ナザリック地下大墳墓・第6階層
かつてハリボテで心を折るだけの城郭では
「とりあえず産湯?だっけそれ準備するね」
「やまいこさんが回復魔法かければ最悪死なんだろ、行けるか?」
「任せて、僕が絶対に死なせないから」
「姉ちゃんなにやってんの!?なんで産湯が沸騰してるの赤ちゃん煮込んで食べるの!?」
「しょうがないでしょ!私だって初めてで知らないんだから」
カオスな空間が出来上がっていた。
本来なら医療知識のあるペストーニャが産婆替わりを務めるはずだったが皇帝に顔が割れていないメイドでなおかつ、高レベルで人とのコミュニケーションが取れるのかいなかった結果このような状況になっていた。
スクロールでメッセージを起動させ
「ウェディング・ベルか?頼む今すぐ来てくれ収集がつかん、赤ちゃんの取り出しも頼む。」
一方的に言うとゲートを使って現れたメイドが手を叩き
「
自身の分身を召喚しそれぞれが行動を起こし、本体は至高なるナザリックの創造主達に聞こえるような声で言うと周囲は落ち着き「やまいこ様は残って頂けますか? 我々では万が一があるかもしれないので」
とやまいこさんを連れて奥の部屋に天之と入って行く。
「あれだな、慌てるとなんにもいいことないな」
1人のギルメンが言うとその場の全員無言で頷き
「とりあえずこの城に入られないように全力で守りに着くか」
「侵入者が来たら初手
どうやって防衛するかを考え話会いながらそれぞれが配置に付いて行った。
天之は握り潰される程の力で手を握られていたがそんな事は全く気にしていなかった。
それよりもまさに獣と言うにふさわしい声で来るしみながら呼吸する妻と子供の事した頭になく、回復魔法をかけているやまいこも辛そうな表情を浮かべている。
どれほどの時間が経ったのか分からない、それが1日なのか1時間なのかそれとも数分なのかも判断できなかったが子供が生まれ産声を上げて、 月詠のHPをアイテムを使って確認すると4分の1もないが確か生きていることが分かり安堵からか一瞬ふらつきそうになるが、 無事に生まれた双子の赤ちゃんを月詠の肌の上で産声を上げ終わり呼吸が安定してきたのか落ち着いた呼吸音がその空間に広がっていた。
ウェディング・ベルは探知特化の分身体から受信していた、 情報からなんとなく知っていたが目の前で生まれた子供から放たれていた。
その力はパッシブスキル 永劫の蛇の導きを含む幾つかのパッシブスキルを引き継いでいた事を唯一感知することができた。
生まれた双子については次回詳しくやります。
次回は火曜日になります。