ゲヘナ作戦の立案者であるデミウルゴスは玉座の間にモモンガから呼び出され第十階層を歩いていた。
此度の作戦はNPCが実行役になり、NPCは至高なる方々にとって有能な存在であると証明する為の作戦でありアインズ様に呼び出され内心褒められると思っていた。
「デミウルゴスよお前に罰則としてナザリック第九階層の従者見習いとしてセバスの下につけ。」
アインズ様から発せられた言葉は予想外であり、デミウルゴスの知性を持ってしても理解出来なかった。
「至高なる方々の決定に違を唱える事は致しませんが、何が行けなかったのかを教えていただけないでしょうか?」
平静をなんとか保ちながら聞くと
「いやな、 此度の作戦の内容と結果だけを見れば大多数の者が納得しているし戦果も素晴らしい、そこは事実だから心配しないでくれ。」
アインズがため息を吐きながら会議でどのように評価されたかの説明をする
「シャルティアの名誉挽回のチャンスを与えるために悪魔の指揮官したのも素晴らしい、 同僚想いの面も感じられるし事実シャルティアもやる気を見せていた。 天之さんの奥さんを危険に晒したのが行けなかっただけだ」
デミウルゴスは説明を受け優れた知性を持って分析を行っていた。
それでも天之様とその奥様を危険に晒すような事はありえない、 そのように調教を行っていた。
デミウルゴスの知性は正解にたどり着き口を開く
「ドッペルリングによる人化した姿を悪魔達は知らなかった。」
アインズが指を弾き
「正解だデミウルゴスよ。 罰則を受けることに納得したかね?」
アインズの言葉に
「どのような結果であれ守護者でも罰せられる事はナザリックの規律を引き締める事に繋がりますので、このデミウルゴスその役目を完璧にこなしてみせましょう。」
デミウルゴスがやる気になったのを見て、一安心し
「あっ、 言い忘れていたがウルベルトさんも今回の件で罰則を受けているが接触はするなよ。」
アインズが付け足すとデミウルゴスは硬直し、アルベドの元を転移して冒険者モモンとしての仕事に移った。
誰もいない玉座の間でウルベルト様も罰則?接触禁止?その内容は伏せられている?、
どのような内容か分からないことが不安を煽り硬直していると。
「デミウルゴス様、今日から1ヶ月の間新しくナザリックに来たツアレの同僚として働いてもらいますが説明を受けましたね?」
思考が定まらない中でさらなる爆弾を投下された、 あの人間と同僚として働く事に嫌悪感を抱きながらもこれも至高なる方々の為を思えば人間の同僚として働くなど造作もないこと、このデミウルゴスの有能さを証明し人間などナザリックに不要であると証明してみましょう。
デミウルゴスは思考を切り替え人間と働く事がこの罰の本質と考え受け入れ、 セバスの部下としての罰則生活が始まった。