オーバーロード・至高なる最後とその続き   作:風水 楽

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二十話修行後のガゼフと面倒事

リ・エスティーゼ王国・王城

 

最近近衛隊の中でガゼフ・ストロノーフがより強くなったと、噂になり限界を超えた強さを探ろうと様々な人物が動いていた。

 

リ・エスティーゼ王国第3王女の兵士のクライムもその内の1人であり、最近は日の出より早く起きてガゼフが普段使っている訓練場で自主練に励みガゼフ・ストロノーフに稽古を付けて貰うのが日課になっていた。

 

「ガゼフ様は最近、足などによる攻撃をしなくなったのはなぜです」

クライムの質問に

 

「それでは強者には通じないどころか隙を晒していると思ってな、ならば剣による時間稼ぎをして王の逃げる時間を稼ぐと考えた迄だ」

ガゼフはアマノとの訓練を隠しながらそう答えた。

 

 

訓練の中クライムは青の薔薇の戦士から教わった上段からの攻撃に突きを繰り出しクライムを後方に飛ばした。

 

「体格で勝る俺に飛び上がっての攻撃は隙を晒しているだけで意味がないぞ」

アマノとの訓練で同じ事をした自分にも言うようにクライムに言う、

 

「ゴフッ、ゴフッ、 このように攻撃を受ける好きにしかならないからですか?」

 

咳き込む自分を抑えながら聞くとガゼフは頷いた。

 

 

訓練所に戦士隊がもうそろ集まるから息を整えて出るように言われたが、ガゼフ・ストロノーフの訓練から学べることがあると言い見学をする事にした。

 

鍔迫り合いから的確に自分の考えを言われ焦るもの、5人がかりで突撃をしても簡単に押され圧倒する戦士長にクライムは驚いていると。

 

「最近戦士長はより強くなられた、これ程の強さがあれば帝国にも負けないだろう」

戦士隊の1人が言うと頷くことしか出来なかった。

 

 

 

セバスは魔法のスクロールを買い、娼館から捨てられた女性を拾うと王都で店を開いた音改からソリュシャンを借りて治療を施した。

 

 

「セバス、このニンゲンはなんだ?」

天之の問にセバスは偽装工作の一環であると堂々と答えると

 

「面倒事に巻き込まれるなよ、俺はこの国の人間共を1人残らず殺しても構わん事を忘れるなよ」

 

ガゼフ・ストロノーフと言う戦士との稽古や現地民との交流などで友好的な行動を行っていた。

天之禍津神からは考えられない程の怒りを向けながら部屋を去った。

 

 

「ベル、この事はたっちさんとぷにっと萌えさんには伝えておけ。他のメンバーには言わなくてもいいが報告書にはまとめておけ」

 

天之がメイドに命じると、メッセージを使いそれぞれに報告を行った。

 

 

 

拾って来たニンゲンに王都の巡回士と娼館の責任者が訪ねて来た。

 

「いやぁ、金で女を買う行為は王国の法律で禁止されておりまして〜」

 

この人型家畜と責任者の言葉にイライラしていると

「其方の美しい奥様をこちらの娼館の埋め合わせn

 

天之の逆鱗に触れるその言葉を言い終わる前に抜刀し、スキル・無動切りと的残しと粉微塵により。

一切の予備動作無しに脳みそを残し塵すら残すことなく消滅した。

 

「おい、そこのニンゲン。今死ぬかここにてめぇは来ていない。どちらがいいか答えろ」

 

サキュロントは一瞬何が起きたか理解出来なかったが、殺気を当てると直ぐに帰っていった。

 

 

「おいセバス、俺は面倒事を巻き込まれないように伝えたよな?」

 

天之問に答えようとすると

 

「俺の命よりも大切なパートナーを持って行こうとしたんだぞ?この意味がわかっているよなぁ」

 

余りの殺気に生きることすら諦めかけるほどであり言葉を出す事出来ずにいると

 

「セバス、君の事を切り殺しかねんから少し外に出ていろ。そして夕暮れには戻って来い」

 

天之命令に従い言葉すら出さずに屋敷の外に出た。

 

 

「ベル、4人ほどセバスに付けろ」

 

天之がそういうとメイドが現れ、分身を召喚した。

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