今回で過去編は終了します。
甚冥「まじかよ…………」
紅狐「……………」ジジジジ
『と、止めたぁ!!!!』
紅狐「………」ギュン!!!
甚冥「…………」ギュン!!!
『す、凄まじい速度の攻防だ!!!!!!』
紅狐「……………」
甚冥「俺の本気について来るとはネジぶっ壊れてんなお前」
ギュン!!!ガツ!?
監督「……………紅狐の奴まさか、ゾーンに!?」
薫子「ゾーンってあの?」
監督「ああ、100%を可能にする状態だ、だかそれ言えの反動も大きい」
薫子「!?!?」
監督「持って1.2分だろうな」
紅狐「……………」ジジジジ
甚冥「すごいなほんと、でも後何秒持つんだ?」
紅狐「………!!!」
紅狐は甚冥を抜き去る
!?!?!?
そしてシュートを放つが………
ゴールを大きくそれシュートを外す
怜奈「!?!?紅狐」
紅狐「…………くっ」
甚冥「…………」
紅狐「………」
薫子「も、もうゾーンが!?」
監督「…………」
薫子「監督!!!紅狐は限界です!!!交代を」
監督「…………いや。まだだ」
薫子「監督!?」
監督「ゾーンは100%出せる代わりに体力の消耗は激しい、だが、安っぽいことでは決して無い、そんな事は紅狐は理解しているはず」
薫子「それはどう言う」
監督「自分でゾーンをわざと止めたのかもしれない」
薫子「!?」
監督「そう考えると、あのシュート外しもブラフの可能性がある」
薫子「ゾーンって自分で発動は出来ないんですよね!?」
監督「そうだだから体力切れの可能性もある。だが、紅狐を見ても動揺、雑念などは一切感じない。もしかしたら」
あいつはゾーンから何かを得た或いは来る時のために温存しているのかもしれん
甚冥「………なんだ、もう終わりかよ?」
紅狐「…………」ハァハァハァ
甚冥「つまらん幕切れだな」
その後、甚冥は緩める事なく、2回ゴールを決め5-5の同点に。
残り時間は3分
紅狐「………」ハァハァハァハァハァハァ
怜奈「紅狐!!!」
松間キャプテン「大丈夫か!!!紅狐」
紅狐「………キャプテンお願いが」
……………………………………
『さぁ、まさかまさかの5点から一気に同点で追いつき、同点に。次点を取った方が全国に進む事でしょう!!!』
怜奈「…………紅」
松間キャプテン「…………」
甚冥「なんだ、もう終わりか?」
紅狐「………」ハァ ハァ
ピーーー!!!
怜奈「キャプテ」ギュン!!!
怜奈、キャプテン「!?!?」
甚冥「これで紅狐を抜いたら終わりだ」
紅狐「……………」
甚冥「お前のおかげで本気の勘が戻った」
誰もが紅狐が抜かれて、松間中の敗北と思っていた
よぉ、久しぶり
甚冥「!?!?!?」
甚冥はドリブルを中断した。
何故ならボールを取られることをイメージしてしまったからである
甚冥「………なんだと」
紅狐「………掴んだ」ハァ
甚冥「………何」
紅狐「核心を」ハァ
甚冥「………だからなんだよ?」
紅狐「お前の敗因は点を入れるのに時間をかけすぎたこととトドメをするために俺の目の前に来てしまったこと」
紅狐は手を伸ばし、顔を上にあげ、半狂乱のように言う
甚冥「勝負はこれからだろ?」
紅狐「そうかもなぁ!!!!!」
「!?!?!?!?!?」
紅狐「…………」
甚冥「………」
甚冥は跪く
紅狐「…………」
全線にボールを蹴る
怜奈「!!!…………任せろ紅狐!!!」
ボールを持つや否や古武術のような構えをし、ボールの中心に向かって放つ
怜奈「…………紅月」
監督「!?!?あれは」
薫子「!?紅月」
そして
紅狐「…………くたばれ」
ボールに炎のU字の円を描きそこに刀を抜いた侍のように足で蹴りかかる
紅狐「居合足刀 壱の型 火月」グォン!!!
怜奈「!?!?」
監督「居合足刀を1人で!?」
薫子「…………本当すごいね、紅狐」
こうして試合は終了
紅狐はゾーンの世界を体に吸収し、そして居合足刀を1人でできるようになり
最強になった
が、しかし。松間中対甚冥の今島院の試合は永久に闇に葬られる物となる
優勝後
紅狐「…………」
怜奈「紅凄かったな!」
紅狐「………ああ、ありがとう」
怜奈「紅?」
紅狐「………くぅ、腹減ったな。マック楽しみだ」
怜奈「………(いつも通りだな)」
紅狐「………怜奈。俺さ今回の試合で色んな成長した」
怜奈「………そうだな」
紅狐「最強になった気分だった。けどな、最後のチェインシュートで思ったんだ。俺はじゃなくて俺と怜奈2人で最強なんだって!!!」
怜奈「…………紅」
紅狐「俺1人じゃ勝てなかった。紅月を見てやっぱり怜奈はすげぇって思った」
怜奈「………ふふ、嬉しいよ。けどな、ゾーンの力の吸収。そして居合足刀の1人で使用。お前は最強になったんだぞ?」
紅狐「………いいや、俺は怜奈がいてこそ最強なんだ」
怜奈「紅狐……………」
ズズズ
紅狐「だからありがとな怜奈」
怜奈「………ああ。これからもよろしく」
ドズン!!!!!
紅狐、怜奈「!?!?!?!?」
咄嗟に怜奈が鉄骨を蹴り返す
紅狐「!?す、すまない怜奈」
怜奈「………大丈夫だよ。鉄骨なんか落ちてくるなんて危ない所だな」
紅狐「…………!?」
さらに複数の鉄骨が落ちてくる
怜奈「はぁぁぁぁぁあ!!!」
全てを蹴り飛ばす
紅狐「……本当にごめん。怜奈もう足上がらなくて」
怜奈「仕方ない、あんないい試合したんだから」
紅狐「……ありがと」
怜奈「!!!あ、危ない!!!」
ドン!!!
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
怜奈は庇った際に頭を打ちそして落ちてきた鉄骨は足を直撃、病院に搬送され。意識を取り戻し、奇跡的に何もなく退院できると思った矢先
怜奈「………あれ?………足が」
怜奈は右足が動かなくなった。
原因は鉄骨が足に落ちた衝撃による神経へのダメージだ。
リハビリで動くようにはなるかもしれないが、サッカーは2度と出来ないと宣告されたのだった。
紅狐「怜奈………俺」
怜奈「紅のせいじゃない、それに俺があそこで庇えてなければ紅が死んでいたかもしれない。それに比べればましだよ」
怜奈はそう言うが、俺は自分が許せなかった。俺が体力を使い切ってしまったから、疲れてる中移動についてきてもらったこと。
紅狐「…………」
ガラガラドン!!!
キャプテン「た、大変だ!!!紅狐、怜奈これを見ろ」
スマホの画面を見る
怜奈「!?な、なんだと」
『中学3年生の品黒さんが鉄骨によって潰され、遺体で発見されました』
キャプテン「…………まさかとは思うが2人に起きたことって」
怜奈「…………誰かが狙ってしたのかもしれない」
紅狐「!?!?」
キャプテン「2人には黙っていたんだが、こんな記事があった」
記事を見せる
怜奈「…………は?」
紅狐「…………」
『品黒甚冥そして、鬼頭紅狐。この2人は兵器の可能性大。異常すぎる身体能力に注意』
紅狐「………こんなことが書かれていたのか」
キャプテン「…………ああ」
紅狐「……………そうか」
怜奈「紅狐はどうなるんだ?」
キャプテン「これは俺の読みだが、おそらく奴らは仕方ないの無い死を狙っている、まさに仕事場の鉄骨が落ちた……とか」
紅狐「………なるほどな」
キャプテン「………だから、おそらく何処にいても狙われるだろう」
紅狐「そうか」立ち上がる
紅狐「ちょっと準備してくる」
怜奈「………顔出すんじゃねえぞ」
キャプテン「お、おい!!」
パタン
怜奈「……………あいつの考え分かったよ」
キャプテン「!?」
こうして、紅狐は松間中、いや日本から姿を消した形になった。
そして半年が経った頃
怜奈「…………」
私は初めから紅が行った場所は分かっていた。警察、自衛隊、親、同級生みんなが聞いてきた
怜奈「はぁ俺も逃亡人か………」
ガチャ
薫子「よっ!灰崎」
怜奈「!!!薫子」
そういえば1人だけ聞いてこず、いつも通りでいてくれた奴がいたっけな
薫子「………今日から鬼頭のところ行くんだろ?」
怜奈「!?!?」
薫子「なんとなく、そんな気がしてさ」
すると薫子は話す
薫子「1ヶ月前紅狐が出ていく前に会ったんだ。それで1ヶ月後に怜奈も来てくれるから寂しく無いって言ったよ」
怜奈「!?!?」
薫子「だから、早く行ってこい!」
怜奈「………ありがとう。」
薫子「………またいつか、会えるよね?」
怜奈「ああ、約束するよ」
そして今までこの廃校を借りて2人でそして後に4人で生活することとなる。
現代
紅狐「これが私と怜奈のこれまでの人生」
白蘭、海未「……………」
紅狐「………いい話じゃなくてすまない」
海未「紅狐はさんはみんなの為に去り。怜奈さんはついてきてくれたんですね」
紅狐「ああ」
白蘭「………そんな事があったのか。何も知らなくてすまない」
紅狐「………何もわからなかったからこそ。私は2人にこう話す事ができた。ありがとうな」
白蘭「…………」
海未「そういえば、ミナさん、レナさんは?」
紅狐「………ミナとレナは親から虐待を受けていたみたいなんだ」
白蘭、海未「!?!?」
紅狐「それでここの近くにたまたま家出で来ていたから保護した」
白蘭「そんな心もない奴がいるとはな」
紅狐「ああ、奥底から怒りが湧いてきたよ」
海未「それで紅狐さんと怜奈さんで2人を」
紅狐「ちゃんと育ててやれているか分からないけどな。今ではあんな口調になっちまってるが。まぁけどな」
医務室
怜奈「あの2人を救えて本当に良かったと心の底から思ってる」
「…………………」
怜奈「………色々あったけどここでの暮らしは幸せだからな。足もダメになってしまったけど、GKならできるし、3人が居るから生きていける」
千歌「………なら、尚更ミナちゃんとレナちゃんを取り返さないといけませんね」
怜奈「そうだな………」
真姫「………特訓しましょ!」
「!?!?!?」
真姫「戦う理由も意味も話も全部整った。後は実力だけよ!」
凛「真姫ちゃんの言うとおりにゃ!今できることはいつ来てもいいように特訓することだけだよ!」
怜奈「真姫、凛…………そうだな」
梨子「待ってください!!!整理しないといけない事もあると思います」
千歌、曜「梨子ちゃん!?」
梨子「考えていた事があるんです。アクマーズとの試合の後半仮面の人が来てから明らかに動きがおかしかった。特にミナちゃん、レナちゃん、そして善子ちゃんの」
花陽「そうですね。何か躊躇していたと言いますか」
怜奈「………私から言えることは2つ。一つ目は千歌が攫われようとしていたと言う事」
「!?!?!?!?」
千歌「ち、千歌が!?」
怜奈「うん、あの3人の目線、そして善子ちゃんの感情から見るにおそらくだけれど」
曜「で、でも千歌ちゃんは何もされてないですよね!」
怜奈「………私が足を攻撃された時こう言った。目的はこれで完了と」
千歌、曜「!?!?!?」
梨子「と、言うことは千歌ちゃんを狙う必要性は無くなった又は今回は諦めたかのどちらかだけれど」
真姫「怜奈さんに聞こえて感じでは諦めたかのではなく。必要性がなくなったと見るのがいいのかもしれないわね」
怜奈「………だが、0では無いからな一応単体行動は禁止。3人以上で固まって行動、そして異変があれば音を出す、連絡するなどで対処。
しばらくこれで行こう」
千歌「……………」
梨子、曜「………千歌ちゃん?」
千歌「でも、なんで私だったんだろう。私は別に普通に人間なのに」
「………………………」
怜奈「………千歌、日本代表にも選ばれているお前が普通だと?自身を持て」
千歌「!!!」
怜奈「お前は凄いんだぞ」
千歌「………怜奈さん。ありがとうございます」
怜奈「と、言うわけで。ここからのチームを決める。紅狐と白蘭と海未は紅狐から連絡が来たから安心しろ。まず俺のところは…………」
………………………………………………………
ベルゼブブ「………ヨハネ様九堕天揃いました」
堕天使ヨハネ「さぁ、始めようか」
今回で過去編は終了します