続けて投稿になります、本日も2話投稿なのでよろしくお願いします。
キィィィーーーー
穂乃果「試合はもうとっくに始まってますよね!」
結城「ああ、時間的にもう後半だと思う」
ことり「早く行かないと!!」
ツバサ「それはそうと何故エメラは来なかったんだ?」
絵里「………あの子は凛を見とくって言ってたわ。本当は会いたくないんだと思うけど」
結城「………その件については戻ってから全員に話そうと思うエメラについて。だか今は試合の方が重要だ」
駐車場に止めてグラウンドに向かう
穂乃果「でも変じゃないですか?試合なら音がする筈………」
ことり「…………!!あれはみ、見て下さい!!」
ツバサ、絵里「!!」
結城「………酷いな」
結城達は目を疑った
グラウンドを見ると全員が倒れている。
そして点差も2対15でボロボロに負けていたのだ
穂乃果「1対15!?何があったらそんな数字が………」
海未「………」
穂乃果「う、海未ちゃん!?」
海未が目の前にまで来ていた
海未「…………ごめんなさい私がいながら」
頭を下げる
ことり「何があったの!?」
結城「………ボロボロだなみんな」
海未「………本当にすいません。監督」
美麗「………来るの遅いわよ結城」
結城「……すまない美麗」
真姫「結城さん!?」
結城「………一旦合宿所に帰るぞ!!動ける者は車に乗り込んでくれ。動けない者は動ける人で余裕がある奴が運ぶんだ!!」
一同「はい!!」
途中で終わったとはいえラブライブジャパンとアドバンチュールの戦いは1対15という完全敗北で幕を閉じたのだった
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???
「どういうこと?」
「……………これもアンタの予定通り?」
「……………そんな訳ない」
「……………………」
「………裏で何かをしている人がおるな」
「!?!?!?」
「ラブライブジャパン、或いは日本私達の高校サッカーに恨みがある人間。それが関わってるような気がする」
「…………ありうるわね」
「なら、とっとと炙り出して」
「怪しい人間ならなんとなく分かる。けれどまだ動くわけにはいかないね」
「…………」
「完全に炙り出して誰の害にもならないようにしないといけない」
「………ってことはまだ居てもらうってこと」
「そういうことよ」
「!!!!それじゃああの子達はどうなるのさ!?」
「…………外部にも依頼しよう。私達、いやサッカーに関係ない人たちもみんなの運命がかかってるかもしれない」
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ラブライブジャパン合宿所 医務室
結城「………わざわざありがとうございます。優奈さん」
優奈「気にしないでください。娘がお世話になってますから」
西木野優奈………西木野真姫の母である
結城「………いえいえ、僕は何もしてませんよ」
優奈「………それにしてもこの子達はともかく凛ちゃんは少し重症ね、サッカーでここまでダメージを受けるとは」
結城「ええ、本当に恐ろしい奴らですよ」
優奈「ひとまず、ここのメンバーは任せてください。凛ちゃん以外は明日には大丈夫だろうし」
結城「お願いします。」
ギイーーーバタン
合宿所、センタールーム
海未、真姫、ダイヤ、エレナ「………」
絵里「怪我がなかったのは4人だけなのね」
海未「はい……すいません」
ツバサ「それは私達のセリフよ。遅れてごめんなさい」
穂乃果「なんでタイミング良く、結城さんの車が帰ってこない事が起きるなんて」
「………………」
ことり「でも、何があったの?普通じゃあんな事にはならないよ!それにあのフードの奴らじゃなかったんだよね?」
真姫「ええ、ルビィ、花陽、善子率いるアドバンチュールっていうチームだったわ」
エメラ「………あいつが敵」
ダイヤ「………花陽さん、善子さん、そしてルビィ。とんでもなく上手くなってましたわ」
エメラ「………ルビィが上手く?」
ダイヤ「ええ、力だけで言うならば私よりも強いかもしれませんわ」
エメラ「あいつが…………」ギリィ
真姫「…………何をされたのかも何も分からなかった」
穂乃果「1対15なんて普通はありえないよね?何があったの?」
海未「実は………」
先程の試合の内容を伝える
ことり「!!後半まで優勢だった?」
海未「はい、後半の最初の方まではチームの総合力としては互角いや、優勢だったのかもしれません。ただ向こうの本気やこちらの本気を比べてないので分かりませんが、急に数段早く、強くなったのに」
絵里「急に?」
ダイヤ「一応、ベルトに何かを付けようとしていたのは見えましたがそれ以上は……」
穂乃果「何かを付ける?もしかしてドーピング!?」
エレナ「その可能性が高いだろうな」
結城「……………それは本当か?」
「結城さん!?」
結城「ドーピング……………」
海未「はい、ベルトに何かをつけていたみたいで」
結城「………………それはアンプルだ」
「!?!?アンプル」
結城「……………本来アンプルは自分のオーラをそのカプセルに閉じ込め力をコントロールするためにあるものだ、勿論、そんなものがあったらダメだから、普通は使用不可、そもそもアンプルには副作用があるからな。普通の人間には使えない物だ」
エレナ「………なるほど、ではルビィ達のものは本人達の物と言ってもいいのですか?」
結城「…………いや、おそらくは違う。ルビィちゃん達はそもそもアンプルの存在も知る筈がない。つまりはだ、アドバンチュール側…………フードの奴らの誰かのものだろう」
真姫「…………それなら。この前花陽といた時のやつのオーラーは感じなかったわよ!」
結城「……………アドバンチュールで裏で動いている奴がいる可能性があるな」
「…………………」
結城「そもそも、相手の素性がわからんからな、こちらも慎重に行こう。……………みんな今日は休んでくれ。疲れを取るのも大事だしな」
一同が自分の部屋へと向かう
結城「…………なぜ、このタイミングでアンプルが」
そう言ってケータイに手をかける
結城「…………」
そう言って誰に電話をかけたのは誰も知らなかった
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「……………………アンプルを使わせたのはどうやら正解だったようだなぁ」
そう言ってカプセルを手のひらで転がせる
「………………もう少しだ、もう少しで」
笑うのを堪えながら言う
「………………………」
プルプルプル
『はい?もしもし』
『今日電話くれてたのに遅くなってごめんなぁ』
『いいんですよ!そちらも色々忙しいのは知ってますから。希さん!!!』
希『…………結城さんの話聞いた?』
『はい、聞きましたよ。まさかとは思いますが』
希『…………可能性は十分にある。何故なら、昔の話のかなり状況が似てる部分がある』
『あの人にも連絡してみますね、調査がどんな感じなのか』
希『うん、お願い、うちも出来ることはやるよ』
『お願いします!!!』
希「…………」
無言でタロットカードを引く
希「…………何もなければいいけどね」
捲られたカードには羽が見えていた。
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