我々は無益だ
マザー(地球)という母なる大地に降り立ち命を授けられたというのに世界を破壊して破壊し尽くし…
そう、家庭内暴力だ
マザーは身を削るのに人類は無益な核戦争を行う
人が何人死のうと構わない
しかしマザーの大地を壊すのは許されない
私たちは宗教法人「マザー」
母を守り母のためならなんにでもする集団だ
殺しだって……
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世の中は第5次世界大戦を終え世界は焦燥感に襲われていた
世紀末な世界で生き残れた数億人
暴君が指揮していた大国は暗殺により暴君が死に、死んだことで発動された大量の核はどこからそんな予算を出したのか不思議だと思う暇などなく世界を蹂躙した
一家に一台核シェルターが販売されたが
核シェルターを意に介さず爆心地から付近をズレた家を除いて核は大地を削った
外は放射能に汚染されて防護服なしには出られない
私晴信と妻の麗奈は中途半端な核シェルターを騙し買わされたせいで…
産まれたばかりの娘は貫通してきた放射線に耐えきれず黒目は白くなり何を食べても嘔吐
私はもうその姿を見たくなくて、早く楽にしてあげたくて、この時代に生きてほしくなくて
手にかけてしまった
そのあとは吐いた
「オぇーゲホッケホッ………」
その時私は被曝していたのか、罪悪感なのかもう覚えてない
防護服を着て外に出て私は彼女を埋めた
顔に土をかける時
少し幻覚を見た
娘が黄色いスクールバスに乗り学校に向かう姿だ
泣いた
防護服の中が汚れてしまうと言いながら妻も泣いた
悲しみながらも
明日を生きるために娘のために生きようと食いつないでいた
不意にラジオで声明をだした
…雑音がすごい…
「この世界は大地統率委員により統括すると宣言する」
核シェルター全てに職員が一つ一つ訪問して核で平地になった大地を超巨大な車で全員乗せて行った
私たちは明日を生きるのに必死で生きるためにそうする以外なく頷いた
集まった先はとてつもなく大きな立方体の空間…の真ん中に大きな球体
防護服を着た大衆は前の球体の家から出てきたまるで近未来の人に大衆は注目した
服装は白で統一されてサイバーサングラスをかけたスキンヘッドの男だ
「宇宙人だな」
肌の白さが気持ち悪い
ザワザワする大衆を気にせず話し始めた
「ワレワレは大地統率委員!世界は平和を求めて疲れたのだ!人類は一度統率されて完璧な平和を目指さず無生産にしましょう!」
静まり返る
静寂を貫き
いかにもな爺さんが言う
「ケッ!何が統率委員だ!こんな球体、この空間作って今までの核戦争を止める活動もしないでなんだ!」
スキンヘッドは言う
「私たちは待っていたのです。核戦争は避けられない未来、それを予見していたのです。」
「予見ン…?」
スキンヘッドは頷く
「はい、私たちはこの母なる大地「マザー」がこれ以上傷ついてしまい失いたくないのです、愛する物を多く失ったあなたたちならわかるでしょう?愛する物が壊されていくのは…」
「しかし大丈夫です。私たちがここでの生活は保証します」
爺さんは少し黙り静かにうなづいた
見ると胸ポケットにしまっていた写真を見たようだ
恐らく妻だろう
愛する物を〜云々で誤魔化されたが「母なる大地「マザー」」?
地球と言わず固有名詞まるで地球を崇拝してるような言い方だ
しかしみんな愛する物を失いすぎて全然気にしていないようだ
みんな疲れたのだ血すらも蒸発し愛する者が溶けていく
被曝して水を求める愛する人
もうみんな寝たいのだ
球体からゾロゾロと出てきた職員に誘導された
私は妻と128号室に入室した
部屋にはベッドからシャワー、トイレ全て完備されており久しぶりに見た綺麗なシャワーには感動した
大地で剥き出しになった水道管があったがそれはもう第四次世界大戦が最後だ
娘を殺害したことにまだ気を病んでいた妻は強く明日を生きることに必死だったのでその安心感にパタリと倒れて泥のように眠ってしまった
少し前まで聞こえた足音ももう聞こえない
完全なる静寂
誰にも破られない静寂
眠ると記憶が娘を殺すのがフラッシュバックするのも怖くて毎日1時間しか寝れてない
フカフカのベッドに横になる
寝れないが…
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久しぶりに書きたくなりました
渚にて、電気羊、高い城の男をちょびちょひ読んでたら書きたい欲が出ました
続くかは気分次第
11/7変更箇所あり
ジャック→晴信
アマンダ→麗奈
日本人じゃないと感情移入がしにくい事がわかりました