引っ越しと寝落ちでこんなに遅く、しかも駄作です(汗)
現在、俺達は整備室にいる。
別に機密事項を気にしなくてもいいんだが、
やっぱり自分の機体は自分で整備したいからな。
数馬とラウラのペア、
弾と鈴のペア、
簪とシャルロットのペア、
セシリアはクジで本音とだったな。
今のところ、要注意はこのあたりか。
全員実力はかなりのものだしな。
「そっちは?」
「問題無し、よく馴染むわ」
俺もフィーネもコンディションに問題無し。
さて、試合が楽しみだ。
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さて、日は流れてトーナメント当日。
俺達の第一試合だが、いきなりモップとの試合だ。
フィーネが来てから更に絡んできてうざいんだよな。
「イチカ、モップの相手は私に任せてくれない?」
聖母を纏うフィーネがにやりと笑う。
「簪達と貴方が浮気しようが気にしないけど
あのトイレモップが貴方に付きまとうのは我慢できないのよね」
げぇ!怒ってらっしゃる!
笑顔が恐ろしく怖い!
「俺は浮気しないからな」
「彼女たちを無下にできるの?」
言い返せません…はい、無理です。
「別にいいわよ、浮気しようが子供産ませようが」
「いいのかよ……」
「だって、そうなっても一番愛してるのは私でしょ?」
「そりゃもちろん!」
そりゃ即答できる。
できなきゃ俺は今ここにはいない。
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アリーナに入場した私達は、
そのままトイレモップと対峙する。
トイレモップは私を憎々しげに睨んだ後、
イチカを凝視する。
(あらら……イチカの予想そのままになりそうね)
イチカに異常な執着と依存を持つトイレモップだから、
試合開始と同時にイチカに向かう。
でもトイレモップは私の手で叩きのめしたいから
私だけで相手をするように打ち合わせた。
イチカには露払いをお願いしておく。
「一夏ァ!私が勝ったら、いうことを聞いてもらうぞ!」
「なんでそんなこと決められなきゃならないんだよ
まあいいさ、できるもんならな」
試合開始と同時にトイレモップとイチカの間に割り込む。
「どけ!」
「嫌よ、この阿婆擦れ風情が」
刀型ブレードを振り下ろしてくるけど、
私はメイスの柄を使って簡単に受け流す。
というか、物凄く遅いんだけど。
「いい加減にどけ!私が用があるのは一夏だけだ!」
「嫌だって言ってるでしょ、と言うより
気安くイチカを呼び捨てにしないでくれない?
物凄く不快なんだけど」
「黙れ!一夏をたぶらかした阿婆擦れ風情が!」
「何それ?」
たぶらかしたって何よ?
ちゃんと告白してお互い思いを伝えあったんだし、
他人から文句を言われる筋合いはないんだけど。
一旦トイレモップを突き飛ばして見ると、
イチカはもう一人の方を既に倒していた。
うん、さっさと終わらせましょうか。
「うおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
刀を振り上げて向かってくるトイレモップに向かって、
私は聖母の主兵装と言えるシールビットを顔面にぶち当てる。
これ、アコライト系の防御魔法[プロテクション]と
同じ感覚で動かせるから楽でいいわね。
「卑怯者!ビットなんぞ使いおって!」
「それ、今言うこと?」
じゃあ他の人達はどうなのよ?
皆銃火器使ってるじゃない。
エリンでも飛び道具は卑怯呼ばわりされないわよ。
「くだらないわね、貴女にイチカに近づく権利なんてないわ」
「なんだと?!」
「だってそうでしょ、貴女には私が……いえ
イチカの近くにいる人全員が持ってるものを
貴女は持ってないんだから」
大降りにメイスを振るい、顔面を強打。
これで試合終了ね。
「それがわからないなら、一生這い蹲ってなさい」
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パス、平和を意味するその単語が私の名前。
本名はエルリム、12歳のハーフブラッド。
とは言っても、喋れない私じゃどうしようもないけど。
(次はパパの試合……)
さっきのイチカさんとフィーネさんの試合は
見ていてスカッとした。
あのポニテの人は事あるごとにイチカさんを始め、
皆さんにつかかってくる。
何の権利があってあんなことするんだろう?。
「あらあら、お父さんの応援?」
あ、のほほんさんのお姉さん。
最近パパと仲いい。
カイチョーって人が抜け出すから、
パパがよく捕まえてるのが切っ掛けなんだったなぁ。
この人ならママになってほしいと思う。
どれだけ先のことかわからないけど。
「試合開始ね」
パパの相方は鈴さんだから、二人とも近距離型。
対して数馬さんは銀髪さんとコンビだから若干遠距離寄り。
これがどう試合に影響するんだろう?
さっそくパパと数馬さんが残像ができるほどのラッシュをぶつけ合う。
その光景に観客席が唖然となる。
私は見慣れた光景だから気にしないけど。
それより相方二人、何故何もしないんですか?。
今は試合中ですよ、二人は見物人じゃありませんよ。
……まあいいや、どうせこのままだろうし。
次に数馬さんが水の攻撃を放ち、それをパパが回し蹴りの風圧で消す。
今度はパパの連続パンチを、数馬さんがダガーでいなす。
明らかに決着がつきそうにない。
というか、観客の皆さんも唖然としている。
あれぐらい
全然驚くようなことじゃない。
パパ達生身の方がはるかに強いし。
『試合終了!両者引き分け!』
あ、終わっちゃった。
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結果だけ言うと、誰も優勝しなかった。
弾と数馬の戦いが激しすぎてアリーナはボロボロ。
それでも注意していたから観客席に被害はなかったがな。
おかげでトーナメントは中止、弾達は揃って反省文の山を片付けることになった。
これには文句無い、やらかしたことの責任だからな。
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翌日の放課後、軽くトレーニングをしていた俺は糞姉に職員室に呼び出された。
俺なんかやらかしたかな?
「来たな織斑」
すると、一枚のプリントを渡される。
「代表候補生……試験日程?」
なんだこれ?申請した覚えはないぞ。
「すでに申請しておいた、遊んでばかりでないで勉強しろ」
「はぁ?」
俺はプリントを破り捨てた。
「勝手に決めんな、てか、なんで[そんなもの]受けなきゃならん」
「何を言っている、IS操縦者になるんだから受けるべきだろう」
「もしもし?脳みそ詰まってますか?余計なお世話だ
てか、俺はモンド・グロッソに出る気は鼻糞ほどもないぜ」
「なんだと!?」
おいおい皆様方、なんでそんなに驚くんですかい?
「お、織斑君?いくらなんでもIS操縦者にならないのは無理なんじゃ?」
「山田先生、誰が操縦者にならないって言いました?
俺はモンド・グロッソに興味がないだけです」
その一言に尽きる。
俺は俺、自分で道を選んで何が悪い。
「LC社が俺の所属になってるでしょ、そこが宇宙開発計画を立ててるので
俺は卒業後そっちに先陣IS操縦者として参加することになってます
なので候補生試験は受けませんよ」
自分で志願したしね。
月へ火星へ、まだ見ぬ先を目指してどこまでも。
それこそが俺の行動原理だ。
「馬鹿を言うな、そんなこと」
「おやぁ~~?織斑先生、何の問題があるんです?
アラスカ条約を含めたどこにも[ISを宇宙開発に使ってはならない]
なんて決まりはありませんし、元々ISは宇宙空間での作業用ですよ
本来の使い方をして何が悪いんですか?」
「お前は私の弟だ、だから」
「ええそうですね、事実ですから否定しませんよ
でもそれはそれ、このことには一切関係がありませんよ
俺は血縁者であっても本人じゃありません
違う道を選んだところで文句はないはずですよ」
事実は否定しない、それでも言ってやる。
だからどうした?っと。
「いい加減にしろ、もうすぐ社会人なのだから
いつまでも[冒険者]とかいうくだらない遊び「今なんつった?」っ!」
自分でも怒りで顔が歪んでるのがわかる。
周りを見れば腰を抜かしたり気絶したり、弱っちいことで。
「言うに事欠いて下らない遊びだと?
ふざけんじゃねぇよこの糞尼!」
もういい、これ以上は時間の無駄だ。
「理解してもらえるなんて高望みはしてなかったけど、
所詮、違う世界の住人ってわけか」
それもそうだろう、すでに別れた道を歩んでるんだから。
「一夏!私はお前のことを思って!」
「俺の為?寝言は寝て言え」
どの口がそんなこと言える。
「所有物を手放したくないだけだろ」
原作見てると、千冬は一夏を手元に置いておきたいと感じるのは私だけでしょうか?