今回でエメラの過去編ラストになります。
どうぞご覧ください
合宿所
ダイヤ「…少し休憩させてください」
ダイヤは少し泣きそうになっていた
花丸「………ダイヤさん」
海未「ダイヤどう言う事ですか!?次に日に何があったと言うのです!!」
ツバサ「……でも当時天才と言われていたエメラの事が少しわかった気がするわ」
エレナ「ああ、そうだな」
穂乃果「でも、次に日に話せば絶対に仲直り出来たよね!!ルビィちゃんもその話は絶対に聞こえてる筈」
ことり「………そもそも、思ったんだけど。何でルビィちゃんは喧嘩した次の日から無視を始めたの?」
あんじゅ「そうよ!おかしいわよ。ルビィちゃんは素直な子よね?無視なんかする筈がない!!」
ダイヤ「………喧嘩していた日の夜、ルビィの元にクラブの子から電話があったみたいです」
一同「!?!?」
ダイヤ「私もルビィからエメラが内浦を去った後に聞いた話です」
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るびぃの部屋
るびぃ「…………えめらお姉ちゃんの事何にも考えられてなかったな」
プルプルプルプル
るびぃ「誰だろ?」
ピッ
るびぃ「もしもし?」
「るびぃちゃん?」
るびぃ「その声はクラブの!?」
「珠理です!夜遅くにかけてごめんね」
るびぃ「珠理ちゃん!!どうしたの?」
珠理「今日さえめらちゃんと喧嘩してたでしょ?だから大丈夫かな?と思って」
るびぃ「うん、大丈夫だよありがとう」
珠理「あとね、言いにくいだけど。えめらちゃんが最近るびぃちゃんの文句を言ってたよ」
るびぃ「!!」
珠理「動きが自分勝手、私についてこない、いざと言う時に遅い、うざいって」
るびぃ「………そうなんだ」
珠理「酷いよね!妹なのにそんな事言って私は最低だと思うよ!」
るびぃ「………うん」
珠理「でも、気にしなくていいよ私が守るから」
るびぃ「………珠理ちゃん」
珠理「だから気にしないでね」
るびぃ「ありがとう」
珠理「それとさ明日から私と朝練やらない?」
るびぃ「いいの!?」
珠理「もちろん、仲間でしょ!」
るびぃ「うん!ありがとう」
珠理「それじゃあ朝待ってるね」
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ダイヤ「というか電話があったみたいです」
絵里「………エメラが悪口を言っていたのは嘘よね?」
ダイヤ「ええ、あり得ませんわ。月さんにも確認したら珠理さんと話しているところは見た事ないって言ってました。それにエメラはそんな事を絶対に言わない」
ツバサ「………成る程、話が見えてきたわ」
海未「…………怪我の件からおかしいと思ってました。やはり珠理はわざと怪我をさせようとぶつかったんですね」
一同「!?!?」
ダイヤ「海未さんの言う通りでしょうね珠理さんは間違いなくわざ割り込んで怪我をさせた」
花丸「確かに繋がるかもしれないけど何のためにそんな事を!?」
ダイヤ「…………それは」
真姫「エメラを内浦KBから追い出すためよ」
一同「真姫ちゃん(真姫)!?」
真姫「ずっと黙っていたけど、考えていたの。何故エメラが居なくなる程の事が起きたんだろうってでもその二つで繋がったエメラを辞めさせたかったからよ」
ダイヤ「…………正解です」
真姫「やっぱりね、けどダイヤ」
真姫はダイヤの目の前まで行く
真姫「あんた何二人を1ヶ月も放置してるの?」
穂乃果、ことり、海未、絵里、凛「!?!?」
ツバサ「真姫落ち着きなさい!」
真姫「黙ってて」
真姫は本気で怒っている
ダイヤ「…………その事に関しては本当に反省してます」
真姫「反省した所で時間は戻らないのよ!ダイヤ!!」
海未「辞めなさい!!真姫!!」
真姫を掴む
真姫「離しなさいよ!海未!!こいつはダイヤは危ない状況と分かってないながら何も言わなかったのよ!!」
海未「ダイヤもすぐに言いたかった筈です!!当時の状況になってみないと分からないじゃないですか!!目の前でそんな事が起きたらすぐに貴方は動けるんですか!!」
真姫「!!…………」
ダイヤ「………海未さん、真姫さんを離してあげてください。真姫さんの言う通りですから」
海未「…………」
真姫を離す
真姫「…………」
ダイヤ「………私は臆病です。一度は話しかけようとしても怖くて壊れるのが怖くて話に行けなかった聞いてあげられなかった。姉失格です」
真姫「………ダイヤ。強く言ってごめんなさい」
ダイヤ「謝る事ないですよ真姫さん。言っている事は正しいですから」
千歌「ダイヤさん、エメラちゃんが話してくれた次の日何があったの?」
梨子「2度クラブに行く事はなく内浦を去ったのも変ですし、教えてください」
ダイヤ「………分かりました」
ふうとため息をつく
ダイヤ「…………エメラが去るきっかけになった話をしたいと思います」
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黒澤家
ダイヤ「………朝ですわね」
リビングに行く
えめら「お姉ちゃんおはよう!!」
ダイヤ「おはよう!えめら」
朝のえめらはいつもより元気でした。私に話して聞いてくれたからなのかはわかりませんが
えめら「………ちゃんと話せるかな」
ダイヤ「………大丈夫ですよ、私がついてるから」
えめら「お姉ちゃん………」
ダイヤ「だから安心して学校に行って!」
えめら「うん」
笑顔で言う
ダイヤ「(絶対に救ってませます)」
内浦第一中学 昼休み
ダイヤ「今日、クラブの方に行ってきます」
果南「部活はどうするの?」
ダイヤ「事情を説明したら休んでいいと言われました」
鞠莉「そう………私も行こうかしら」
果南「だめだよ、ダイヤに任せよう」
鞠莉「………そうね、寂しいけどねダイヤがいないと」
果南「…………えめらちゃんとるびぃちゃんの事お願いね」
ダイヤ「うん、任せて」
放課後
ダイヤ「果南ちゃん、鞠莉ちゃん行ってきます」
果南「うん、頑張ってね」
鞠莉「いい報告待ってるよ!」
ダイヤ「うん」
学校を出る
ダイヤ「………待っていてくださいえめら」
走る
ダイヤ「……………」
プルプルプルプル
ダイヤ「?誰でしょう」
ピッ
ダイヤ『もしもし?』
月『ダイヤちゃん!ルビィちゃんが!!」
ダイヤ『え?』
月『ルビィちゃんが階段から落ちて大怪我を!!』
ダイヤ『…………は?』
ガチャン!!!
携帯を落とす
月『とにかく内浦の病院に来て!!』
プッ ツーツーツー
この時頭が真っ白になりました。ルビィが階段から落ちて大怪我。本当に驚きました、おかしくなりそうでした、何でそんな事に。そして私は急いで病院に向かいました
内浦総合病院
ダイヤ「ハァハァハァ」
看護師「ルビィちゃんのお姉さんですか」
ダイヤ「はい!!そうですルビィは!!」
看護師「今手術室です!他の人も来てますので早く行ってあげてください。3階です!」
ダイヤ「分かりました!」
急いで行く
3F
ダイヤ「…………」
ふざけるな!!!
ダイヤ「!!!」
怒鳴り声が聞こえて来る
ダイヤ「………何が起きて」
角から覗く
月「いいかげんにしてください監督!!」
ダイヤ「(月さんそれにえめら、珠理さん、新しい監督!?)」
えめら「…………」
月「えめらがそんな事をする筈が無い!!」
監督「でも、珠理が証言してるぞえめらが、るびぃを階段の上から突き飛ばしたと」
ダイヤ「は?」
えめら「…………」
月「いや!嘘ですよそれは、だってえめらちゃんは今日学校に残るって言っていたし何よりあんなに妹想いの子がそんな事する筈が無い!!」
珠理「………」グスングスン
監督「………辛いよな珠理。嘘だって言われて」
月「なっ!」
えめら「私はしていません」
監督「黙れ、無能が」
えめら、ダイヤ「!?」
監督「お前の魂胆は分かっているぞ、るびぃちゃんに嫉妬していた。最近はずっとそうだった。そしてるびぃちゃんがいなければ自分が一番と考えたわけだ」
えめら「違う、私は」
ダイヤ「ふざけないでください!!!」
私は飛び出しました
監督「………黒澤ダイヤか」
ダイヤ「えめらがそんな事する訳がないでしょう!!!えめらの事は私がよく知ってます!!」
珠理「グスン ダイヤさん、えめらちゃんはずっと憎んでいたんだよルビィちゃ「貴方は黙ってて」!!」
ダイヤ「好き放題言ってくれますわね。やっていない絶対に絶対に」
えめら「…………」
監督「まぁいい、黒澤エメラお前がやった事だいつか天罰が下るだろう。そしてお前は二度とクラブに来るな。そして黒澤ダイヤお前もな」
えめら「……………は、はい」
ダイヤ「………えめら」
月「………ならば、僕も辞めさせて貰います。こんな嘘を吐く監督。そしてチームメイトが同じなんて恥ずかしいです」
監督「………好きにしろ、智和がいない今お前にはなんの権力もない」
ダイヤ「…………ひとまず帰っていただけますか?姉妹の私達だけで十分ですので」
監督「それは困るね。嘘を本人に言われたら困る、だから帰らないよ」
プチン!
この時私の中で何かが切れました
ダイヤ「………いい加減にしろよお前」
監督を殴ろうとする
黒澤母「やめなさい!!」
黒澤母が止める
えめら「お母さん………」
ダイヤ「……………」
殴ろうとするが留まる
黒澤母「…………とりあえず、詳しい話は後日聞きます。なので帰ってください、監督さん」
頭を下げる
監督「…………」
黒澤母「………また目覚めた時には連絡します」
監督「…………分かりました。珠理帰るぞ」
珠理「………はい」
二人は帰っていく
えめら「……………」ポロポロ
ダイヤ「えめら!!」
えめら「………もう、何かなんだかわからないよ」
泣き崩れる
ダイヤ「…………必ず私が守って見せます」
月「私もえめらちゃんを守るよ」
えめら「……ありがとう」
黒澤母「…………」
そして手術室の上の手術中のランプが消える
医師「…………」
黒澤母「先生!!手術は!!」
医師「成功しました。ですが両足とも神経をやってしまっていてもう二度とサッカーは出来ないかもしれません。そしてもう一つしばらくは目覚めないかもしれません」
ダイヤ「…………そんな」
えめら「るびぃ…………」ポロポロ
月「…………るびぃちゃん」
最悪でした。もう二度とルビィがサッカー出来ないかもと聞いたときは胸が張り裂けそうで苦しかったです。3人揃ってもう2度とサッカー出来ないのかと思うと本当に悔しくなりました
夜黒澤家
ダイヤ「…………えめら寝れそうですか?」
えめら「………」首を振る
ダイヤ「それでは一緒に寝ましょうか」
えめらを抱きしめる
ダイヤ「大丈夫です、大丈夫ですよえめら」
数日後
ダイヤ「…………最近は本当に眠れないですわね」
コンコン
ガチャッ
えめら「………お姉ちゃんおはよう」
ダイヤ「おはようえめら」
えめらはるびぃが入院してからずっと部屋にいる。学校には事情を説明して了承を貰っている、本人は行くと言っていたけど止めました。流石に今のえめらの精神状態では危ないと思ったから
えめら「…………学校頑張ってね」
ダイヤ「うん」
黒澤母「ダイヤ!!えめら!!大変よ」
ダイヤ「お母さん?」
黒澤母「る、るびぃが目覚めたわ!!」
ダイヤ、えめら「!!!」
その報告を受けて私達はお母様の車で内浦総合病院に行きました
ガラガラ
ダイヤ、えめら「るびぃ!!!」
るびぃ「あ、お姉ちゃん」
黒澤母「大丈夫?ルビィ?」
るびぃ「お母さん、ありがとう大丈夫だよ」
黒澤母「そう、じゃあ私は先生のところに行って来るわね」
ガラガラ
るびぃ「………学校もあるのにごめんね」
ダイヤ「るびぃためなら一日くらい問題ないよ」
るびぃ「………ありがとうお姉ちゃん」
えめら「………」
ダイヤ「………少しお手洗いに行ってきますわね」
ガラガラ
るびぃ「…………何にしに来たの」
えめら「………るびぃごめんね、私るびぃの気持ち考えられてなかった」
頭を下げる
るびぃ「……………」
えめら「……………」
るびぃ「頭を上げてお姉ちゃん」
えめら「……………」
るびぃ「るびぃもごめんね、お姉ちゃんの気持ち考えてなかった。本当にごめん」
えめら「るびぃ…………」
るびぃ「………けどね、ごめん
もうえめらお姉ちゃんの顔見たくないの」
えめら「え?」
るびぃ「…………さっき電話がかかって来たの珠理ちゃんから。私を階段から突き落としたのえめらお姉ちゃんなんだよね?」
えめら「え、それは」
るびぃ「………私がえめらお姉ちゃんを無視していた事は本当にごめんね。るびぃも悪いけど、もうえめらお姉ちゃんとは一緒にいられない、許せないんだ」
えめら「……………そっかぁ」
るびぃ「…………」
えめら「……るびぃと私とお姉ちゃんでサッカーをした日々は楽しかったなぁ」
るびぃ「うん、それはそうだね」
えめら「……………」
るびぃ「でも、それはあの時でお終い。さようなら
えめらお姉ちゃん」
ドアの外
ダイヤ「…………どうして」ポロポロ
私は話を全て聞いていました。気になってしまったので、嫌な予感が当たってしまいました。
そして夜
ダイヤ「えめら?」
えめら「…………」
ダイヤ「本当に言ってますの!?」
えめら「うん、誰も私を必要としてくれないしもういいかなって」
ダイヤ「そんな!月ちゃんも私も果南ちゃんも鞠莉さんも貴方の事大好きですわよ!それにるびぃも本当は」
えめら「………もう聞きたくない、るびぃの名前は」
ダイヤを睨みつける
ダイヤ「!!」
えめら「………ここには居たくないよ」
ダイヤ「で、でも!!」
えめら「………智和さんの教え子の人がある場所に連れて行ってくれるって言ってるの。だからそこに行こうかなって」
ダイヤ「そんな、えめら!!」
えめら「月ちゃんと果南ちゃんと鞠莉ちゃんにはごめんなさいって言っといてお姉ちゃん」
カバンを閉める
えめら「………それじゃあ。もうすぐ智和さんが迎えに来てくれるから行こうかな」
カバンを背負う
ダイヤ「…………えめら」
えめら「………またいつか会えるよ絶対、サッカーは多分やめないから大会で会おうね」
ダイヤ「そんな!!待ってくださいえめら!!」
えめら「………さようならおね…………姉様」
こうしてえめらは黒澤家を去って行きました
どこに行ったかも分からなかったため、智和さんに連絡したけれど智和も知らないと言うので誰もえめらの居場所は分かりませんでした。
函館聖泉の選手。鹿角エメラという名前で出て来るまでは
過去編は以上となります。
連日で投稿したため、数日休みをいただきます。