△月∬日
朝から鳳翔さんに土下座をかました。
微笑みながら許してくれた。
本当にあの人には頭が上がらない。
とりあえず、昨晩あったことを整理しよう。
鳳翔さんと妖精さん、そして悪友に許可を取り居酒屋鳳翔のカウンター席をお借りしてBARホサを開店した。そこに飲兵衛共が襲来した。それも数を増やして。
なんで増えてるんですかね?
いや、保護者の方々が着いてきたのはまだわかるんだ。凄く有難い。
でも陸奥さんやサラトガさん、龍田さんや天龍ちゃんはちょっと分からないかなって。
特に天龍ちゃん、キミ絶対カッコイイからってノリで来たでしょ。お兄さんにはわかるんだ。被害者枠になりたくなかったら即刻立ち去りなさい。
そんな訴えも虚しく
『ドキッ!アル中だらけの酒カスバー!!』
は幕をこじ開けられた。
私は雰囲気を大事にするタイプなのだが……隼鷹がいる時点でアウトである。
居酒屋を借りてやってる時点でバーの雰囲気じゃないと気がついた人はもれなくシベリア送りだ。
次に、圧倒的に人手が足りない。
大和さん&妖精さんという大天使達こそいるものの、基本的に私がメインだ。それに対してアル中達は沢山。
もうダメだ……おしまいだぁ……
あと、なんでスク水の少女が混ざってるんですか???
基本的に駆逐艦でもお酒は飲めるのだが、やはり未成年に飲酒を勧めているような罪悪感が……。
そこで私は、早期に酔い潰してお帰り頂く作戦を決行した。
【 勝利 S 】
結果は大体の飲兵衛艦娘達に0100までに御撤退頂く快挙だった。
どれだけお酒に強かろうと、ペースさえ崩せばこっちのものよ……!
なんでペースを崩した状態でここまで耐えるんですかね?
レディーキラー系のカクテルをこんな事に使うとは思わなかった。
補足しておくと、無理やり酔い潰したのは要注意人物のみだ。純粋にお酒を楽しみに来た方々にはちゃんと振舞ったよ。
私は頑張った。
追記:最後まで残っていたお姉さん方にまたやってと言われたので、アル中達にバレないよう極秘に続けようと思う。
△月◎日
今日は装備開発の為工廠にお邪魔した。
オーダーは適当な装備を1つだったのだが、何故か無駄に資源を消費しないよう釘を刺された。
私が何をしたって言うんだ。通常建造と間違えて大型建造で、しかも大和レシピを回した訳じゃあるまいし。
閑話休題
聞いた話だと、工廠に着いてきてもらう艦娘で開発できる装備が変わるらしい。連れていかないと失敗続きになるんだとか。
気になって妖精さんに聞いてみた所『うまくつれてこられない』としか答えてくれなかった。
案外妖精さんも感覚派なんだな。
ちなみに私が連れていったのはサラトガさんだった。
秘書艦を連れていくのが普通らしいが……私に秘書艦なんていない上、長門さんも大淀さんも忙しそうだったから声をかけられなかった。
艦娘は居ない、しかし開発はしなければいけない。
どうしたもんかと廊下をさまよう事数分
あ!やせいの
サラトガが とびだしてきた!
艦娘GETだぜ
というのが経緯である。顔見知りが非番で良かったとつくづく思う。
なお開発結果は失敗だった。
なんで兵器開発でぬいぐるみができるんですかね?
でもぬいぐるみを抱えるサラトガさんが可愛かったのでOKです。
△月μ日
今日は普通過ぎて書く事がない。
強いて言えば、私の部屋に不法侵入した妖精さんがお菓子(おつまみ)を粗方食べ尽くした事くらいか。もごもご頬張る様は可愛らしかった。
因みに妖精さんは、この日記を書いている事も書いてある内容も知っている。
なんなら私の蔵書は大体読まれてるし書いてる横で見てる子もいる。
この日記への落書きを本日許可してしまったので、明日からどんどん落書きが追加されてゆくのだろう。
楽しみでもあり怖くもあるな。
△月ζ日
今日は間宮師匠の特訓が休みだった。
そこで久々に訛った身体を動かすべくトレーニング施設へ足を運んだ。
まあ、身体を動かすと言っても簡単なものだ。
受け身の練習、杖の型、重量を増やした木刀での素振りetc……そんな事はどうでもいいか。
書くべきは途中で覗きに来た大鳳ちゃ……さんだろう。
なんでも走り込みの途中、トレーニング施設の明かりが点いていたので確認しに来たらしい。
鍛錬だと説明すると、どうせなら見ていきますと言ってそのまま待機の姿勢に入られてしまった。
まあ、騒ぐ程でもないかぁ〜
そんな軽い気持ちで私は鍛錬を再開した……のだが、前回の武闘派軽巡さん程では無いものの食いついてきた。
艦娘、ストイックな子が多すぎないですかね?
前回は私が一方的に投げ飛ばされるだけだったが、今回は1人稽古なのでどうせならと投げて貰ったり技を教えたりした。
やっぱり艦娘は力が強いね、特に最初の投げ。
アレは私じゃなかったら、トレーニング施設でラ・トマティーナことトマト祭りが絶賛開催されていただろう。
そんなこんなで時間は過ぎ、色々話しながら一緒に帰った。
道着+紺袴なもんだから変な目で見られるかと思っていたが、そんな事は殆ど無かった。そうだよな、これ以上に尖った服装の子が沢山いるもんな。
今日わかった事は、私の体が想像以上に訛っていた事と、大鳳ちゃんが空母だということだ。
空母だったのか……いや、なんでもない。
初見で駆逐艦かななんて1ミリも思っていないし、なんなら今も疑ってない。
ほんとほんと、補佐、嘘つかない。
たいほうさんにしらせておきました
こんどあったとき、どうなるかたのしみですね
次は幕間の予定です。
早めに投稿できるよう頑張ります