悪夢の悪魔   作:黒プー

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【定期】タイトル考えるの面倒くさい
あ、ルーキー日刊ランキング入りしてました、大変感謝であります。僕が確認できたのは26位まででしたが、それでも普通に嬉しいです。ありがとうございます。


デビルハンターの仕事2

「こ、この間は...す、すみませんでしたっ!」

『ほらぁ〜デンジ少年〜? こんな可愛いマムが全力で頭下げてるんだぜぇ〜? 許してあげたまえよ〜』

「別に気にしてないけどよー、なんかそっちのカマキリの足がうぜえから許さねー」

「そっ、そんなぁっ!?」

 

私は今、数日前に路地裏でボコったデンジさんの病室にアキさんと一緒に来ていた。

目的はもちろん謝るため...だけではなく。

 

『...ずびばぜんでじだ』

「気は済んだか。」

「あ、はい。お話のお邪魔してすみませんでした。」

「気にすんな。...さて。お前についてはマキマさんから色々聞いた。」

「お! なあなあ! マキマさん俺んことなんつってた!?」

 

 

デンジさんはどうやらマキマお姉さんのことが好きらしい。グヘグヘしている。正直気持ち悪い。

...でもまあ、昔牢屋で見た人たちのよりはマシかな。

 

「特別なやつとは言っていた。だg」

「うおっしゃいいいい! やっぱ俺特別なんだぁぁぁぁぁああ!」

「話は最後まで聞け馬鹿野郎! ...で、そのマキマさんからの指示だ。お前は俺の部隊に配属されることになった。」

「ぶた...い?」

「要するに、お前は俺の下だ。」

「ハァ〜〜〜〜〜!?」

 

あ、アキさん...言い方が悪いよ...

 

「マキマさんの指示だ、文句言うな。俺だって文句言いたいんだよ...」

「ちっ... マキマさんと組めると思ってたのによぉー...」

「それともう一つ。こっちもマキマさんの指示だが...お前を見張るため、今日から俺たちと一緒に暮らすことになった。」

「「...へ?」」

 

思わず私も声を出してしまう。

そ、それは聞いてないんですけど...?

 

「え、あの...は、初耳なんですけど...?」

「は? ...おいエンティティ。お前伝えとけって昨日夜話したよな?」

『だ、だってぇ〜...マムの困る顔見たかったしぃ〜』

「...困る顔通り越してあれはやばい顔だが...まあ、そう言うわけだ。遺書の許可ももらってきた、さっさと行くぞ。」

「...はっ。で、デンジさん! よろしくお願いしますね!」

「...へ?」

 

若干置いてけぼりになっていたデンジさんに、とにかく退院の準備をさせて病院の外に出る。

そして、デンジさん含む私たち三人は、歩きで一度帰宅するのだった。

 

 

 

「いちごジャムぅ、梅ジャムぅ、オレンジジャムにぃ...バターと蜂蜜だろ?...あ、あとシナモンも...」

『うっわ。独特のセンス。』

「あはは...」

 

引っ越しの日から一晩明けた朝。デンジさんの独特なジャムの塗り方を尻目に、私は葡萄パンを食べていた。

 

「最強のパンができちまったぜ〜! なあ澪! お前もそう思うだろこれ!」

「...全部載せって美味しいですよね」

『あー、マムもそっち側ねー...色々教えといてよかったよまじで。』

「...」

 

え? 好きなもの全部載せて食べるのってよくないですか? ケーキとラーメンとかの味が全く違うものはともかく。

 

「...」

「あれ? アキさん?どうしたんですか?」

「...そう...じ...」

 

改めてリビングテーブルを見ると、ジャムやバター、使われたスプーンが飛び散っており、それはもう悲惨な状態だった。澪の座っている箇所に飛び散っていないのが不思議なほどである。

 

『改めて見ると悲惨だねーこれ。』

「...手伝い、ますね?」

「...助かる。」

 

 

「はふぅ...」

『んやぁ〜、マムは脱いでもかあいいねぇ! 癒されるわぁ〜』

「...契約切りますよ」

『すみませんでした。』

 

あのあと朝食の片付けを手伝ったり、トイレで居眠りしていたデンジさんを起こしたり、消費された諸々の買い出しなんかをしていたら、あっという間に日が暮れてしまった。

 

「今日は...ハンターのお仕事してないのに...とっても疲れました...」

『あのガキめ、散らかすだけ散らかしといて後片付け全部マムにさせおって...一発殴りたいぜ...』

「ダメですからね...?」

『チェッ』

 

そんなふうにエンティティと一緒にお風呂を楽しんでいると、突然お風呂の扉が開かれる

 

「...へっ?」

「あん? なんだ、先客いたのか? 俺も混ぜてくれよっ!」

「いやっ、ちょっ...!?」

 

扉が開いた瞬間、私が開けた主をデンジさんだと認識するまでの間に、デンジさんはお風呂の淵に手をかけ、そのまま入ろうとしていた。

 

「...」

『ばっかお前! デリカシーなさすぎだろ! マム固まっちゃったじゃんか! 悪霊退散っ!』

「うおっ、なに済んだお前!?」

「馬鹿野郎なに騒いで...おまっ、なにしてんだ!? あとで入れって言ったよな!?」

 

.....はっ。 あまりの出来事にフリーズしてしまった。

 

『マム大丈夫かい?』

「へ? わ、私は平気ですよ...」

『...平気だった人は腕は震えないんだけどね...』

「...え?」

 

思わず私の右手を見ると、ライオンに見つかった子鹿のように震えていた。

左手も同じように。

 

「...あ、あれ、なんで私の手が...」

『あー大丈夫大丈夫。深く考えすぎないでね。誰も怒ったりしないよー。』

「あ...う....」

 

なぜ震えていたのか考えようとしたが、すんでのところでエンティティが呼び出した凛さん*1に目を覆われて、なにも考えられなくなってしまって...

あ...なんだか...眠く...なって...

 

 

『ふいー、セーフセーフ。』

「...今度やったらマジで家追い出すからな。うちには女子もいるんだ、その辺考えろバカ。」

「別にそこまで気にしなくても...」

『いやそれ覗き以前の問題だよ少年? あとうちのマムは結構地雷多いから気をつけてね。踏み抜いたらマムの代わりに僕がキレるよ。今回みたいなこと次やったらぶち殺すから。』

「わ、わかった...」

『うん。わかったならよろしい。じゃあ僕マム着替えさせて寝かしてくるからあとよろしく〜』

 

エンティティはさっきをしまい、さっさと隣の部屋に行ってしまった。

 

「...わかったなデンジ。澪の地雷が何かわからんが、踏み抜いたらお前は死ぬと思え。」

「...あれはやべえ。マジで気をつける。まだ死ねねえから...」

 

どうやらあいつの殺気に完全にビビったのか、デンジは静かに風呂の方に向かっていった。

 

「...無事に過ごせるといいがな...」

 

この先のことを考え、胃に錘が入ったような感覚を感じつつ、俺は早々に布団に入り、眠りについた。

*1
DBD唯一の女子高生キラー。ヴィクトル抜いたら多分最年少...なんじゃないかな?(知らん)フェイズウォークという一定時間めっちゃ移動速度早くなって姿消える代わりにその間鯖の姿も消えて追いにくくなる能力でサバイバーを追い込む。難しいけど純環境並みのパワーはある(と思う)キラー。ちなみにこのシーンの採用理由は可愛いし手足冷たそうだから。




澪たんの地雷はあちこちに溢れています。常に細心の注意を払いましょう。3回踏み抜いたら即死です。気をつけましょう。

ちなみに各キャラのイメージ像ですが、エイリゾ先生という方のキャラをモチーフに書いております。
よければ先生の漫画を見てみてください。
https://www.pixiv.net/users/682137

1部アニメ、流石に原作全部までは今年中に出ないと思うので、先に2部のストーリーで書こうと思うのですがどうでしょうか

  • ええやん
  • 1部から順番に書けカス
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