機動戦士ガンダム GGの危機一髪   作:単眼駄猪介

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時系列的にぶっ込められなかったバレンタイン回です。
時系列はおまけ編より少し前とかそこらへんかな。

短編なのでハヤイゾォ!

それはさておき推しのゲッターMADのせいで、久しぶりにゲッター線に脳が焼かれてるぜよ。




番外 コーヒーを一つ頼む

 

今日はバレンタインの日だ。

しかしギュネイはこの日を忘れていた。

何故なら仕事や戦闘でそれどころではないし、前世でもバレンタインの日が来ても学校の校則やそもそも親しい異性がいなかったのでバレンタインなどあってないようなものだった。

 

だから、執務室にマリーダとロニが有無を言わさないプレッシャーを背負って扉を蹴り飛ばしたのは仕方ないのだ。

 

「えっと……何事?」

 

あまりに突然のことで思考が停滞気味の中、なんとか出た言葉に横にいるゾルタンはニヤニヤと笑みを浮かべる。

それはこれから何が起きるのか解っていると言うように。

そんな彼に怪訝な顔を浮かべるギュネイ、がその直後妻達に腕を捕られて拘束される。

 

「あの、その、マリーダさん?ロニさん?」

 

何がなんだかわからないギュネイは戸惑う。

そんな彼の態度にマリーダとロニはネッチョリとした声で言い放つ。

 

「「今日はバレンタインよ?」」

 

「ヒエッ」

 

思わず背筋が寒くなるギュネイだが、ゾルタンは笑いを堪えられず腹を抱えて笑う。

 

「アッハッハッハッ!やっちまったなぁ!これはぁ!」

 

「ぞ、ゾルタン!?お前知ってたな!?裏切り者ぉ!?」

 

「ああ?男ならバレンタインを気にしない奴がどこにいるんだ?クッハッハッハッ!」

 

「縁がなかった俺にゃ、苦痛の日だったよコノヤロー!」

 

まるで囚人のように椅子から引き摺られて執務室から出るギュネイは、官僚達に苦笑いと大笑い、そして嫉妬の3つの感情を与えることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある近所のカフェ。

マリーダとロニは手作りのチョコをギュネイにアーンとさせて食べさせる。

ギュネイは羞恥心を殺して、機械のようにチョコを口に含み食べていくがその時間がとにかく長く感じて幸せでいて辛かった。

 

「美味しい?」

 

「ハイ、オイシイデス」

 

「私のは?」

 

「オイシイ」

 

そんな彼等にしれっと背景でチョコを食べているのはカフェの店主とその奥さん。

娘は元気に外に遊んでいるが、こちらの夫妻はどちらも恥ずかしがりながらも夫はチョコを食べ、妻はチョコを口に持っていっていた。

 

「よお、ヴィンセント。今日も甘ったるい雰囲気を醸し出しやがって……ブラック飲まなきゃやってらんねぇぜ」

 

「い、言うなよ親父………」

 

「フフフ……」

 

そんな夫妻と、訪れてきた夫の父親にギュネイはお幸せにとお祈りしながら、最後のロニのチョコを食べ終える。

もう口の中はチョコで甘ったるく、何かで洗い落としたく感じていたが淫靡な雰囲気を出したロニがキスをかます。

いや、これはキスではなくディープキスだ!

 

「んごっ!?」

 

「んっ…」

 

「むぅ……」

 

前世では非リアだったギュネイとしては、こんなイベントは絶対なかった。

それ故に悲しくなる。

生まれ変わらないとこんなイベントにも会えないのかと。

そういうと前世のヲタク共や同類(転生者)の同類に呪詛を唱えられそうなので言わないが、しかしギュネイとて悲しい思いであるのは理解してあげてほしい。

 

「ひへぇ……」

 

「んっ♡」

 

「次のバレンタインは私がやる」

 

対抗心を燃やしだすマリーダと、ギュネイの口からチョコを吟味したロニは幸せそうであるが、ギュネイは色んな意味で泣きそうであったのであった…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにだが、ゾルタンとてバレンタインは存在は知りつつも忘れていた。

しかし何故、彼は思い出したのか。

それは彼女が原因である。

 

「お父さんとお仕事頑張ってね!」

 

そう、天真爛漫な少女アカリである。

 

「あ、ありがとな、アカリちゃん」

 

「アカリちゃんは俺達のアイドルや……」

 

「イエスロリータ!ノータッチ!」

 

「アカリちゃんはワイの母になってくれるかもしれなかった女の子や…!」

 

「義理チョコでも嬉しい……ウレシイ……」

 

独身の官僚や職員にはあまりにもありがたいテンからのギフト。

一部、変態が正体を露わにしつつアカリのアイドル伝説は始まったのである。

さて、ゾルタンの元にもやって来たアカリだがゾルタンはこの顔を怖がって避けるだろうと思っていた。

しかし、アカリはニコッと笑顔でチョコをゾルタンにチョコをプレゼントした。

 

「は…?」

 

「ゾルタンお兄ちゃんもどうぞ!」

 

天使のような笑顔。

その時、ゾルタンに電流が走る。

 

「お、おう……ありがとうよ……」

 

頬をかきながら一口サイズのプチチョコを貰うゾルタンに、アカリは嬉しそうに「どういたしまして!」と言って去っていった。

それを見送ったゾルタンはこの初めての感情は何か、戸惑う。

 

「なんだ……このポカポカとする感情と、軽く心臓が締め上げられるこの感覚は……!?」

 

それが恋だと自覚するにはもう少しかかるのは別の話。

 

 

 

 

 

 





季節外れのバレンタイン回です。
物語の都合上、当日にやれなかったのが惜しいが後悔はしていない…!いや、違うかも(手のひらクルー)

それはさておき例のアレも行ってみよぉ!

ギュネイ<羞恥心……俺の心に羞恥心……

ゾルタン<ロリに初恋かますヤベー強化人間。でも仕方ないね(^^;)

アカリ<無差別チョコ爆弾により、アカリ信者が爆増中。君は究極のゲッターだ!

マリーダ<チョコも手作り良妻。創作だけでも幻想は見させてくれ……

ロニ<美味しかったらしい。ナニとは言わない。

グライスナー夫妻<仲が良さそうで何より。それはさておき末永く爆発しろ。あと中の人はマッキーしてろ(八つ当たり)


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スパロボバージョン、アリ?ナシ?

  • やるしかないっしょー!
  • 疲れてるだろ?休めよ……
  • おにまい二期作れよ!
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