ようこそ神聖なる教室へ   作:神代リナ

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一万UA超えました。まさかこんなに読んで貰えるとは思っていなかったので驚いています。
読者の皆様、ありがとうございます。


第九話 ネタバラシ

 さぁ、この1ヶ月で何をしていたかを早速振り返ろう。

 

 入学から2日目にとりあえずA、Dクラスの生徒(Cクラスの生徒はとりあえず石崎君で足りてるので増やさなかった)を駒にするという方針を立てた私は、AクラスとDクラスの情報を集め始めた。

 それから2日もすればこの2つのクラスの詳しい内情は判明した。

 そしてそれらの集めた情報を元にA、C、Dクラスに対して色々としたのだが……まずはAクラスに対する工作について話そう。

 

 Aクラスはリーダー格の生徒が2人いて、対立構造が出来上がっているということが分かった。

 そして、そのどちらの派閥にも属さない生徒も少数ながらいることも判明。

 

 この、どちらの主流派閥にも属さずに中立を貫いている生徒たちをある程度組織化したいと考えた私は、ある人物に目をつける。

 それがAクラスの女子、神室真澄だ。

 どうやら彼女はAクラスの中で孤立しているらしく、とても接触しやすかった。まさしく、理想の人物。

 彼女を可能な限り付け回して、彼女が万引きする瞬間を動画に収め、それを使って、彼女と交渉。

 無事、神室さんは私の駒になった。

 

 それから、彼女を突貫工事でかろうじてリーダーとして振る舞えるように(石崎君と同時並行で)教育して、Aクラスの第三勢力"中立派"を結成することが出来た。

 

 中立派はリーダーの神室さんを含めて6人の弱小派閥であり、主流派である葛城派や坂柳派と比べると影響力は微々たるものだが、今後主流派がやらかした時の受け皿となれる事を考えると、結構成長の芽はあるだろう。

 

 次に、Dクラスについてだが……このクラスには大した工作はしていない。

 理由は単純、そもそもクラス崩壊を起こしているから(今は)工作する必要がなかったのだ。

 実際、0CPだし。

 

 とは言え、()()()()以上ここから盛り返してくるのは確実なので、いつでも情報を得たり、内部工作が出来るように1人くらいはDクラスから駒が欲しかった。

 

 そんなことを考えながら外を歩いていたある夜、人気のない場所で堀北鈴音なる人物の悪口を叫びながら柵を蹴り飛ばしている櫛田桔梗を見つけた。

 

 櫛田さんは、恐らく一年生の全生徒が知っているほどの有名人だ。

 

 彼女は、学校中のみんなと友達になることを目標としていて、彼女が属しているDクラス以外のクラスや他学年の生徒たちとも広く交流を持っている、誰に対しても気配りが出来る天使のような美少女というイメージを皆に持たれていた訳だが……それは幻想だったという訳だ。

 

 この情報は使える、そう思った私は、罵詈雑言を吐いている彼女の声を録音した上で、交渉。

 無事、櫛田さんは私の駒になった。

 

 交友関係の広い彼女から得た情報は、自クラスでの私の影響力拡大やその私の傀儡である石崎君や神室さんのC、Aクラスでの影響力拡大に多いに役立った。

 

 最後に、Cクラスに対して私が行ったことだが……石崎君の身体的・知能的な能力向上を行っただけだ。

 あとは、彼が勝手にCクラスの王たる龍園翔に対して反旗を翻したという訳だ。

 そしてその結果、無事Cクラスは龍園派と石崎派に分裂した。

 少なくともこの内戦が終わるまで、私は石崎君の師匠としてCクラスに干渉出来るだろう。

 

 これらが私が5月1日までの間に、秘密裏に行ってきた事だ。

 あとは……。

 

 私がBクラスの王になるだけだ。




これで、綾小路くんは櫛田の胸を触る機会を失いましたね……良かったのやら良くなかったのやら。
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