NEED FOR SPEED ~crossover~   作:アキ・レーシング

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久しぶりの投稿で申し訳ない!


Chapter.2
ACT.42.5 伝説の男


???「いや〜あん時は危なかったぁ....」

 

 

そう言いながら、男は目の前に停められているBMW M3 GTRを見た。シルバーのボディに貼られた青いラインのような塗装が施され、ロールケージは勿論のこと、徹底的に軽量化されたマシン。

 

男はM3を通り過ぎ、少し奥の方に停めてあったシルバーのニッサン GT-R(R35)に乗り込み、エンジンを掛けた。

 

 

???「...行くか」

 

 

男はアクセルを踏み、マシンを加速させ始めた。走らせながら彼は、この前起こった事を思い返していた。

 

この街で毎年開催されている大型の大会、「SHOWDOWN RIVALS」。その予選の様子を見ていて、一人の男が気になった。それはこの大会を優勝したレーサー、蓮だ。どこまでも速さを追い求めながらもマシンを信用した走り。

 

 

???「似てるんだよなぁ...にしてもだな。少し飛ばすか」

 

 

男はアクセルを踏み込み、ギアを3速に入れる。ストリートにはいつものような騒がしさはなく、周りから見たら一般車の中で普通に走っているR35にしか見えないだろう。

 

 

???「この街にもだいぶ長いこと住んできたなぁ...」

 

 

ギアが4速に入り、だんだんR35の底力が見え隠れしてきている。そのまま高速道路に入り、マシンを加速させていく。

 

 

???「おっと、ちょっと飛ばしすぎたか...まぁいい。今日は気分がいいし」

 

 

一気に踏み込み、マシンが爆音を轟かせながら加速していく。さながらF1マシンのように。

いや、それよりも速い。

もう、誰も追いつけないだろう。

 

どんなスポーツカーだろうと。

 

どんなレースマシンだろうと。

 

それがF1や新幹線だろうと。

 

 

そのまま男は急に方向転換をしてガレージまでR35を走らせ、車を入れ、車を降りた。

 

 

???「オリンピックシティー・・・ベイビュー・・・ロックポート・・・ベルモントシ

   ティー・・・パームシティ・・・俺は多くの街を支配してきた。だがベンチュラベ

   イ、ここは間違いなくお前のものだ」

 

 

男は一人でそう呟き、BMW M3 GTRに乗り込んだ。

 

 

???「お前は俺と同じだ、蓮。俺やZypherたちのようにその悪名を轟かせることになる。

   その調子でいけ。いつかまた、戦えるのを待ってるぞ....なんてな」

 

 

いきなり、男の携帯がいきなり鳴り始めた。携帯を出すと宛先に「エディー」と書かれていた。

 

 

???「よぉ、どうした? Eastsiderzのリーダーさんよ」

 

エディー「お前今日のレース来るか? チームのメンバーとかリョウがうるさくってよ」

 

???「分かった。今から行く」

 

エディー「オッケー、待ってるぜ『カイト』」

 

カイト「あぁ、じゃあ後で」

 

 

電話を切ると、カイトはM3を走らせ始めた。




カイトはオリキャラではありますが、話の流れから誰かは分かったと思います。


また次回!
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