俺が考えた 仮面ライダーBLACK SUN 作:井上ああああ
葵はふと、昼食を取りに南とともにファミリーレストランに来ていた。
この後、キングストーンに詳しい科学者ゴルゴムに会う予定だ。
聞けば、アメリカから来た仮面ライダーに愛機は復活してもらえるという事だ。
グラスホッパーは愛機だ、改造されるのが心配だ。
アレは俺が子供のころからいる。
兄弟のような存在だ。
それが離れるのは…。
記憶は残ったままだといわれている。
だが、どうなるか…。
南がそう考えていると、声がした。
「ねえーコウちゃん。」
「コウちゃん?それでいいのか?…」
「なんで?私たち兄妹みたいなもんでしょ。じゃあ光太郎君がいい?」
「コウちゃんでいいよ…。」
「コウちゃん、いつもつけているペンダント…それ何?」
南がふと気がついた。
「ああ、これか?これはな…昔の思い出なんだ。みてみるか?」
南は手に取ると、ペンダントを開けてみた。
そこには古い写真があった。
日本人の少年と、その左側に青い目をした少年。
「わあ、これコウちゃんの若いころなの?」
「そうだ、隣にいるのは秋月信彦ってやつなんだ。俺の遠縁の親戚だった。その昔、大きな闘いがあった。俺も知らないが、25年前…恐竜型ゴルゴムがロサンゼルスを襲撃した。」
「恐竜!?」
南はステーキを食べながら話をつづけた。
「そいつは身長300m以上あって…史上最強のゴルゴムと言われていた。ウワサではその時、世紀王にするんじゃないかっていう話もあったとか。米軍の攻撃にビクともしない。核兵器すら使ったが、倒せなかった…。その恐竜ゴルゴムを倒すために世界中の仮面ライダーが派遣された。その頃最強の仮面ライダーとしてシャドームーンってのがいた。親父より強くてね。」
葵は話を聞いた。
「それが秋月総一郎、写真にうつってる。信彦の父さんだった。俺の親父とは従兄の中で…イギリスと二重国籍を持っていた。奥さんもイギリス人だった。」
「だから、青い目なんだ…。」
葵は感心した。
イギリスにも仮面ライダーがいたのか。
「だが、そんな総一郎さんも…恐竜ゴルゴムと相打ちだった。自らの魂をかけて最強剣『サタンサーベル』で切り裂いた。恐竜ゴルゴムは今まで受けたダメージを倍にされて、とうとう死んだ。だけど、それはそれは総一郎さんの命も奪った…。魂を食わせて相手の魂も奪う魔剣だったのさ。それを追って、総一郎さんの奥さんも…。」
南は悲しそうな顔をしていた。
なんて、こんなに色気のある顔なんだ。
葵はそのまま吸われそうになっていった。
「そして、信彦をうちで育てた。当時赤ん坊だったんだ。俺たちは同じ誕生日で同じ年齢で、兄弟のように育った。だけど…俺たちが14の誕生日を迎えたある日…あいつは姿を消した。親父は探し回ったがとうとうみつからなかった…。なぜなのかわからない…。」
「コウちゃんは、会いたいの?そのノブヒコさんに。」
南は無理に笑顔を作っていた。
葵はそれが余計に悲しそうにみえた。
「会いたいよ、俺の親友なんだ。仮面ライダーをやり続ければいつか…どこかで会えそうな気がするんだ。会えそうな…。」
「ごめん、変な事聞いて。」
「いいんだよ。」
南はフッと笑うと葵をみつめた。
「久々に笑ったような気がするな、お前といると…自分が笑えることに気がつく。それに安心させられるよ。」
葵は顔を赤くした。
想像以上にハンサムだ、この人は。
「そろそろ行こうか。」
南は葵の肩を叩いた。
その様子をみつめる男がいた。
コウモリ型ゴルゴム、羽田だ。
「ククク…。」
含み笑いを浮かべた羽田はコウモリ形態のまま空から南と葵を見張っていた。
二人はタクシーに乗り込み、向かっている最中だ。
「ビルゲニア様…東星大学に向かっております。」
「わかった…。お前は引き続き、上空からやつらを見張れ。」
ビルゲニアこと魚住は車の中でコンビニのパンを食べながら無造作に構えた。
秘書が心配そうにこちらをみている。
「も、問題はないのですか…魚住議員。」
「…フン、黙ってみていろ。」
魚住は考えていた。
恐らくバラオムもキングストーンを狙っているはずだ。
あの脳味噌筋肉にだけは絶対に渡さん。
キングストーンを手に入れたものは、創生王様から世紀王として認められる。
認められるのは俺であるべきだ。
そう、考えながら魚住は突き進んでいった。
その頃、東星大学。
葵は驚いた。
ゴルゴムがそのままの姿で人間たちと馴れあっているのだ。
サルのゴルゴムが人間の青年たちと談笑しあっていた。
驚いた。
外の世界では、ゴルゴムは基本人間の姿でいるのがマナーなのに。
そんな彼女に南は話しかけた。
「驚いたか?ここはゴルゴムの学生が40%。ここで勉強を終えたゴルゴムは政治・官僚・司法の世界に進む。そして、ゴルゴムと人類の平和的共存を目指している。人間は格差に苦しんでいるが、ゴルゴムもそうだ。ここに来れるゴルゴムは今後も明るい未来が約束されているが…そうではないゴルゴムは犯罪に手を染めなければ生きていけない。」
葵は驚いた。
自分の知らない世界がこの世にはある。
「なんで、それを知っているの。」
「俺はこの大学の出身者だ、今からお前にある先生にあわせてあげよう。」
南はあるくと、『ゴルゴム文化学教授 リチャード・ホエール』と書かれた表札の部屋をノックした。
南はドアの前に立ち止まるとコンコンとドアを叩いた。
「Come in (入れ)」
声が響いた。
ドアを開けると、そこには白人の恰幅のいい男性がいた。
男性は南をみると立ち上がり、喜んだ。
「ミナミ!」
「ミスター・ホエール。」
ホエールは南を受け入れると、強く強く抱きしめた。
「どうしたのだ、ミナミ。」
「先生、相談したいことがありまして…。」
「コウちゃんこの人は?」
葵は聞いた。
「この人はリチャード・ホエール、ゴルゴム文化学の世界的権威だ。イギリスではゴルゴムの歴史について勉強することができない。だから日本に来て勉強をしている。」
「…ってことはこの人も。」
葵の言葉を聞くと、ホエールは顔を両手を覆いつくした。
そして、湯気が立つと…クジラの頭部にも似た姿をみせた。
「これでいいかな?」
葵は目を開いた。
「すごい!」
ホエールは再び、手に顔を覆うと、人間の姿に戻っていった。
と、その時彼は葵の首に下がっているものをみた。
「OH MY GOD(なんてことだ!!)」
「おわかりいただけましたか。」
ホエールは周囲を見回すと、鍵をかけ、盗聴器発見機を周囲にかざして確認をした。
そして安全だとわかると、葵の目の前に立った。
「それはキングストーン、私たちの支配者『世紀王』を決めるものだ。なぜそれを君が持っているのだ。」
葵は首を横に振った。
「私の両親の残したものです。…今どこで何をしているのか…。」
ホエールはそれを聞くと、何か思い当たるように書籍を取り出した。
「キングストーン、『世紀王』を決める怪魔界の魔鉱石…それの一つがここにあるとは…30年前、中国にいた日本人科学者がその一つを割り、持ち去ったと聞いたが…。その科学者こそ君の両親なのかもしれない。そして、君とその石を落としたということは逃亡生活に限界を感じてしまったのだろう。」
「…それって死んだってことですか。」
「わからん、無事を祈るばかりだ。」
ホエールは手を差し出した。
「さわってもいいかね。」
葵は首にかけていたペンダントを手渡した。
ホエールはキングストーンの隠されたパワーに驚愕した。
これには尋常ではないパワーがある。
その時、彼には分った。
「そうか、この石…生きているぞ!!!」
その発言に、葵と南はお互いの顔を見合わせた。
「え?本当ですか…。」
「うん、凄まじい生命エネルギーを感じる。熱く鼓動しているよ…。人間や普通のゴルゴムにはわからん、だがこのクジラゴルゴム族の私にはわかる。凄まじい大地のエネルギーが…私にはわかるんだ!」
ホエールは感動していた。
その様子が二人には少し、怖くみえた。
「これをかえすよ。」
ホエールはキングストーンを葵に返すと、本棚から古い書物を漁った。
そして、その書物を漁りながらようやくみつけた。
「何という事だ‥。」
「どうしたんです。」
南は立ち上がった。
ホエールは書物のページをみせた。
そこには古代ゴルゴム語で何かが書かれていた。
「キングストーンは生きている、そして巫女を選び彼女の姿を借りて、地球の守護神である創生王は甦る…。」
ホエールは声に出して読んだ。
「それって…。」
「巫女とは君だ!」
葵は驚いた。
「え?私…。」
「本来、ゴルゴムの神官から巫女は選ばれるが…キングストーンは長い間君と同じ時間を過ごしたことで、君を選んだのだ。つまり…君が創生王を蘇らせる重要なパーツなのだ!!」
葵は驚愕した。
まさか、私が…。
「私!?」
「そうだ…、キングストーンは君を選んだ。」
南は葵の肩に手をかけた。
「この娘は多くのゴルゴムに狙われています…それはこのキングストーンが引き寄せているからなのでしょうか。」
「それもあり得る…だが、そこまではわからん。だが…ゴルゴム連合の連中はそれを手にいれたがっているだろう。やつらからすれば、自分たちの神を蘇らせるものだ。だが、奴らは神を蘇らせる、ということだけをみており、神が蘇ればどうなるかはわかっていない。」
ゴルゴム連合。
世界平和ゴルゴム連合のことか。
「そうか、あの刺客もゴルゴム連合の物か…。」
「どうすればいいんでしょう。」
その時だった。
ドアがコンコンとなる音が響いた。
「あ、少し待っとくれ…。」
ホエールは立ち上がると、ドアの前に立った。
その時だった。
ザクッ…。
何かが刺さる音がした。
そして、ホエールは地面に倒れた。
胸には大きなとげがささっていた。
南はホエールにかけよると、抱き起そうとした。
だが、心臓を一突きでやられていた。
即死だ。
南はホエールの目を閉じさせてあげると、下手人を睨みつけた。
「キサマァ…!!!」
そこには天上高くまでのびたヒレをもった魚人の姿がいた。
南は素早くポーズをとり、仮面ライダーに変身した。
「俺はトゲウオ!!かかってこい!!仮面ライダー!!!!」
トゲウオ怪人は全速力で走りながら、仮面ライダーから逃げた。
南はそれに応じ、下手人を追いかけようとした。
だが、俺には葵を守る使命が…。
「行って!私の事はいいから!」
葵はそういうと、南に追いかけさせた。
「安全な場所にいてくれ。」
そういうと仮面ライダーブラックサンに変身した南は全速力で追いかけ始めた。
彼の姿が遠くなっていくのをみると…葵は部屋の隅に隠れ逃げようとしたが、その時だった。
窓ガラスが割れ、何かが飛び出てくるのがわかった。
「あああああ!!」
葵にはそれに見覚えがあった。
コウモリ怪人だった。
「キシシ、話はぜーんぶ聞いていた。ついてきてもらうぜ!!!」
コウモリは足で葵をつかむとそのままさらっていった。
一方仮面ライダーは逃げるトゲウオ怪人を全速力で追いかけていった。
トゲウオは逃げながら、頭部のヒレからトゲを飛ばした。
そのトゲは無造作に、ほかの生徒や職員にあたっていた。
「きゃああああああああああああああああああああ!!!」
周囲の悲鳴が聞こえる。
恐らく死んでいるのだろう。
「ゆ、る、さ、んッ!!!!!」
仮面ライダーは足に全ての力をためた。
黒い電撃が太腿で走り、赤い光が光輝いた。
そして、全速力で走り込んだ。
両者は気がつけば大学を抜け、高速道路までかけていた。
その時、トゲウオは次第に仮面ライダーが近づいてくることに気がついた。
「ゲッ!!なんてスピードだ!!!!」
だが、気にしない。
「ケケ!飛んで火にいる夏の虫、ここで死ねッ!!!!!!!!!!」
トゲウオは頭部のトゲをミサイルのように飛ばした。
仮面ライダーはそれに対して腕をクロスにして止めようとした。
そして、その時、肘の部分から鋭い刃がとがり、トゲを切り裂いた。
トゲウオは振り向き、確認した。
「な、なんだとおおおおおおおおお!!!:」
トゲが弾かれた。
こいつ…まさか…強い!!!!
「お前は罪もない人間を殺した、俺の恩師も…だからここで死んでもらう。」
ブラックサンは大きくジャンプすると、左足を槍のように伸ばし全エネルギーを溜め込んだ。
そして、トゲウオ怪人を後ろからキックで突きさした。
「う、うぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!」
トゲウオ怪人の全身に凄まじい電流が走ると、甲高い悲鳴をあげそのまま爆死した。
その時だった。
「い、いやああああああああああああああああああああ!!!!」
葵の声だ。
振り向くと、そこには葵と先日のコウモリ怪人がいるのがみえた。
「キサマ…。」
その時、仮面ライダーブラックサンの前に一台の車が泊った。
そして、その中から何かがやってきた。
南にはわかった。
ここに凄まじいエネルギーを持った男がいる。
「フフフ…貴様が仮面ライダーか。ようやく会えたな。」
声が響いた。
そこには体をまるで赤い魚の鱗のようなもので覆われた男がいた。
顔はカブキ役者のように白い肌の中に青い線が何度も走り、顔はしかめっつらをしてる。
眼は赤く輝いていた。
男の手には刀があった。
「俺の名前はビルゲニア、かつて存在した古代魚ビルゲニアの怪人だ。今まで送ってきた刺客どもをまあよくもことごとく破ってくれたな。手間を書かせやがって…だが、それもおしまいだ。お前を殺し、二度と逆らうものがいなくなるようにしてやろう。」
ビルゲニアは剣を構えた。
仮面ライダーブラックサンは身構えた。
この男の威圧感、そして全身にあふれる生命エネルギー。
今までの連中とは全く違う。
…最も強い。
「いくぞ!!!!」
仮面ライダーブラックサンは、先ほどトゲウオを倒したキックを繰り出した。
そして…それはビルゲニアにあたった。
はずだった!!!!
「フフフ…フハハハハハ!!!!そんなものか、仮面ライダー!!!!」
効いていない。
やはり、強い!!!
「フフフフ、驚いているな…次はこちらだ。」
ビルゲニアはそういうと、刀を振り上げて飛び掛かってきた。
ライダーは先ほどと同じように両腕クロスし、肘から刃物を出してそれをカバーしようとした。
ドンッ・・・・・・・・・・・・。
辺りに衝撃波が放った。
地面が少し揺れていた。
仮面ライダーブラックサンは耐えていた。
だが、ビルゲニアの力は強かった。
肘の刃物はヒビが入りはじめた。
「ぐ・・・・・・・・・・。」
全身が震えている。
力が強い。
と、その時だった。
「オラぁ!!!!」
ビルゲニアの声とともに、仮面ライダーの顔面に足が入ってきた。
それを躱すことは不可能だった。
ビルゲニアの足で顔面を吹き飛ばされた仮面ライダーは大きく転がった。
「うっ・・・・・・・・・!!」
そして、ビルゲニアはその刀で仮面ライダーの背中を斬り始めた。
火花が飛び散った。
と、同時に南の体に凄まじい痛撃が走った。
「うわあああああああああああああああああああ!!!」
「キサマ、如き…この俺の愛刀『斬鬼』を使うまでもないか。」
ビルゲニアは刀を鞘におさめると、ブラックサンの腹部にサッカーボールキックを繰り出した。
彼の体は転がっていくと…思わず天を仰いだ。
その時、ビルゲニアの腕がブラックサンの首をつかんだ。
凄まじい怪力でブラックサンの首は徐々に絞めあがっていった。
「うう・・・・。」
「さあ、これでおしまいだ。お前のかわいいガールフレンドの前で無様に死ぬ姿をみてもらえ!!ハハハハ!!!」
ビルゲニアは指の力を強め、ギリギリと締め上げていった。
「やめて!!!!やめてえええええええええええええええええええええええ!!!!コウちゃああああああああああああああああああん!!!!」
葵は悲鳴をあげている。
仮面ライダーはもう何もできない。
全身の力が抜けていく…。
そんな時だった。
「ブラックサン!!!!バイクが蘇ったわよ!!!!」
声だ。
アメリカからきた仮面ライダー。
仮面ライダーバルキリーの声だ。
すると、彼女は乗っていたバイクを降りた。
そこにあったのは、緑色のバイク。
間違いない。
彼の愛機「グラスホッパー」だ。
バルキリーはコウモリ怪人を殴り飛ばし、葵を救出した。
コウモリ怪人は地面に倒れていた。
「クソ!!!援軍がいるとは!!!!」
ビルゲニアは力を弱めた。
その時、ブラックサンは渾身のエネルギーを使いビルゲニアの頭部を殴り飛ばした。
「ぶべっ!!!!!!」
ビルゲニアはマヌケな声をあげると、地面に倒れた。
その時だった。
仮面ライダーは緑色の愛機の元へ向かった。
「おお、グラスホッパーよかったな。」
「フフフ、戦闘用に改造・改良をした。今の彼の名前は『バトルホッパー』のがいいかもね。」
「そうしよう、そっちのがカッコいい…。」
ブラックサンは雄たけびを上げた。
「バトルホッパー!!!!!!!!!!!!!」
そうすると、バトルホッパーは剣の姿に変わっていった。
その形はより大きな剣になっていた。
ブラックサンはそれを構えると、徐々にビルゲニアの近くまで寄っていった。
「何をバカなことを!!!くたばれ!!!!」
刀を持つと、ビルゲニアはブラックサンの元へ向かい大きく振りかざしながら斬りつけた。
だが、ブラックサンはそれをバトルホッパーで振り払った。
その衝撃波でビルゲニアの刀は粉々に吹き飛んだ。
「な、なんだと!!!!」
そして、ブラックサンはビルゲニアに向かって剣を構えた。
「多くの人々の命を奪った。お前は…もう生かしておく意味はない。」
「…なんだと‥。」
そして、振りかざされた。
ビルゲニアの硬い皮膚は砕かれ、左肩から右腹部にかけて切り刻まれた。
青い血があたりに噴き出て、ビルゲニアは地面に倒れた。
「あ、ガ・・・・あが・・・・・この、ビルゲニアが・・・・こんな・・・・。」
コウモリ怪人は素早くかけよると、主をつかみそのままどこかへと去っていった。
変身を解除した南はすぐさま葵の元へと駆け寄った。
二人はお互いを優しく抱擁しあうと、アメリカの仮面ライダーに話しかけた。
「アメリカ政府があなたたちを保護する。私たちに協力をしてくれる?日本の仮面ライダー。」
「ああ、そうしよう。」
二人の仮面ライダーは手厚く握手をした。
そんな中、日本にある男がやってきた。
その男の名前は三神官一の武闘派だったバオラムだった。
彼の目的はキングストーン。
黒い肌の巨漢だった彼はほくそ笑みながら、日本をのし歩き始めた。
しかし、彼だけではなかった。
もう一人の刺客が、日本に「戻ってきた」。
男はほくそ笑みながらつぶやいた。
「光太郎、会いに来たぜ…。」
そして、人ごみの中に姿を消した。