NEED FOR SPEED ~crossover~   作:アキ・レーシング

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さぁそろそろ物語に一区切りつくかなって感じのACT.35!どうぞ!


ACT.35 FASTLANE〜in Ventura〜 DAY.5

俺「取り敢えず良かった〜」

 

 

俺はFDに乗りマシンを走らせていた。NFSの世界ってエンジン死亡することあるんだな..。

警察のEMPとか、スカイハンマーとかではエンジン止まることはあるけどまさか激しい走行でオワコンになるとは思わなかった。

 

ナビ「主催者からノルマの表示です。スピードノルマ、時速190km/h。アウトランノルマ、1

   戦。ナイトロバーンノルマ、5枚。以上」

 

俺「ナイトロバーン、か....」

 

 

ナイトロバーンはスマホ版NFSであるNFS No Limitにて出てくるレースイベントで、レースをしながら某マリオカートのダッシュボードのようなモノを踏みながら走り抜く。だいぶ雑だがこんなもんだ。

 

 

俺「さて...おいナビゲーション、ナイトロバーンの位置は?」

 

ナビ「表示を開始します」

 

 

そしてナビに赤い点々がたくさん付き始める。一番近くにある点の所まで行ってみると半透明のボードが置かれており、そこを通過したマシンを見てみると一気に加速していた。

 

 

俺「やっぱマリカーだろコレ」

 

 

俺はマシンに乗り込み、エンジンを掛けた。キレイなロータリーエンジンの音が聞こえて、アイドリング音が心地いい。

 

少しだけ空吹かしをしてからマシンを走らせ始める。自分でエンジンルームを開け、確認してみたが前のエンジンと何も変わってないはずである。

 

 

俺「トラビスの野郎...上等だな」

 

 

俺の頭の中に出てきたのは金髪のいつも怪しげな笑みを零している男、トラビス。アイツはRWBのマシンを借りてきたり、派手なディアブロに乗ったアウトローのリーダーと仲が良かったりと、変わった奴だがマシンにめちゃくちゃ詳しいのも事実だ。

 

そういやエイミーとか元気かなぁ...

 

 

ナビ「レーサーからアウトランの申し出です」

 

俺「マシンは?」

 

ナビ「マシンはマツダ SAVANNA RX-3。開始しますか?」

 

俺「よし、新旧ロータリー対決と行こうぜ!」

 

ナビ「了解、認証。GET READY!」

 

 

速攻でRX-3が前に出た。急に音が変わり、圧倒的な圧を感じた。

 

 

ナビ「GO!」

 

俺「勝てる気しないけど、行くぜェ!つってもバカ速いやんけ」

 

 

圧倒的な差が2台の間でついた。だがここなら俺も本気を出せる。

 

ミサイルスイッチのカバーを開け、「ON」の方向へ倒す。だがこれだけでは絶対に勝てない。そこで使うのが...

 

 

俺「いっけェ!」

 

ナビ「ナイトロバーン、5枚中1枚」

 

 

そう、ナイトロバーンだ。エンジンに直接的なダメージを与えず一気にスピードを上げる方法。そしてコーナーでドリフトしないのもポイントだ。これが俺のたった今考えた、速度を殺さずに走る今できる最善の方法である。

 

 

俺「やっぱ無理言ってもう一本特大の付けとくべきだった!」

 

 

だがそうやって一気にスピードに乗っても、ダメだ。加速しないわけではない。むしろ350馬力で追いかけるのは無理があるってもんである。

 

 

ナビ「ナイトロバーン、5枚中2枚、スピードノルマ、クリア」

 

俺「え?」

 

 

スピードメーターを見ると時速250km/hを超えていた。まぁ350馬力あるしなんら変なことではない。

 

 

俺「でもそんなにあって追いつけないとかマジ....!?」

 

ナビ「ナイトロバーン、5枚中3枚」

 

 

どんどん加速しているのに全然追いつけない。だがそんな俺にほんの少しの希望が生まれた。

 

 

俺「やっと来たな、コーナー!」

 

 

そう、コーナーがもう目の前になってきている。

 

俺のマシンよりもスピードの出ていたRX-3は全力ブレーキでコーナーを曲がっていく中、NOSの恩恵を受けながらアウト側から追い抜いていく。

 

 

そこからは簡単な事だった。長い時間加速がかかるRX-3はそのままどんどんと離れていった

。しかも俺自身ナイトロバーンを踏み抜きながら走っていたから尚更だった。

 

 

ナビ「RX-3、ドロップアウト、勝利。アウトランノルマ、クリア。ナイトロバーンノルマ、

   クリア。DAY.5コンプリート」

 

俺「いや〜マジで危なかった...」

 

 

因みにこの日の夜RX-3のドライバーが逮捕され、エンジンが6ローターになっている魔改造車両であったのはベンチュラベイにいるレーサー達の間で暫く話題になっていた。




んでは〜!また次回!
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