悪魔達に支えられた人間   作:武田光璃

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一話

「…………フェンリル、喰らえ。」

 

「任せな。」

 

公安対魔特異4課、デビルハンターとして働いていた。デビルハンターとはこの世界にいる悪魔を退治する人達のことを言う。悪魔とは人の恐怖から生まれるもので人の体を乗っ取ったりしまうのだ。そして好んで人を殺して食べる事もある。デビルハンターは友好的な悪魔達と契約することでその悪魔の力を使うことが出来るのだ。今、悪魔を退治している男、アキラは狼の悪魔の力を使いとある悪魔を退治していた。

 

「食べていいやつだよな?」

 

「いいぞ。」

 

アキラはそう言うと狼の悪魔、フェンリルはその悪魔を食べていた。アキラはタバコを吸い始めていた。すると後ろから足音が聞こえてきて

 

「アキラ先輩、終わりましたか?」

 

「アキさんか。歳上なんですから先輩は辞めてください。」

 

「それでも先輩ですから。」

 

早川アキ、アキラの一年後に入ってきた男で一歳年上である。

 

「それにしてもよくそんなに仲良くしてますね。悪魔なんて酷いヤツらだらけでしょ。」

 

「俺に取ってコイツらは大切な存在だからな………」

 

アキラはそう言いながらフェンリルの喉元を擽ってあげていた。

 

「マキマさんが呼んでましたよ?いつも話してますけど何を話してるんですか?」

 

「別に〜?アイツが勝手に話してくるだけ。俺は聞き流してるよ。」

 

アキラはそう言うとアキと一緒に帰って行き公安本部に着いていた。アキラはある部屋に入ると

 

「ご苦労さまだね。いつも迅速な対応だって民間からも言われてるよ。」

 

「そんなことを言うために呼んだんじゃないだろ。要件を話せ。」

 

東京公安本部の責任者であるマキマ。アキラはこの人物がどうしても好きになれなかった。人を人として見ていない感覚に陥ってしまうからだ。

 

「銃の悪魔の破片はあったかな?」

 

「これだろ。全然小さいものだったけど民間が手に負えない理由が分かったよ。」

 

アキラはそう言いながらソファーに腰を下ろしながらチョコを食べていた。

 

「ってかよ、銃の悪魔ってどこにいんだよ。破片が集まり始めてるけどまだ動いてねぇのか?」

 

「そうだね、あと少しって所かな?」

 

「はぁ〜。」

 

アキラが言っていた銃の悪魔、それは世界に脅威を振りまいた悪魔である。その悪魔は7分間で110万人殺しているのだ。悪魔はその悪魔に対する恐怖が増せば増すほど強くなるのだ。

 

「っで今からお出掛けで。」

 

「うん、ゾンビの悪魔を倒しにね?」

 

「どうぞ行ってくださーい。」

 

アキラがそう言うとマキマはコートを着て部屋から出ていった。

 

「いいのか?アイツの考えは何か知らんぞ?」

 

「いいよ。どうせこっちには何も興味がねぇんだから。」

 

アキラはそう言うと部屋から出て行き、報告書だけ書いて本部を後にした。家に着くと同時に身体から三体の悪魔が出てきた。

 

「あ〜やっと出れたー!」

 

「あの鳥の悪魔、美味しかったな。」

 

「俺も喰いたかったぞ。」

 

狼の他にあと二体、鷹と鯱の悪魔が出ていた。アキラはあともう一体、契約しているのだが三体ほど仲が良くないのだ。

 

「マキマの奴………何を企んでやがる。アイツが自分で行かないだろ。」

 

「何を考えてるのか本当に分からんな………」

 

「目的があるのは間違いないけど。」

 

「待つしかないだろ。」

 

三体はそう言いながらアキラの周りにいた。アキラは疲れていたのでそのまま眠ってしまった。そして次の日にはまた悪魔退治をやっており本部に戻るとマキマと知らない少年が立っていた。

 

「アキラくんにも紹介するね。今日から4課で働いてくれるデンジ君だよ。」

 

「ん、よろしくな。」

 

「マキマさん、野郎のことなんて紹介なんてしなくていいっすよ。俺、マキマさんにしか興味無いし。」

 

「随分と正直な奴だな。アキさんと組ませたら面白そうだな。」

 

アキラはそんなことを言いながら笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキラが契約している悪魔

 

狼の悪魔

 

鯱の悪魔

 

鷹の悪魔

 

契約する為の代償はない。理由は???

 

 

??の悪魔

 

攻撃に使う時、記憶を消す。大切な記憶ほど威力が上がる。

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