて帰るさ。約束だ」

 

「……マリーダにもしたんでしょ?」

 

「そりゃあ……うん……」

 

そこまで言葉を吐き出して、もっと他に良い言葉があったのではと悩み始めるギュネイ。

そんな彼にロニはクスクスと笑う。

 

「いいよ、正直に言っただけまだマシ。だから帰ってきて」

 

「ああ、誓うよ。必ずロニの、皆のもとに帰る」

 

後は解っている、とでもいうかのようにギュネイはヤクト・ドーガへ、ロニはボロボロのG-サザビーに乗り替える。

 

「ロニ、帰り道は気を付けろよ」

 

「うん。ギュネイも、気を付けて」

 

誘爆の心配はない。

既に機体がオートで消火や出力制御で誘爆の可能性を限りなく減らしているのだから。

 

「ヤクト・ドーガ……お前にゃ、あと少し頑張ってもらうぜ」

 

G-サザビーが懸架していたビームジャベリンを持たせたヤクト・ドーガ。

近づいてくるネオ・ジオングに、ギュネイは深呼吸する。

 

 

 

「やってやるぜ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





例のアレ

ギュネイ<ヤンデレとノーマルの狭間でしかヒロインを得れない男、ギュネイマンッ!()

ロニ<ギュネイのシートに残ってる温もりにちょっと興奮してる。でも油断はしない………でも駄目だったよ……

ゾルタン<もし惚気けてる所を見てたらブチ切れてリア充爆発しろと言いながらビームソードぶんぶん丸になる。悲しいね、ゾルタン……

クェス<恩返し的な感じ。でもこれっきり。

G-サザビー<乳首と側頭部が痛いよぉ……でも女の子に乗ってもらえて嬉しい模様()

ヤクト・ドーガ<王道を往く最後に前の機体に乗り換えて戦う所をやりたかった人生やった……

オルガ・イツカ<アイを守って死ぬ人生やった……



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