二つの世界のサッカー   作:オト姫

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2章はこれで終わりです。


第36話 解放とその先へ

 

 

次の日 作戦会議室

 

 

 

 

 

結城「全員揃ったな」

 

 

 

一同「はいっ!」

 

 

 

結城「いい返事だ」

 

 

そう言って立ち上がる

 

 

結城「………エメラ、お前に問う」

 

 

エメラ「な、何?」

 

 

結城「お前は小さい頃、ルビィの事を文句言ったり、そして階段から突き落とすという事はしていないんだな?」

 

 

 

エメラ「するわけない!!!」

 

 

 

ダイヤ「エメラがそんなことする訳ないですわ!!!」

 

 

 

結城「………だよな?

 

 

 

モニターを写す

 

 

 

一同「!?」

 

 

真姫「なんですか?これ?」

 

 

結城「衛星からカメラだ、ズームしていくぞ」

 

 

どんどんアップされていく

 

 

穂乃果「島が見える」

 

 

千歌、曜、梨子、ダイヤ、エメラ、花丸「あれば内浦!?」

 

 

海未「何ですって!?」

 

 

 

絵里「ハラショー」

 

 

 

結城「…………もっとズームするぞ」

 

 

どんどんアップする

 

 

ダイヤ「!!」

 

 

ガタッ!

 

 

千歌「ダイヤさん!?」

 

 

ダイヤ「まさか結城さんこれは!!」

 

 

結城「ああ、よく気付いたな。5年前の映像だ」

 

 

一同「!?5年前」

 

 

聖良「5年前って、しかもこの時期………!?ま、まさかそれは」

 

 

さらにズームがされる

 

 

ダイヤ「!?る、ルビィですわ!」

 

 

 

千歌、曜、梨子「ルビィちゃん!!」

 

 

 

エメラ「ま、まさかこれって!?」

 

 

結城「ああ」

 

 

ルビィに誰かが近づく

 

 

 

エメラ「5年前のルビィの階段事故の!!!!!!!」

 

 

 

バタン!!!!!

 

 

 

結城「少し前、お偉いさんに助けてもらって極秘で入手した物だ。やっと証拠を手に入れた訳だ」

 

 

 

真姫「じゃあ!!真犯人も分かったって事でしょ?逮捕はされたの?」

 

 

 

 

結城「………今探しているところだ」

 

 

 

 

真姫「………そうなんですか」

 

 

 

結城「この件は内浦に泥を塗られたような物だからな、絶対に捕まえてみせる」

 

 

 

一同「………」

 

 

 

結城「そして、もう一つエメラに言っておかなければいけない事がある」

 

 

 

エメラ「私?」

 

 

 

結城「ルビィは初めから嘘をついていたのに気付いていたんだ」

 

 

 

エメラ「え?それってどう言う意味ですか?」

 

 

 

結城「悪口を言っていたのもエメラがルビィを突き落としたって言う事もエメラがやってない事は分かっていたんだ」

 

 

 

 

エメラ「じ、じゃあ何で!!ルビィは私にあんな酷い事を言ったの!!何で何でなの!!」

 

 

 

千歌、曜、梨子「エメラちゃん…………」

 

 

 

ダイヤ「エメラを守るため………結城さんそうですよね」

 

 

 

エメラ「私を守るため…………」

 

 

 

結城「ダイヤの言う通りだ、エメラを連れていく前の時にルビィが智和にお願いしたんだ。「どうかエメラお姉ちゃんを遠くに連れて行ってくれませんか」と」

 

 

 

エメラ「な、なんで。なんでそんな事を」

 

 

 

 

ダイヤ「………ルビィはスライディングの時から気づいていたのかもしれません。エメラの事をよく思ってない人がいて、エメラの事を壊そうとしているという事を」

 

 

 

 

エメラ「る、ルビィ……」ポロポロ

 

 

 

 

ツバサ「ルビィがエメラと朝練をしなくなったのも話さなくなったのもエメラに的を向けさせないため」

 

 

 

エメラ「!?」

 

 

 

海未「………納得が行きますね、ルビィは小5ながら色々考えてエメラを守るために自分が嫌われるのを構わずあの態度をとったという事ですね」

 

 

 

エメラ「な、なんで話してくれなかったのルビィ」ポロポロ

 

 

 

 

ダイヤ「心の優しい貴方ならそんな事しなくていいっていうと思ったからでしょう」

 

 

 

エレナ「そして、下手すれば、エメラがルビィと同じ目に、いやもっと恐ろしい事になっていたのかもしれないな」

 

 

 

エメラ「………なのに私はルビィを憎んでばかりいた………ごめんなさい、ごめんなさい」ポロポロ

 

 

 

 

真姫「それが過去の真実………」

 

 

 

結城「ああ、これが全てだ」

 

 

 

エメラ「ごめんなさい、ごめんなさい。ルビィぃぃ…………」ポロポロ

 

 

 

ダイヤ「………」ポロポロ

 

 

 

エメラお姉ちゃん!!! ダイヤお姉ちゃん!!!

 

 

 

エメラ「!?」

 

 

 

ダイヤ「その声はルビィ!?!?」

 

 

 

ルビィ「ハァハァハァ」

 

 

 

真姫「る、ルビィ!?」

 

 

 

海未「なぜここに?」

 

 

 

 

結城「アドバンチュールは解散になり、解放されたそうだ」

 

 

 

凛「と、言うことは…………」

 

 

 

 

「凛ちゃん!!!」

 

 

 

 

凛「か、かよちん!!!」

 

 

 

 

二人は抱き合う

 

 

 

花陽「凛ちゃんごめんね」

 

 

 

涙を浮かべて言う

 

 

 

凛「わたしの方こそ助けられなくて本当にごめん…………」

 

 

 

 

海未「………」

 

 

 

安堵の表情を浮かべる

 

 

 

穂乃果「本当に、よかった」

 

 

 

 

「………………」

 

 

 

エレナ「………善子隠れてるのはバレているぞ?」

 

 

 

 

善子「…………」

 

 

 

千歌、梨子「……………」

 

 

 

善子「…………ごめんなさい」

 

 

 

「!?!?」

 

 

 

曜「…………善子ちゃん」

 

 

 

 

善子「………あの時、なんであんな事をしたのか私にも分からなくて」

 

 

 

曜「………………今度、航海付き合ってね?」

 

 

 

善子「!!!………ありがとう曜」

 

 

 

 

結城「…………善子と曜の件は本人達が解決したから、みんなとやかく言わないように」

 

 

 

 

海未「……………善子」

 

 

 

 

善子「!?」

 

 

 

 

海未「………今一度聞きます、何故あんなことを?」

 

 

 

 

善子「…………信じてもらえるかわかりませんが、わたしにも分からないんです。」

 

 

 

海未「…………」

 

 

 

ツバサ「…………嘘はついてないみたいだね」

 

 

 

エレナ「…………そうだな」

 

 

 

結城「……………」

 

 

 

善子「…………ありがとう」

 

 

 

結城「…………それじゃあ、解散だ。そして、また明日、ここに集まってくれ」

 

 

 

 

「はい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監督室

 

 

 

 

 

 

 

結城「……………」

 

 

 

 

「結城さん!!!」

 

 

 

 

結城「……….月か」

 

 

 

 

月「はい!この後はどうするんですか?」

 

 

 

 

結城「…………ひとまず、鞠莉からの連絡待ちだあいつらにもそう伝えている」

 

 

 

ガチャン!!!!

 

 

 

「ゆ、結城さん!!!!」

 

 

 

 

結城「!!!鞠莉か。どうだった?」

 

 

 

 

鞠莉「この録音を聴いてください!!!」

 

 

 

 

 

結城、月「………………!?!?」

 

 

 

 

 

鞠莉「これは……………とんでもないことかもしれませんよ!?」

 

 

 

ある映像を見せる

 

 

 

結城「…………これはまさか」ガダッ!

 

 

 

 

結城「…………あの時から、始まってたっていうのか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2章完

 








2章完結です。お付き合いくださりありがとうございました。
3章はTwitterで告知します。
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