ちんしゅふ日記   作:リト氏

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秋刀魚漁獲量の減少が見られるので初投稿です


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△月σ日

 

 

早朝

 

いつもなら鎮守府の裏山や海岸に乗り出すのだが、間宮師匠に弟子入りした私は厨房で働いた。

 

妖精さん達を引き連れ、凄い勢いで料理をこなしながら指示出しまでこなす間宮師匠パネェっす。

 

という事で、間宮師匠は手が離せないので案内役は伊良湖師匠だった。伊良湖師匠と呼んでいたのだが、呼ばれ慣れていない様で反応までに少しラグがあるのが微笑ましかった。

 

調理器具や食材の保管場所を教えて貰い、まず雑用。

 

わたしの洗い物力はLv.100です。

 

どうしてこう(極端なステ振りに)なった……。

どうせならもっといい感じの力を強化したかった。記憶力とかコミュ力とかコミュ力とか。

 

そしてのほほんと案内を受けるこの時の私は、地獄のマミヤズクッキングキャンプが始まる事など知る由もなかったのである。執務の休憩時間と皆の食事タイミングの被らない短時間で行う関係上、素晴らしくハード。口から鮮やかな手腕への感嘆の言葉と共に魂まで抜ける勢いである。

 

 

態々時間を割いてくれている間宮師匠に感謝!

 

 

 

 

 

△月Δ日

 

 

妖精さんと仲良くなれた、勝利の鍵は甘味だったのだ。

 

今日は甘味の修行をしていた。

 

その際余った材料が勿体なかったのでちまちまと集めて1品作った……までは良かった。皿の上に盛り付けた所で呼び出しを食らい、目を離すこと数分。戻って見ると皿の上に甘味は無く、口元をクリームで汚した1人?の妖精さんが代わりに座っていた。

 

妖精さんの胃に収まらなければ、ノリで作ったはいいけどどうしよう……となっていたのは確定的に明らかだ。だから食べられた事は全く問題無いのだが……スイーツにありつけなかった妖精さんからの視線が厳しくなるのはどういう事なんですかね???

 

あんな大量の視線に囲まれて耐えられるわけも無く、自腹切って全員分作ったよね。最近継続的に懐の風通しがよくなっていっている気がしてならないのはきっと気の所為じゃあないんだろう。

 

 

今度妖精さんに何か頼む時は甘味を持って行こうと思う。

 

 

 

 

 

△月〇日

 

 

今日は厨房ではなく注文口を手伝った。

 

艦娘達のなんでお前がここに居るんだという視線が辛かった。隣に居た妖精さんが説明してくれなかったら、私はきっと貝になろうとしていただろう。

 

お礼の甘味献上は忘れない。これからもご贔屓にお願いします妖精さん。だから日記を書いてる時日記帳の上で遊ばないで下さい妖精さん。

 

ああ、でも秋月型の皆は納得していたなぁ。

秋月ちゃんと涼月ちゃんが説明していてくれたのだろう。感謝!

 

青葉ちゃんは、やはりと言うか凄く質問したそうにしていた。アレに捕まったら余裕で1時間近く吹っ飛んでいたと確信できる程度には。後ろで早くしなさいオーラを出してくれた一航戦の2人にも感謝だな。なおそのオーラの理由が気遣いなのか食欲なのかは考えない事とする。多分8割方食欲だからな。

 

え?ポーラさん?

食器を洗い終わって執務室へダッシュしてる時にすれ違ったよ。いつも通りふにゃふにゃした感じだった。つまり……

 

朝から飲んでた……ってコト!?

 

いや、あの子はあれがデフォなんだ。お酒関係なくあれがデフォなんだ。そうに違いない。

 

 

そうだと言ってよバーニィ!

 

 

 

 

 

△月‪✕‬日

 

 

どうにか無理を言って休暇を取った。お酒を仕入れる為だけに。

 

まあ、途中色んな人に買い出しを頼まれ、結果買う物は膨れ上がったのだが。

 

あの飲兵衛共、今月全員非番なのが今週末しかないってどういう事だよ。ネット通販じゃ仕入れに限界があるんだわ!

 

いや、ただの買い出しならまだよかった。

私に疲労を蓄積させた主犯は陸奥さんである。

なんでも鎮守府から離れた場所にある服屋に前から興味があったらしい。つまり私は足兼荷物持ちである。

 

艦娘があまり出回るイメージが無かったため驚いた。聞いてみると、ココでは提督の許可が降りれば割と自由に街に出られるらしい。勿論艦娘である事がバレないよう注意はしないといけないらしいが。

 

ここで前提としてあるのが、艦娘は皆顔面偏差値がアホみたいに高いことである。それに加え陸奥さんみたいな大人の女性の魅力が合わさってみろ、一緒にいるだけで僻みや羨みの視線が凄いのなんの……私はただの荷物持ちやっちゅーねん。

 

それだけでもげっそりなのに、なんで貴女まで悪ノリするんですか陸奥さん。距離を詰めないで下さいお願いしますほんと。

 

揶揄うならもっと別の人にしてくれ……私のハートは豆腐なの。

 

そんなこんなで肩身の狭い思いをしつつ、少し前からお世話になっているお店でお酒やシロップを確保、荷物の総重量と運搬時間に私の腕は悲鳴をあげた。

 

なんで女の人の買い物ってあんなに長いんだろうね?しかも私に意見を求めてくるオマケつきである。

 

やめなさい、そんないい笑顔で私に寄ってくるのは。私の美的センスは無いに等しいのよ。

 

 

 

 

 

 

△月△日

 

 

雨は、いつか止むさ。

 

本日の秘書艦時雨氏の名言である。

今日は雨だった。だからなんだという話なのだが。

 

いや、気圧のせいか頭を抱えている魔改造和服の戦艦姉妹が居たか。食器を返しに来た時に、すごくいい声で『不幸だわ……』って呟いてたから思わず2度見したよね。幸薄美人って印象だったが、どうやら当たっていたらしい。今度食堂に来た時は何かオマケしてあげようと思う。

 

で、気圧の話に戻るとかく言う私も肩こりが辛い。歳ではない。

艦娘も肩凝りとかするんだろうか?するなら戦艦のお姉様方とかかなり大変そうだが。主に胸部装甲的な意味で。

いや、したとして入渠で治りそうなのがファンタジーだな。

 

傘を持ってる子もいた。曰く、妖精さん特製の傘で提督にも認められているらしい。あのお堅い悪友が許可するとは……明日も雨だろうか?

 

 

追記

雨だが案外出歩いている子が多い。

ショー〇ャンクの空にごっこはここではできそうにない。

 




出荷されそう

(´・ω・`)そんなー

まあそれは置いておきまして……。
幕間に関しては、執筆カロリーと消費時間が凄まじいのでぼちぼち書いていこうと思います。

あ、でも幕間でのアンケートで票が目に見えて多くなったら積極的に書くかもしれませんね。

全ては神の味噌汁
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