ーエレボニア帝国《ヘルダイム宮》ー
〘帝国宰相執務室〙
ー コンコン ー
????????
「何だ?何か用か?」
ー ガチャ ー
文官
「失礼します。面会のお約束をしていたお客様が御出でになりました。お通ししても宜しいですか?」
????????
「もうそんな時間か・・・構わん通せ」
文官「は・・・どうぞこちらへ」
???
「失礼します」
????????
「御苦労、卿は下がっても宜しい」
文官
「はい、失礼しました」
ー パタン ー
????????
「さて掛け給え、まず最初にサザーランド州の大型魔獣の討伐の要請(オーダー)をこなしてくれたことを感謝する。《灰の騎士》リィン・シュバルルツァー」
《灰の騎士》リィンシュバルツァー
「いえ、一人の帝国臣民として当然の事をしたまでです。《パウル・フォン・オーベルシュタイン宰相閣下》」
《帝国宰相パウル・フォン・オーベルシュタイン》
「謙虚なのは良いことだ、本題の前に幾つか尋ねたい今回の討伐にはギルドと再編された〘衛士隊〙との共同作戦だったが卿から見て上手くいっていたか?」
「ええ、特に衝突するような事もなく上手く連携していました。しかし、思い切りましたねまさかー」
軍縮して退役した兵士達の受け皿に衛士隊を使い警察としての役目を与えて帝国各地に配置するとは…
「職を与えねば不満が高まるのでな…〘クロスベル再事変〙での兵達の暴走は良い例だろう?良く訓練された兵だからこそ再就職先にはうってつけだった。帝国の治安維持には人数が幾らあっても良い位だからな」
「(思い切り過ぎて一時真意が分からないと噂が立つ程だからな…正論過ぎて逆に煙たがれる性格だから難儀な人だ。噂といえば…)そういえば宰相閣下まだ他にも公共事業をするという噂を聞いたのですが…」
「ふむ…?まぁ隠し事する様な件ではいからな、事実だ…もっとも大規模且つ帝国全土に施工する事業だ。まだ詳細は明らかにはできんが」
「少なくとも帝国経済には寄与する事業だから安心するといい、それよりも本題に入らせてもらう。卿の結婚についてだが」
「結婚ですか…しかし自分は、「お相手はアルフィン殿下やアリサ嬢、ラウラ嬢にエマ嬢にフィー嬢だ」…は?どういう事ですか?」
「言葉通りだ。卿には5人の結婚相手になって貰う(更に数が増えるかもしれんがな)無論相応の理由はある」
「なにか不穏な事を呟いたような気がしますが一旦置いときますで、理由とは?」
「まず今現在帝室は卿も知っての通り一時期よりも民衆の心象は回復したとはいえ、それでもまだ盤石とは言えない状態だ。其処で次期皇帝たるアルフィン殿下には御結婚いただき帝室の健在ぶりをアピールして頂きたいのが一つ」
「もう一つは卿らⅦ組の功績、特に卿はアルフィン殿下を賊徒共よりお救いしたり、カイエン公を捕縛するきっかけを作ったなど多大な功績を残した。他にもあるが卿には十分資格があるのだよ」
「理由は分かりましたが殿下やアリサ達の意思は…「既に確認を取っている。全員、卿との結婚を望んでいる。因みに法的には問題無いことも確認した」…ゑ?いや、俺のい「後は当事者同士で話し合ってくれ、クレア少佐後は頼んだ」はい?〘ガシ!〙って、クレア少佐?!いつの間に!」
「お久しぶりです。リィンさん早速ですが別室で皆さんお待ちですので行きましょう」
「いや、クレアさんまだ宰相に言いたい事が…って引っ張らなでください!ちょ、宰相まだ話が」
ーバタンー
「さて…これで帝国の問題の一つは片付くな、彼にはいささか気の毒かもしれんが?まぁ、見目麗しい女性に囲まれるのだから大丈夫だろう」
「後はこの事業をやり遂げるのみ…」
【帝国高速道路(アウトバーン)計画】
【次世代エネルギー炉研究計画】
中々話作るのは難しいですね