「くそッ、向こうにも銃と契約してる奴がいるなんて…っ」
沢渡アカネは焦っていた。銃と契約をしてまで奪いたかったチェンソーの心臓の奪取に失敗し、その上で仲間であるもみあげの男を瀕死にまで追い込まれたのだから。
「アカネさん!」
「来たか、こいつを車に! 心臓の奪取は無理だ! さっさとずらかるぞ!」
「り、了解です!」
もみあげの男の体を子分に渡し、車に積ませる。蘇生は移動中にやればいい。
そんなことを考えつつ、体を坊主の子分…三島に渡した時だった。
「クソッ、重い… おい、お前も手伝え!」
「はいはいはいはい…ったく」
その三島は体が重すぎたのか、もう一人のニット帽の方に声をかけ、手伝わせようとした。
二人でもみあげを持ち上げようとする。だが。
「…おい! 何してんだ! 突っ立ってないで手伝え!」
「ま、待て、な、なんだ…なんだこれ?」
突然ニット帽が何かを見たかのように慌て始める。
もちろん何かあるわけでもない。沢渡はイラつき、思わず声をかける。
「おい! 何してんだ、さっさと体を…」
「な、なんか…なんか変な感じだ!?」
「そんなのどうでもいい! さっさと」
沢渡が言葉を言い切る前に、ニット帽が目の前で、何かに捻られるようにして爆ぜた。
「…は!?」
周辺に血溜まりができ、中心にはそのニット帽がきていた服が、血まみれで残され、他には何もなかった。
肉片など一つもない。まるで悪魔に肉体を食われたように。
「ひっ…ひいいいいい!?」
「…っ、」
沢渡は懐からトランシーバーを取り出し、マキマの殺害を担っていたC班に連絡するため、連絡役のE班に通信を繋ぐ。
「E班! C班に再度マキマの死亡を確認させろ! 急げ!」
『…こちらE班。さっきから、Cとの連絡が取れな』
「おい!? E班! 応答しろ!」
肉と骨の捩れるような音とともに、E班の男とも連絡が取れなくなる。
どうやら同じようにやられたようだ。
「…あの女か…!」
思わず拳を握り込むが、今は逃げるのが先だ。
沢渡は唯一のこった三島に声をかける。
「おい! お前だけでもいい、さっさとそいつを車に載せろ!」
「は、はい!」
しかし、三島も動きを止める。
「おい! 急げって言ってんだろ! 聞いてんのか!?」
「あっ…あ、ひ、」
その三島も、服と血溜まりだけを残し、捻じ切れるようにして消えた。
「クソッ、」
もはや自分だけしかいなくなってしまった沢渡は、もみあげの男をなんとか車に引き上げようと、体を持ち上げる。
そんな沢渡に、声をかける人物がいた。
「…あの。」
「っ!?」
「…あなたたち…銃撃犯、ですよね?」
「クソがっ! 蛇! 尻尾!」
自らの爪を犠牲に、沢渡は蛇の悪魔を呼び出し、そのデビルハンター…コベニを攻撃させる。
「…っ!」
「はぁ!? あいつ猿か!?」
コベニは、自分に向かってきた蛇の尻尾を足場のように使い、その上を走って沢渡に向かって行く。
沢渡はその場に落ちている拳銃をコベニにむけ、引き金を引く。
「ふ…っ!」
「嘘だろっ!?」
しかしその銃弾すらも避けられ、代わりというように包丁が飛んでくる。
「ちっ…!」
なんとかその包丁を回避するも、沢渡はコベニを倒す術はもうないと考え、車に乗り込んでドアを閉める。
その場に落ちていた銃を撃っているのか、銃弾が飛んでくるが、なんとか運転席に辿り着き、車を発進させる。
一気にアクセルを踏み、その場から離れる。
…デビルハンターだろうが人間だ、流石に車には追いつけないだろう。
「…はぁ…」
思わず息を吐きつつ、沢渡は車をヤクザの事務所に向けて走らせる。
すみませんこれで勘弁してください。澪ちゃんもえんててもダウンしてるから原作を文字起こしするくらいしかできないんじゃ…
1部アニメ、流石に原作全部までは今年中に出ないと思うので、先に2部のストーリーで書こうと思うのですがどうでしょうか
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ええやん
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1部から順番に書けカス