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「……んっ」
自然と目が覚めた。
目を擦りながら身体を起こす。
時間は……4時30分。
これは驚きの早さですわ。
まぁ、昨日寝たのが17時だからなぁ……嫌なこと考えたあとそのまま寝ちゃったんだよね。
にしても、お腹すいた。
そりゃそうだ、昨日お昼ご飯も夜ご飯も食べてないもん……我ながら頭おかしい。
とりあえず、シャワー浴びて、歯磨きして、髪を解かしてから制服を着る。
……さて、24時間営業のブラック企業の王ことコンビニに行くか。
朝ご飯食べたいし……にしても、なんか目が変なんだよなぁ。
なんでだれ?
……あっ、カラコン付けたまま寝たのか。
やっば、とりあえず洗面台の鏡を……よし、私の右目の瞳は青色だ。
つまり、カラコンが目玉の裏に行ったりはしてない。
とりあえず、カラコンを外して……専用の液体に浸しておく。
さて、コンビニに行こうか。
鏡には、右目の赤い瞳が映っていた。
赤い瞳は……私があの一族の一人である証。
それに比べて、左目の青色の瞳は良い。
青い瞳は、小市民である証だから。
コンビニに入ると、まず目に入るのはレジの前にいる明らかにやる気のない店員一人。
そして、次に目に入るのが。
「無料、ねぇ」
無料商品スペース、か。
割とポイント厳しいのかしら? いくらポイント変動があるとはいえ……。
何がこの先に待ち受けているのやら。
まぁ、そんな事は今は良いんだよ。
まずは今日の朝ご飯だ。
あくまで、朝ご飯だから重いのは避けたい。
となると、やっぱパンかなー。
私は、コーンパンとチョコクロワッサンをレジに持って行く。
「あー、こちらのカードリーダーに携帯端末をかざしてください」
バイトさんに言われた通りにかざしてみると……。
「おぉ、ほんとにちゃんと使える」
ピロン♪ という機械音がして、ちゃんとポイントでパンが購入された。
使えるとは言われてたけど、いざ使えるのを自分の目で見ると謎の感動を感じる。
いや、日頃から使ってるPa○Payとかと大して違わないはずなのにね。
さてさて、コンビニから出て、目の前にあるベンチに座ってパンを食べる。
……まぁ、普通のパン。
当たり前か。
パンをモッキュモッキュと咀嚼しながら空を見た。
おー、ちょうど夜明けね。
綺麗……。
にしても、細かい今後の方針どーしよっかな?
……うーむ、よしっ。
「手駒を増やそう」
クラスリーダーになるにしろならないにしろ、他クラスの手駒はクラス間の競争に役に立つ。
やる事はいつもと同じだ。
敵を私の親愛なる民草に変える。
簡単なことだ。