2話連続投稿します。
第58話 紅狐&怜奈過去編【最強の2人中編】
1週間の時を経て
開催された中部大会。
松間中は元から王者だったかのように次々と勝ち上がっていき、そして
準決勝
怜奈「紅狐!!!」
紅狐「ハァハァハァ、任せろ」
薫子「紅狐!!!」
中部大会は一日2戦あり。午前、午後の連戦だ。そのためは二人にもチームにも疲れがかなり見えていた
松間キャプテン「紅狐!!!」
紅狐「ああ、任せろ!!!喰らえ」
ボールを上に突き上げそれを炎の渦に包む
紅狐「居合 紅火の矢!!!」
敵キーパー「!?!?」
バシュン!!!
『き、決まったぁぁぁぁ終了まじかで松間中の逆転だ!!!』
ピッピッピーー!!!!
『し、試合終了3-2で激戦を制したのは松間中だ!!!!!』
紅狐「ふぅ、危なかった」
怜奈「ナイスシュートだ紅!!!」
ワァァァァァァァ
『松間中が決勝へと駒を進めました』
夜紅狐宅
紅狐「ハァ、っつかれた」
怜奈「1日で2連戦は応えるね」
薫子「お疲れ様、一日休みでよかったね」
紅狐「ああ、流石にな」
薫子「明日は集まって軽くミーティングで終わりでしょ?」
怜奈「ああ、疲れを取るためにもな」
薫子「………………」
紅狐「心配か?」
薫子「………少し」コクン
怜奈「大丈夫、私達は最強なんだ」
薫子「怜奈」
紅狐「ああ、俺がだめでも怜奈がいる。最強に違いねえよ」
薫子「紅狐」
紅狐「そんで、またマック奢ってくれんのか?」
薫子「またそれか…………優勝したらね」
紅狐「よっしゃ!!!さらにやる気出てきた」
怜奈「………… 《xsmall》ほんと最高の日々だよ《/small》」
紅狐「なんか言った?」
怜奈「いや、何でもないよ」
薫子「そろそろ帰るか」
怜奈「そうだね。」
紅狐「おう、また明日な」
…………………………………………………
次の夜
紅狐「…………」
怜奈「…………」
薫子「………何で練習してんの」
紅狐「技がもうすぐ完成すんだよ」
怜奈「そうそう、だから練習してたって訳さ」
薫子「全く………これで明日バテたりしても知らないよ」
紅狐「大丈夫、試合中は最高のパフォーマンス出せるよ」
怜奈「………」
紅狐「大丈夫だ、お前もいる」
怜奈「………そうか」
薫子「さぁ、帰るわよ!」
薫子「決勝の相手どう思う?」
紅狐「どうって?何とも思わねーよ」
薫子「私たちと同じで去年まで無名だったんだよね」
怜奈「………そうだね、とんでもない選手が入ってきたって言ってたよ」
紅狐「………果たしてどんなもんやら」
怜奈「私たちに似てるね」
紅狐「あーそう」
薫子「適当ねほんと」
紅狐「……でも始まらないと分からないことも多いからな」
怜奈「それは言えてるね」
薫子「まぁ、確かに2人が負けるところなんか想像できないかも」
紅狐「…………」
怜奈「……勝つよ、絶対。全国に行こう」
薫子「……期待してるね!」
…………………………………………………
『さぁ、やってまいりました!!!サッカー中部地方大会決勝戦です!!!』
監督「…………ついにこの時が来た。今日勝てば全国大会だ」
紅狐、怜奈「……………」
松間中キャプテン「みんな、ありがとう。そしてもっともっと進んでいこう!!!目指すは全国制覇だ!!!」
「おう!!!」
監督「…………思いっきりぶつけてこい!」
士気が上がる
両チームポジションに着く
紅狐「…………強いやつは誰だ?」
怜奈「………居ない」
紅狐「はい?」
怜奈「おそらく、ここに来てない可能性が高い」
紅狐「………まじかよ」
怜奈「だがこれはチャンスだぞ。」
松間キャプテン「その通りだ、居ない間に差をつけてしまうが吉だ」
紅狐「……………あんま気乗りしねぇが仕方ねぇか」
怜奈「これも勝負の世界だからね」
紅狐「………そうだな」
前半終了
5-0
「ハァハァハァ、何であいつこねぇんだよ」
「だか、5点で抑えたのは上出来だろう。あいつらは強いし」
敵監督「あの馬鹿はいつまで寝てやがる!!」
「…………遅れた」
「「「!?!?!?!?」」」
敵監督「何を寝坊してるんだ甚冥!!!」
甚冥「………ふぁぁぁ、遅刻はまずったかな。」
敵監督「すぐ出れるんだろうな?」
甚冥「…………当たり前だろう、誰に言ってんだジジイ」
紅狐「…………あれがか」
怜奈「………ああ」
『さぁさぁさぁさぁ。全国大会をかけた後半戦が始まるぞ!!!』
甚冥「……………」
紅狐「………なんつう身体してやがる」
怜奈「とても同じ中学生とは思えないな」
甚冥「………俺の事ジロジロみてなんだ?知り合いか?」
紅狐「………お前なんか今日知ったよ」
甚冥「同じだ私も女の顔を覚えるのは苦手だ」
『さぁ、再開です!!!』ピー!!!
甚冥「…………」ボールを持つ
紅狐「……さぁ、お手並み拝見と」
ギュン!!!!!!!!!
紅狐「!?!?!?」
怜奈「嘘だろ!?」
薫子「鬼頭が反応もせずに抜かれた!?」
甚冥「…………ふっ」
怜奈「させねーよ!」
甚冥「………おせぇな」シヤッ!!!
怜奈「!?!?」
『おおっと!?行きなり2人抜きだ!!!』
甚冥「…………」ニャ
「!?!?!?!?」
あっという間にMF.DF陣を抜き去る
監督「ば、馬鹿な!?何が起きてると言うんだ」
甚冥「…………」
GK「………くっ!」
バシュン!!!
GK「は?」
『ご、ゴール。はやい、早すぎる!!!!試合開始から1分もたっていないぞ!!』
甚冥「…………」
紅狐「やるじゃねえか………怜奈!!!次やり返すぞ!」
怜奈「分かっている!」
ピーーーーーーー!!!!
紅狐「おらぁ!!!」
甚冥「…………」
スッ!
紅狐「は?」
怜奈「紅狐!!!」
紅狐「ちっ!!!」
「お、おい!!!」
甚冥「…………」
「!?!?…………」
紅狐「怜奈!!!こっちガラ空きだ」
怜奈「任せた!」
紅狐「喰らえ、居合 紅火」ドガッ!!!!
怜奈「!?!?!?」
監督「…………なんて事だ」
薫子「………まさか、ここまでなんて」
紅狐「な、なんだと」
甚冥「いいシュート持ってんじゃねぇか。私以外だったら止めれないかもな。が残念その私が相手なんだよ」
紅狐「くっ…………そが」
バァン!!!!
甚冥「…………」
監督「………まさかギフテッドか?」
薫子「ギフテッド?」
監督「神からの贈り物と呼ばれる選ばれた人間だ…………これまでのデータにも技の使用を一度もしていない。なるほど、これなら必要ないからな」
薫子「………ただの化け物じゃないですか」
監督「だが、あいつを倒すことが出来るのは紅狐と玲奈しかいない。僅かだが希望はある」
薫子「………鬼頭、灰崎」
甚冥「………………」
バシュン!!!
『ご、ゴールあっという間に2点!!!逆転も夢ではありません』
甚冥「……こんなもんか」
紅狐、怜奈「…………」
監督「………」
紅狐「………くっ、どうすれば」
怜奈「………紅」
ピーーーーー!!!!
紅狐「怜」ギュン!!!
甚冥「………」
怜奈「!?さっきよりさらに早い!!!」
甚冥「………」
紅狐「だぁぁぁぁ!!!」
甚冥「………無駄だ」
怜奈「紅…………はぁぁぁぁぁ!!!」
監督「………紅、怜奈…………」
薫子「あの2人があんなに泥臭くプレイするのみるの初めてかもしれません」
監督「………」フフ
立ち上がり叫ぶ頑張れ!!!
紅狐!!!怜奈!!!
紅狐「………!!!」
怜奈「!!!」
甚冥「!?」
2人がかりでボールを奪う
『!?!?おおっとここで鬼頭と灰崎のコンビネーションプレイで品黒からボールを奪取』
紅狐「怜奈!!!あれやんぞ!」
怜奈「ああ!!!」
ボールを上に蹴り飛ばし紅狐か俺に追いつき、ボールを乱打
紅狐「うらぁぁぁぁぁぁあ」
さらにそこに怜奈が
怜奈「!!!」
蹴ったエネルギーをボールをぶつけ、本人も上に飛ぶ
紅狐、怜奈「「喰らいやがれぇ!!!」」
ボールが日を浴びて燃え上がる
紅狐、怜奈「居合足刀 日輪!!!」
ゴォ!!!
『今までにみたことのないシュートだ!!!』
薫子「!!!完成してたんだ!」
紅狐、怜奈「いけぇ!!!」
甚冥「…………やるじゃねぇかよ。」
紅狐、怜奈、監督、薫子「!?!?」
置き去りにしたはずの甚冥が戻ってきていた
相手GK「!?!?」
甚冥「邪魔だ離れていろ」
紅狐「いや、俺たちの最高の技だ!!!」
怜奈「行ける!!!」
甚冥「………まさか本気を出すことになるなんてな」
その瞬間
紅狐、怜奈「!?!?」ゾクッ!!!
「!?!?」ゾクッ!!!
誰もがサッカーで感じたことの無い感情を感じる事となる
恐怖
甚冥「!!!」
足でボールを叩きつけるように蹴る
紅狐「!?!?」
怜奈「………う、嘘だろ?」
甚冥「…………はぁぁ!!!!!」
ドガン!!!!!!!!!!
紅狐、怜奈「…………」
甚冥「……………」シュウウウウ
『と、と、と、とめたぁ!?!?!?!?』
甚冥「……これでトドメだ」ギュン
紅狐、怜奈「……………」
ドサッ!!!
監督「紅狐!!!怜奈!!!」
薫子「!!!!!!」
薫子は目を瞑る
バシュン!!!
『!?いつの間!?これで3点目だぁ!!!』
甚冥「…………暇つぶしくらいにはなったかな」
「圧倒的すぎる」
「試合になってねぇ」
甚冥「………」
紅狐「……………………………」
怜奈「こんな化け物にどうやって」
紅狐「………」ジジ
『さぁ、5点あった差もあっという間に2点差にこのまま逆転してしまうのでしょうか?』
甚冥「さてと、3点とって終わりだな」
怜奈「………くっそ。終わりなのか」
紅狐「……………」
ピーーーーーーー!!!
紅狐「………」
怜奈「くっ………」
ギュン!!!
甚冥「………」
怜奈「………ここまでなのか」
甚冥「………4点」
ドガンンンン!!!
甚冥のシュートが何者かによって中断させられコート外に
甚冥「…………まじかよ」
怜奈、監督、薫子「!?!?!?」
全体が静寂に包まれる
紅狐「……………」ジジジジ
次の話で過去編は終了します