意外と今のところは続けられてるから、ゆっくりな今のペースを続けてみたいと思います。
ぜ、前回は筆が乗っただけなんだからねッ!(←ウォェ!)
今回は日本人ならとても馴染み深い食べ物が出るよ!
ギャグのソースはかかるけど()
メグ・ニューラ、16歳。
九歳でモビルスーツ工学やプログラム等、モビルスーツに関連に関することでは天才と呼ばれた麒麟児。
ガンダム開発計画【GP計画】にも携わり、サイサリスを担当した。
義務教育をスッ飛ばしてAE社に手伝いという名目で勤務していたが、サイサリス強奪後、彼女はティターンズに技術協力を要請されるが拒否したため、一時行方不明になる。
実際のところは、復興中の日本に住むカズイ・サトーの家で居候し、紆余曲折あってネオ・ジオンに技術協力。
ギンル・ウーデウス
32歳、独身。
連邦軍に所属していたが、戦時中に脱走。
以降、アルバイトを各コロニーでしつつ最終的になんでも屋として【リボーコロニー】で経営を始める。
今回、傭兵として雇われ自前のMSはジム・スナイパーIIのカスタム機。
後述のゼラン・ギィスとは旧知の仲。
ゼラン・ギィス
32歳、独身。
元ジオンの諜報部の人間だったが、公国軍の敗北後、デラーズ・フリート、エゥーゴと陣営を変えて来た。
自作の爆弾、ジャスタウェイによる拠点爆破等、工作任務を得意とする。
特殊工作員としての活動は10年以上。
俺はジンネマンから渡された三人の簡単なプロフィールを読んで、どうしてこんなちょっと口にするのは駄目な三人がいる理由に、全く答えが出ないことを理解した。
「それでボロボロなジムがあるんですか………」
「マニピュレーターは交換しなければならんがな。今、突貫でAEのマニピュレーターを取っ付けてる」
武装が互換性のないビームガンに旧式のハイパーバズーカを持ってきたギンさんのジム・スナイパーIIは、彼のコレクションとして公式には登録されている。
まあ、海賊退治とかで必要になるらしいしリボーコロニーの治安も考えても役員の人達は許可したんだろう。
何故か、彼の使うジムには木刀を模したヒートサーベルというには剣よりな武器があるが………
いやもう狙ってないか?
いつからこの世界はギャグ世界になった?
そんな懸念、というか場違いな妄想を膨らませながらも新しい仲間にこれまた歓迎会を開くことに。
ギンさんは雇われなので、ずっとではないが暫く仲間として活動するのだから歓迎はしないとな。
尚、メグ・ニューラこと愛称めぐみんはメカニックチーフとしてこれから現場を仕切る……らしいが、あの子供みたいな身なりで(実際、年齢的には子供だが)これからテロリストの中でやっていけるのだろうかと不安にはなる。
いつか彼女のライバル()も現れそうなのは気のせいでありたい。
さて、なんで唐突にメンバーが増えたのか、その疑問は一パイロットである俺には知らされる事はないだろう。
ただ、どことなくカズイさんや新規のギンさんとヅr……じゃなくてゼランさんが懐かしそうにしているのは色々気になった。
時間は飛んでメーティス滞在も残り一日となった今日。
今日も今日とてグルメ巡りをすることになった。
とはいえ、大体は既に食べたことのあるジャンルだし、一種の思い出周りみたいなもんだろう。
勿論、マリーダも俺も食うが。
そんな俺達が学園都市と言われる由縁の学園の近くを通った時の事である。
路地にヒッソリと佇む、懐かしき昭和を感じさせる屋台が存在感を放っていた。
立て掛けには【らーめん】の日本語で書かれた文字。
前世、一度だけ食べたことのある屋台ラーメンに思わずヨダレが口の中で沸き上がるが、マリーダは「ラーメンって何?」と聞いてきた。
可愛い妹の質問に答えようと、口を開こうとした瞬間、気配を感じさせずにヅラが俺達の背後で解説を始めた。
「ラーメンとは日本文化で生まれた麺類を使った伝統ある料理だ。高カロリー、高糖質がややネックだがその味は絶品と言うに相応しく、グローバル化した宇宙世紀の今でも根強い人気を誇る…」
「いやなんでいるんですかヅラさん!?」
「ヅラじゃない、ゼランだッ!」
マリーダは糖質やカロリーという知らないワードに疑問を抱いたようだが、今はそれに答えない事を許してくれマリーダ。
「まさかストーカーですか…?」
「仲間にそんなことをする理由がないのだが」
いや、アンタ特殊工作員やってたらしいじゃんか、と言うのは堪える。
流石に公共の場で言うほど馬鹿になった覚えはない。
「私はシンプルにあのラーメン屋でラーメンを食いに来ただけだ。それにここだけの話だが、あのラーメン屋は美食家には幻のラーメン屋等と言われる程、出没場所が不定期なのだ。せっかく相見えたのに食わないと言うのは勿体ないだろう」
絶対その情報は特殊工作の力を存分に無駄遣いしているのが容易に浮かんだ。
言いはしない、だが本当にそれでいいのかお主………
とはいえ、そんなに珍しいのなら食べよう、ということでマリーダも一先ず疑問を脇に置いてラーメン屋から匂う美味しそうな匂いに、釣られるように屋台へと歩く。
「へい、いらっしゃい!」
「………あっ、豚骨ラーメン2つ」
「あいよ!」
………なんでラーメン屋の店主がモヒカンの男なのか。
あれぇ?この人、少し前はパフェやってたよね!?
なんだコイツ!?もうやだぁ!お家帰りゅぅぅ!
「フム、私は塩ラーメンだ」
「毎度!」
理解することを諦めて大人しく屋台の椅子に座り、俺は彼のラーメンを作るところを見ていた。
ああ………懐かしすぎて涙でちゃいますよ。
マリーダは興味深そうに、ヅラは瞑想か居眠りか、そんなに長くはない筈なのに目を閉じている。
「へいおまちぃ!」
五分くらいだろうか?
出てきたラーメンは今まで見てきたラーメンと遜色代わりない姿で、俺の目の前に現れた。
「………ッ!」
ヨダレと共に何だか目頭が熱くなってるな。
いや、これは多分湯気が目に入ってちょっと涙腺が緩んでいるんだ、きっと。
割り箸……ではなく備え付けの箸を取り、レンゲも取り、ゆっくり味わう。
前世、俺には味わいとかよくわからないので、ただ美味しいか不味いかとかのシンプルな感想しか湧かなかった。
今でもそれは変わらないが(恐らく記憶を思い出した副作用なのだろう)ただシンプルにかつて食べていたラーメンに涙が止まらなくなる。
屋台で食べたのは一度きり。
ラーメンはどこの店でも食べれた。
だが、あの屋台のラーメンだけは格別に美味しかった記憶がある。
もっちりとした、しかし少し硬さの残る歯応えある麺。
海苔は代用なのか解らないが恐らく韓国海苔、ピリッと舌に辛さを与える。
スープはまさにラーメン。コク?のある味わい。思い出を刺激してくれる。
あれ、なんか今まで食べてきたラーメンまで思い出してきた。
レンゲの上にひっ捕らえた麺を一旦乗せて、軽く冷やし、すする。
それを見てか、マリーダも真似て食べる。
マリーダは「美味しい……ッ!」と歓喜し、ヅラは「これが幻のラーメン屋の塩ラーメン……!」とどちらも絶賛する。
すべてを食べきったあと、俺に残されたのは満足感と感涙。
「涙流して喜ばれるとはぁ、料理人冥利に尽きるぜ」
と店主さんは照れるが、そのイカツイ髭を生やした顔とモヒカンだとちょっと吐き気がするので止めてくれませんか?
ちょっと口からターンエーしそうなので……。
最後の言い掛かりは酷かったと自戒しつつ、俺は料金を払ったが、「あんな顔を見せられたらサービスしちまうよ」と店主がサービスで四割引いてくれた。
破格のサービスで、俺は驚いたが遠慮するなということでありがたくそうして貰った。
「親父ィ。トシモトスペシャルラーメン一つ」
「あっしは醤油ラーメンで」
入れ替わりで連邦の軍服を来た優男とクール系イケメンが来たが、ヅラがなんでかとっとと歩いていくので、感動の余韻を置いてきぼりにしつつ、俺達はメーティスを後にするのだった。
地球圏にあるどこかの施設の一室。
そこには何人もの個人情報を記したプロフィールが机に放置されており、その中にはギュネイ・ガスの名前もあった。
「選定は決まったわね。後は大佐に報告して、彼らを招くだけね」
そう疲れ気味に呟く女性は、一つの計画書を眺める。
タイトルは【強化人間化と強化人間の安定化】と、シンプルに目的が書かれていた。
「一番は自ら望む事だけれども、数が取れないなら幾人かは強制的に大佐に連れてきて貰うしかないわね……」
全てはあの方の計画を完遂させる為に。
そして、あの方に愛して貰うために。
だが、彼女は気付けない。
彼女が慕う彼は、仮面に仮面を被り続けてきてしまったが故に本当の自分を晒けることができない人間であることを。
故に、彼女……ナナイ・ミゲルに求めている彼の考えは解らない。
いや、もしかしたら誰も解らないかもしれない。
ニュータイプの出来損ないと評価し、死した女たちに粛清された男ならば、もしかしたらその頭脳明晰な頭で理解できていたのかもしれない。
結局、誰にも解らないのだ、シャア・アズナブル、いやキャスバル・レム・ダイクンの事を誰も見ようとはしないのだから。
いや、あの白い死神は彼を理解できているかもしれない。
まあどのみち、それは歴史に記される事ではないだろう…………
という訳でラーメン回と個人的なシャアの見解を交えた伏線回でした。
まあ伏線つっても皆結末は想像できるだろうけどね()
数話やったら伏線回収される予定でござる。
そういえば下らない話だけど、佐々木Verのマフティー構文があったんだよね。
まあただの類似なんで構文じゃないけど()
GジェネWARSとかもう二十年くらい前のゲームなんだぜ?
時の流れって早かったり遅かったり、ワケワカンナイヨ。
次回も読んで頂けたらありがたい……アリガタイ……