infinite for Answr BLUE SKY   作:荒潮提督

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祝!アーマードコア6FIRE of the Rubicon発売決定!!!!!!!!

我々は10年待ったのだ!来る日も来る日も戦い続けたその果てについに望みは果たされた!


戦争だ!新たな戦場で開かれる戦争が我らには必要だ!


というわけで傭兵諸君、2023年は戦場で会おう。


1話「Return」

『リリウム!死ぬな、リリウム!』

『申し訳・・・ありません貴方様・・・。私、約束を守れそうにありません・・・』

『もういい!これ以上喋るな!傷が!セレン!まだか!?』

『今急がせてる!持ち堪えさせろ!』

 

 

 

夢を見た。

 

大切な女性を守りきれなかったあの日の夢を。

 

 

 

『・・・ねぇ、貴方様。私、貴方様と出会い、過ごした日々はとても楽しくて、眩しくて、幸せでした・・・』

『リリウム・・・?おい何言ってんだよ・・・?』

『どうか、忘れないでください。私が此処にいたという印を、思い出を。それが、私の最後の願いです』

『忘れない!絶対に忘れるものか!それにまだまだお前との思い出は作り足りないんだ!だから・・・死なないでよ・・・リリウム・・・』

 

 

 

腕の中でだんだんと冷たくなっていく、その現実を受け入れられない。

 

 

 

『・・・どうやらお別れのようです。どうか、生きて。それが、私の最期の願・・・い・・・で・・・す・・・』

『リリウム・・・?リリウム・・・!リリウムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!』

 

 

 

 

 

「リリウム!・・・ここは・・・?」

 

 

 

彼が目を覚ました場所は見覚えの無い部屋にあるベッドの上だ。

自分は全てを破壊し、ホワイト・グリントの手によって死んだ筈だ。

愛機の爆発によって自分の身体は木っ端微塵に吹き飛んだ筈、それが何故かこうして五体満足で存在している。

考えていると何かの気配を感じ咄嗟に腰に手を伸ばすがそこにあった筈の護身用の銃とナイフが無い。

どうするか考えたがもう直ぐそこまで気配は迫っている。

逃げ出すことも考えたがその前に扉が開いた。

 

 

 

「失礼致します・・・おや?お目覚めでございましたか」

「・・・アンタは誰だ。それに此処は何処だ」

「申し遅れました。私、篠ノ之束様の助手をしております、クロエ・クロニクルと申します」

「束さんの助手?てことは此処h「いっくぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」やっぱり束sぐふぅ!?」

 

 

 

突然視界の端からウサ耳が突っ込んで来た為受け止めきれずベッドから落ちる一夏。

幸いそこまで高さはなく、たんこぶが出来る程度で済んだ。

 

 

 

「ご、ごめんいっくん!?やっと見つけた嬉しさと今まで溜め込んでた諸々が溢れちゃってつい!怪我してない!?大丈夫!?」

「い、いえ・・・。大丈夫ですよ束さん」

「よ、良かったぁ・・・」

「それより束さん」

「うん?なぁに?」

「・・・色々見えてます」

「え?・・・はわわわ・・・!?」

「・・・後ろ、向いてますね」

「う、うん・・・(見られた・・・いっくん見られちゃった・・・!?)」

 

 

 

飛び込んだ衝撃で肌けた衣服を着直す衣擦れの音だけが部屋に響く。

束は恥ずかしさで顔が茹で蛸の様に真っ赤に染まっている。

一夏はと言うと同じく肌けた服の隙間から見えた胸や下着を見てしまい顔が真っ赤になっている。

しかし、一夏は何か違和感を感じていた。

身体が若返っている様な感覚があるのだ。

更に身体を蝕んでいたコジマ粒子による汚染の影響も感じない。

 

 

 

「(どう言う事だ?俺は既に成人して身体もARETHのパーツを組み込んだストレイドに何度も乗り込んだ影響で既にボロボロになっていたはず・・・。なのにコジマが身体を蝕む感覚も感じないしAMSに接続してない時はモノクロだった視界もクリアだ・・・。こっちに帰ってきた影響?だがあの時確実に俺は死んだはず・・・ダメだ、原因が分からん。一体あの時何が起こったんだ・・・?)」

「ごめんねいっくん色々と・・・」

「い、いえ気にしないでください束さん・・・。ところでここは・・・」

「ここは束さんのラボにしてる無人島だよいっくん。海岸の侵入者検知用センサーに反応があったから見に行ったらいっくんがいたんだよ」

「ああ、成る程・・・」

「ねぇ、いっくん。今まで君は何処にいたの?世界中の監視カメラや軍事衛星をハッキングして探し続けたのに影も形も無かった。まるで存在自体が消えたみたいに」

「っ!そ、それは・・・」

 

 

 

一夏は言い淀んだ。

言っても良いのだろうか、自分は殺戮者だ、罪もない何も知らない人々を殺し尽くそうとした大罪人だと。

そもそも別の世界に行ったなんていくら彼女でも信じられる訳が無い。

そんな一夏の様子を見て束は優しく一夏を抱きしめ声をかける。

 

 

 

「大丈夫だよいっくん。いっくんがどんな場所で何をしていても束さんは受け入れるよ。それはいっくんの人生でいっくんが選んだ選択なんだから」

「た、束さん・・・俺・・・!」

「うんうん、大丈夫、だぁいじょうぶ。ゆっくりで良いから話してごらん?」

 

 

 

一夏は全て話した。

誘拐された後気づいたら別の世界にいた事、そこである人に拾われた事、傭兵として様々な依頼をこなして来た事、好きな人が出来た事、そして大切な人を守り切れずその世界を滅ぼそうとして数億にも及ぶ人間をその手で殺した事。

その過程で自分を拾ってくれた恩人を手に掛けた事も全て。

その話を束は只々頷きながら聴いていた。

話終わった時、束は口を開いた。

 

 

 

「・・・頑張ったんだね、いっくん」

「束さん・・・」

「確かにいっくんの手は血塗れなのかも知れない。世界から見れば許されざる行為なのかも知れない。・・・けどそれがいっくんの選んだ道で、いっくんの答えなら私は否定しないよ」

「ありがとう・・・束さん・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・(暫く、そっとしておきましょう)」

 

 

軽食を用意しようと離れていたクロエはドアノブを掴みかけていた手を離してその場を離れる。

暫く2人きりで居させよう、そう判断して。

 

 

 

 

 

 

 




キャラ及び期待解説欄


ネクスト:ストレイド

旧レイレナード社のアリーヤをベースとした機体。
外装はアリーヤそのままだが内装はオーメル社のライールシリーズを一部採用、武装も独立傭兵らしく他企業の武装を使っている。
主に中距離からの撃ち合いをメインとした武装が多く手堅く、堅実な立ち回りは他のトップランカーリンクスと違い手強い。
主な武装はローゼンタール製の新型ライフルMR-R100Rとレイレナード製突撃ライフルの04-MARVEとグレネードキャノンOGOTOを使う。
ミサイルは搭載できる物をミッション毎に選んで変えている。
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